AT車でしか楽しむことの出来ないメンテナンス。


”クラッチ”という固形なシステムを持たないオートマチックトランスミッションでは、動力の伝達はATF(オートマチック・トランスミッション.フルード)がその役割りをかっています。
300馬力もしくは以上のエンジンパワーからの出力を1.5トンもの巨体なボディをATFが動かすと考えれば、どれほどのストレスがオイルへ生じているかは想像するだけでも恐ろしい限りです。
それでありながらも日産自動車からのメンテナンスの推奨としては無交換。 普通の人が普通に乗って普通に動くだけならばそれでもOKですよと言う意味(と思っている)ですが、皆さんのようにアクセル踏んで飛ばしてみたり、様々なチューニングパーツを装着して楽しんだり、五感に響き渡るような高揚感を楽しむことを望むならば、もう”その”枠組みからは十分に外れていますので逆にメンテナンスの実施は推奨とされるべきです。
とは言え、Z34のように「交換は行わない」ことを前提として作られたトランスミッションは、オイルを点検、交換するためのサービスゲージは用意されていませんから、ミッション〜オイルクーラー間のホースへオートマチックオイル交換専用の機械を設置してあげて”圧送”と呼ばれる方法でオイル交換を行う必要があります。 90%以上の交換率と(循環では40%前後と言われています)全自動制御ということもあり安全に確実にオートマチックミッションのメンテナンスが出来ます。
勿論、交換後の感触も上々。 ミッションノイズは低減され、シフトチェンジ時のダイレクトさは向上、さらにロスが少なくなったことにより燃費も上昇するのですから、いい事尽くめ間違いありません。


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