サスペンションメンバーブッシュ交換準備


リアメンバーを降ろしました。


最も酷かった運転席側後部のブッシュは上部まで破損していました。
基本的には4箇所全て痛みが酷く、1990年から使用していると考えれば使用期間は33年ですので、非常に”良く持った”かと思います。


リアメンバーが降りたことにより、シャーシの点検などもやり易く、ボディの腐食やクラックの発生が無いか点検を行います。


先に33年持ったブッシュだと書きましたが、この時代の日産車は本当に作りが良く、シャーシから伸びたメンベー固定用のボルトを見てください。
錆1つなく新品そのものです。 当然交換歴はなくオリジナルの状態ですが、メンバー〜シャーシの隙間から雨水等が侵入しないよう設計されている為、
全くのノーダメージです。 反面、Z33などは酸化の影響で白錆の発生が多いです。 今回気がついたこともありますので、目が届かない箇所にも気を配るようエンジニアに指示を行いました。
« 駆動力を支え... しなやかに、走る »