エンジン室から,こんにちは。


エンジン室では3型ツインターボの精密オーバーホール作業が進んでいます。
昔ながらの職人気質なエンジニアが365日24時間を常温に保ったクリーンルームにて手組みを行うのですが、結構なほどに神経質ですので入室前には「足マットで靴裏をきれいにしてください」などの独自ルールがあったりもします。
だからこそ集中して正確に作業を行うことができるのです。


現在はメタルクリアランスの測定を行い調整をしています。 試験用のグリスを塗りキャップを規定トルクで締めてもう一度外す。
すると試験グリスはキャップに押しつぶされ伸びるのですが、その伸び代でクリアランスを計測するという作業です。
通常リビルトならばSTDサイズで合わせていきますが、精密オーバーホールの場合1/1000の精度で見ていくのです。

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