内装カスタマイズ

もうすぐ20万キロ走行のK作さんZ32
タバコをお吸いにならないK作さんの車内は比較的きれいな状態で保たれていますが、純正のRECAROシートのサポート部は潰れていたり、ジャージ生地の内装材を綺麗にしたいということでカスタマイズ依頼を請けました。


今回の変更ポイント
・純正レカロSR-Ⅲ⇒新発売 RECARO SR-Ⅶ(カムイ/シルバー)
・ドア内張り張り替え⇒アルカンターラ 
・コンソールBOX等張替⇒アルカンターラ
その為、一旦内装はバラバラにして張り替え業者へ送ります。
この時の納期は約2週間でした


その間、別にオーダー頂いていることがありますので着々と進行していきます。
エンジオイルの交換や水温計の増設等など・・・

そんな中 ついついうっかりメンテナンスを怠っていたのがエアフィルターの交換
K作さんはARCインダクションBOXを使用しています。 Z32はエアクリーナーの位置が悪いので水吸いしやすいのですが、このARCインダクションBOXは水吸いもしにくく、走行風も当たりにくく最も理想的な形状をしていると僕は思っていますので、随分販売させてもらいました。 
しかしながら去年廃版になってしまいましたので、この商品は幻の1品ですよね。
ですが廃版になった今でも交換用フィルターはありますので安心して使用できます。


さて、内装が帰ってきました。
Z32レザーシート仕様の純正トリムの質感に似ています。
たしか当時はエクセーヌを使用していたと思いますので、エクセーヌの自動車用として開発されたアルカンターラを今回は使用しましたので、ある意味似て当然かもしれません。


内装を組み込みRECARO SR-Ⅶを2脚入れます。
そして完成



じゃじゃん!
ドアトリム シート センターコンソールの質感、色使いの良さが画像から伝わりますでしょうか?
ゴワゴワした純正の生地とは異なり、アルカンターラ独特のしっとりした生地に包みこまれ運転できる幸せを想像してしまいます。 
誰が見てもZ32フェアレディZとは思えないような上質な車内にカスタムしました。

いつもと同じ朝を迎え、車のドアを開けシートに座る
真新しいレカロに吸い込まれるように、しっかりと背中と肩をホールドされる。
エンジンを始動しギアを入れ走り出す
いつもと同じ朝で いつもと同じ道なのに何かが違う
太陽の強い光が車内を明るく照らしてくれる
黒でもないグレーでもないアルカンターラBK材が何か気分を良くしてくれる
トリムにそっと指を滑らすと、優しい生地には新しく命を吹き込まれた車内と言う空間に喜びを感じずにはいられなかった。
ドライブに行こう 仕事にも行こう 趣味をしに行こう
嬉しくて嬉しくて 笑みを浮かべながら今日もお気に入りのZ32フェアレディZに乗っている。
たまらないね!




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