The Ichigoichi-hey!!!
デイトナ「やまもと」の一期一へぇ!!!
青いりんご
ある日、大阪に住む知人から1枚の写真が送られてきました。
場所は大阪市北区中之島のある"こども本の森"
日本を代表する建築家「安藤忠雄」が大阪市へ寄贈した図書館を背面から見た絵ですが、そこに巨大なリンゴ展示されているそうです。
COVID-19の影響で今年3月に開館を予定されていた施設は無期限延期されていることもあり、普段は白い布に包まれ姿が見えないようですが、偶然にもその姿を見ることができたとのことで撮影し送ってくれました。
"青いりんご"と題されたおおきなオブジェは、青春のシンボルとしてデザインされたものです。
「目指すは甘く実った赤リンゴではない。未熟で酸っぱくとも明日への希望へ満ち溢れた青りんごの精神」
同じオブジェは兵庫県立美術館に既に飾られており、阪神・淡路大震災からの文化復興の象徴として開館した同所の設計を氏が手掛けたことや、第2展示等を兵庫県へ寄贈した事など。
もちろん"こども本の森"とは開館するストーリーは異なるのですが、大きな時代変動の再スタートとして立ち上がること、そして青いりんご。 荒波にもまれてそして立ち上がっていく行く時は偶然とはいえ、一致する事もあり「希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる」と、青いりんごを語る安藤忠雄の覚悟とも勇気ともとれるメッセージのあるオブジェが、まさかこのタイミングで現れるとは。 僕にとっては寒気がするほど震え上がるストーリーです。
特定警戒が解かれた時には、真っ先に"青いりんご"を見に行きたいと思いながらも、「もっとアップの画像を送ってくれ!」と知人へリクエストして後日送られてきた写真は・・・。
残念ながら開演を待つべく普段と同じ姿へマスキングされていました。
しかしこれは「事態が収拾した際に自分の目で見なさい」とのメッセージであると僕は受け取りました。
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