For ワインディング・ロード。



DAYTONA with OS技研 スーパーロックLSD
デフマウントブッシュの交換の際にはデフケースASSYの着脱を要しますので、その機会を利用いただきスーパーロックLSDの装着も行いました。
一般的に抱かれているLSDのイメージとはドリフトであったりサーキットであったり、どちらかと言うと“乱暴”なイメージが付きまとい、それを乗り越えたとしてもLSDの作動音に悩まされたり動きが激しすぎたり、結局のところハードなイメージに終始するパターンをこれまでも数多く見てきました。
原因というほどでもありませんが、その根本的な問題として用途を見誤っているケースが多く、一般的に販売されている機械式LSDとは『街乗りもできるけどミニサーキット~インターナショナルコースまで走れますよ』的なミディアム層を狙っていますので、本格的にタイムを求めるレーシングスタイルにも、9割9分街乗りのファンスタイルにも適応出来ません。


だからセッティングというモノが存在するわけで、作動ポイントやロック率、イニシャルトルク、さらに組み込み時のクリアランス調整など、数多くのアジャストを実行することにより狙いは定まります。
DAYTONAでは基本的に街乗り~ハイウェイ~ワインディングシーンまでを想定した用途 九州には阿蘇外輪山やまなみハイウェイ日本百名道と言う素晴らしいドライビングコースが用意されています。 
週末ももなれば九州内外より多くのドライブファンが集結し、自慢の愛車を右に左にペースよく走って行く光景を目にします。
少しタイトなコーナーで内輪が空転しスキール音を発しながら走って行く様は何とも悲しく、反面 完成度の高いハイパフォーマンスカーはオンザレールのごとくスッとした姿勢で走って行く様に絶対的な魅力を感じます。  
僕達はZでその姿を実現させたかった。 

その為には高機能なサスペンション、ハイグリップタイヤは当然必要でしたが、最もZに必要である要素はトラクション性能の確保 つまりはジェントルな機械式LSDであると僕たちは判断し、OS技研の工場長である何森(いずもり)氏の協力の下、理想的な機械式LSDを生み出すことに成功しました。





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Blogと並行して閲覧することで楽しさ倍増間違いなしです。
 
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