最適化



南部九州からお越しのZ33オーナーさんのオーダーでSPOONリジットカラーの装着を行いました。

リジットカラーの目的、効果は『アルミカラーを装着したら剛性が上げる』ではなく『アルミカラーを装着して適正値から外さない』がリジットカラーの正しい表現です。
それが結果として高剛性を感じさせてくれることになります。
『リジカラを装着したら変わりますか?』と問い合わせをいただくことがありますが、近年 オートメーション化によって次々と組み上げれれていく自動車は、効率アップが大きな目的です。
良くも悪くもある一定の『アソビ』が無いと、次から次にはシャーシ~メインメンバーを組み立てることが出来ません。
それは量産するには最適の方法であるわけですが、しかしこのズレが多いと動く幅も大きいというわけです。
つまりリジカラを装着して変わるのではなく、適正値に導くだけで本来の設計時の寸法と言う正しい姿に戻るというだけです。 逆に『マグレ』でもない限り、ラインから流れ出てきた状態では適正値になることは不可能です。

ここでまたまた話は最初に戻りますので最初に戻って再び読んで欲しいんですが・・・(笑)
つまりはリジットカラー装着の目的は剛性をあげることではなく、整った正常な状態へ導くものというわけです。 副産物として連結剛性の確保が可能になるというわけです。


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