ファインチューン

馬力を出す事も、補強する事もチューニングですが、本来のチューニングとはその車が持つポテンシャルを十分に出してあげる事をチューニングと言うのでは?と僕は考えてます。
派手なタービン交換の前に、コンピューターの最適化やドライビングポジションの調整 今回行ったようなコアの適正容量サイズへの変更 足の調整など等・・・
本来その車が持つ能力を限りなく出そうとすると、意外とお金もかかるし時間もかかります。 しかし、その割には見た目の変更が無かったりして以外に地味すぎることが多いです。
だけど僕等DAYTONAが手がける仕事は、そんな仕事が多いです。

今回チューンしたZ33のように誰もが見た目に変化が出ないとわかっていながらのモディファイを時間をかけて打ち合わせし、施工を行い、納車しお客さん自身がハンドルを握り走らせその変化を体で感じる。 簡単なようで難しい。
しかし、その違いを体で感じた時の喜びは誰にも解らない喜びであると思います。

ハンドルから伝わる路面状況
腰から伝わるマシンの動き
右足を1,2mm動かすだけで敏感に反応するエンジン
オーナーはファインチューンを選んだ事に喜びを感じ
車はスポーツカーに生まれた事に喜びを感じる

そんなチューニングカーが増える事を期待し そんなオーナーさんを応援したいと思います
« 地味に・・・... 連休のお知らせ »