後対応部番の落とし穴。後編。

前篇では後対応部番へ純正部品が変更になったのは良いけど、その取り付け方がまるでわからないという所で日産自動車へ問い合わせを行い回答を待つという流れでした。


約1週間回答を待ち日産自動車からの回答(説明書)は、これまで見たことのない書式でのマニュアルであることから、恐らく部品として出た履歴が無いであろうことは容易に推測できる事でした。
日本向けのロードスターモデルは生産を終了してしまいましたが、北米を含む海外向けへは生産は続行されたままですので、製造ライン上のマニュアルは存在しても日本向け整備マニュアルはこれまでに無かったこということでしょう。 どちらにしても幌の開閉に関わる大切な事項ですので、正しい部品の組付け及び調整が求められます。これに限っては純正を超える調整はないのでしょうから適切に組み込むことが最大の任務というわけです。


マニュアルさえ手に入れば・・・と思ったのもつかの間。 先に記載したように、おそらくは新車ベースでの取り付け部品と想定されているため、前期ベースに後対応部品をコンバートするという考えがどうも概念になかったようで、結構無茶なことが書かれてあったりもします。 また、幌を外さない前提での部品交換マニュアルであるため、言葉は悪いですが"やっつけ"的な項目もあるわけですが、こちらとしても工夫を行い新品の幌を極力傷つけない方向で部品を行いました。


完成しました。
やはり新品の幌は気持ちの良いものです。 





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