何処でも出来ること しかし、誰でもは出来ないこと。


Z34フェアレディZ SCにお乗りであったオーナーさんより、普段使いのスバル用へカスタムメイド・ステアリングのご用命をいただきました。

3本スポークフレームへ、2x2パターンのナッパレザー/バイカラーにセンターストライプを追加。
グリップタッチが良いように、レザーの下には0.7mm厚のウレタンを忍ばせています。
ただでさえタッチの良いナッパレザーですが、更にソフト感が増し、手がソファーに触れているかのような感覚を覚えます。
さすがに、ここまで仕上げにこだわるとカーボンステアリング以上のコストになってしまいますが、それでも運転中には必ず触れる箇所なだけに、
とことんまで理想を追求していくコダワリを僕はとても共感できます。

結局のところ、車を感じる要素とは質が全てなのです。
その質が自分に近いか否か。自分がほしい質を理解できるか否か。 オーナーさんは常に"それ”を求め、また私達は感覚のズレが生じないよう注意し、良いサービスが提供できるよう励んでいます。
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