The Ichigoichi-hey!!!
デイトナ「やまもと」の一期一へぇ!!!
オリジナルコンディションの追求。
Z32最終型が3台 点検、修理、車検の為、入庫してきました。
どの個体も15年前の車ですから、それなりに痛みが出ていますし、またそれをリペアするにあたり難題が立ち塞がってきました。
日産自動車からパーツ供給が終わってしまい、純正パーツを用いたリペアを行いたくても行うことが出来ない箇所も出始め、
例え供給が続いているパーツも度重なる値上げが続き、現実問題として純正パーツ価格の高騰も頭を悩める材料です。
例えば、内外装や電子部品などは純正部品でのみ対応可な部分
ダイナモやセルモーター、ターボチャージャーなどは、オーバーホール済み(リビルト)のパーツが入手しやすく、
クラッチや、ブレーキパット等の消耗部品は純正部品がたとえ入手できなくともサードパーティからの供給が止まることはありません。
問題は、純正部品でしかリペアすることが出来ない項目をどう上手く処理するか?になるのですが、
・モデル、グレードの異なるパーツを流用する
・何とかして修理する
・ユーズドパーツを活用する
・海外のネットワークを活用する
故障→日産部品へ問い合わせ→廃盤→終了 の流れを断ち切る為には、技術だけではどうしようも解決できない現実が待ち構えています。
これらトラブルを解決するためには
・経験
・技術
・在庫
・情報
その全てを用いるものこそZ32を最善のコンディションへ導くことが出来るのです。
それほどまでにZ32は特殊な車両へと移り変わり始めましたが、だからこそオリジナルコンディション(純正の状態)ではない、オリジナルコンディション(独自の状態)と言うスタイルが確立されるのではないでしょうか?
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