オーナー21歳 クルマ26歳


購入したばかりのZ32だけど、ある程度の"整備渡し"契約であったこともあり、納車後間もなくして不動になってしまいました。
原因はクラッチ油圧のトラブルによる自走不可です。 
年末DAYTONAへ運ばれてきたときには、それとは別にセルモーターの不具合もありスターターは空回り。またリフトにて車体を持ち上げるとパワステ系の油圧トラブルもすぐに発見でき、オーナー氏立ち会いのもと現車を確認するけど「とにかく維持だけでイッパイです」と、パワステ系の修理は次回へまわしとにかくクルマが動くようにすることを先決しました。

個人的には一気に修理を行うように勧めるし、勿論そのような仕事をさせていただくことが多いけど、やはりそこには個々の事情、財布の事情がつきまといますので残念ながらもそれ以上の深入りは出来ません。
だけど、そんなクルマに少しでも応えようとするオーナー氏の気持は痛いほど僕にも伝わり、今では少しでもZが雨に濡れないようにとガレージの導入を計画していると話してくれました。
そのクルマはオーナー氏よりも5年も早くこの世に生を受け、そして今も頑張って動いてくれている事はクルマとして立派な仕事をしていると僕は思い、それらの仕事に携われていることに誇りさえ感じます。 
僕は少しでも早くオーナー氏が成長をしてくれ、そして相棒となるZを食べさせていけるだけのオトコになって欲しいと心から切に願っています。


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