楽しみは消費しない






今年2月にARQRAY シェーフェルンドを装着してくれたオーナーさんから『コンピューターとBIGスロットルをお願いしますね』って連絡が来ました。

最近、本当にDAYTONA SPORTS ECMやBIGスロットル、それに付随したプランをまとめたパックBのご依頼を大変多く頂いております。
ありがとうございます。

オーナーさん『このZを購入した時 “あ~ やっぱりミッション車を買うべきだった”って 少し残念な思いをしたんですよ』
そう僕に話してくれました。
『ダイレクトさが感じられない』『高回転の伸びが無い』『車が重く感じる』
本当にオーナーさんからよく聞くノーマルZの感想で、スポーツ感は思ったようには無いな~と言うところでしょうか。

『勿体ない』
僕はそう思うんです。 3.5Lもの大排気量NAマシンを走らせながら「何か違うんだよな~」って コレは何かと勿体無い。
フルノーマルの状態しか知らないからそう思う訳なのですが、例えば今日のBLOGの題材でもあるエンジン コントロール・モジュールを例に挙げますと、DAYTONA SPORTS ECMでは燃料、点火、VTC、DBW(電子スロットル)等 各項目をSPORTS最適化しています。

インストール後 試乗に出かけたらオーナーさん「うわ~ 無茶無茶速くなった」 必ずそう喜んでくれます。
だけど少し意地悪な言い方ですけど、以前TEST段階で計測した実数値で見ると、実はエンジンパワーなんて6.8馬力程度 最大トルクも僅かに上昇したくらいで驚くほどの上昇ではないです。
だけど確かに体感できる。 これはどうしてなのか?

これは演出を上手に出来ている。僕はそう皆さんに説明しています。
出力の出方であるとか、エンジンの吹け上がり方であるとか、頻繁に使用する回転域を見つけ出すとか。 
そういう感覚的なポイントを僕は大切に大切に考えています。

もう1つ付け加えるなら、他のパーツとは異なりECMというものは消耗しない。
つまりはいち早くその存在を知ったほうが、長く楽しむことが出来る。 そういう利点もありますよね! 

『さて ライトチューンも終わったことですし、僕は次 何をしたらいいでしょうか?』

いやいや まずはDAYTONA SPORTS ECMを楽しんでください。







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