誇らしく生きている。


九州のZ34 nismoオーナーさんが、SACLAMサイレンサーとフロントパイプの装着のため入庫してくれました。
時代はダウンサイジングターボ、ハイブリッド もしくはEVが主流のパワーユニットへと移行している中、歴代最大の大排気量3.7L NAエンジンをつい最近まで採用していたZ34です。
大排気量NAエンジンの持つ良さといえば、やはりエンジンそのものが発するメカニカル的な動きや排気音では無いでしょうか。
そこに組み合わせられるマニュアルトランスミッション。 現代的な制御システムの中にどこか古風を残した味わい。
おそらくは、もう2度と自動車メーカーは”このような”パッケージを作ることはなく、これまでは当たり前のように触れていたZ34でも、今はなぜだか輝かしく、誇らしく思えたりもします。
また、騒音対策や自動ブレーキの義務化など、段々と車は趣味的な色合いを薄くなっていくであろうと思われる中、湿度の低い冬の季節に木霊するサクラムサウンドがとても印象に残りました。

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