純正品はオールマイティではなく、仕様に合わせてBTO。


DAYTONA SPORTS ECM Powered by UpRev
CKV36スカイラインクーペへスポーツキャタライザーの装着を行う同じタイミングでエンジンコンピューターの最適化を実施しました。
ハードウェアが変われば当然ながらそれに準じて作動させる指示を行うソフトウェアの調整は当然ながら必須項目となり、具体的に言うならば純正→一般市販スポーツキャタライザーへ交換するだけで目標空燃比は4以上(極端に燃料が薄くなる)車によっては目標12(空気):1(燃料)に対して20:1程度まで変化することもあり、それはクルマにとってはエンジンブローをも引き起こさせる可能性は十分あり大変危険な状態を意味しています。
通常VQならばアイドリング域が最も燃料が薄く14.5:1程度です。 全開域では最も燃料は噴射し11.5:1程度。 
ですので、意外なことに空燃比の稼働レンジは通常3程度で推移しているもので、そのレシオを調整することによりフィールの変化やパワー、トルクの変化を生み出しています。 それが先にも書いたように、ハードユニットを変更したことにより4も6も変化されたのではたまったものではなく、その帳尻を合わせるためには基準値より5%程度の追加燃料を添加することにより本来の目標値に近づけることが出来ました。
また、スポーツキャタライザー使用車には起こりがちなエンジンチェックランプの誤作動にも適切に対応できる補正プログラムとして完成しています。



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