応答 後編


そもそも、コンピューターを書き換えなんかしちゃって大丈夫なの?
以前、1台のZ33がエンジン不調を理由にDAYTONAに入庫したことがあります。 
詳しくは書きませんが、あるチューニングECUを装着してから様子が変だということでした。
早速OBD2ポートよりスキャニングを実施したところスロットル回路に異常をきたしていました。 
専用の機材でダイアグ(エラー)クリアーを実施したところ、次の瞬間 勝手にエンジン全開(汗)
すぐにエンジンキーをOFFにしましたので、それ以上のトラブルには繋がりませんでしたが、一歩対処が遅ければ想像を絶する大惨事、これにはさすがに驚きました。 
DAYTONAでは純正以外のECMデーターは決して解析しませんので、そのECUデーターが何であったか?また何を書き換えたのか?までは判断できませんが、想像するからには電子スロットルマップを変にアジャストしてしまったのか、データー入力の際に何かを間違えたのか?といったところでしょうか?

このような経験を踏まえ、DAYTONAではプログラムがバグを起こさない暴走禁止プログラムを組み込んでからSportsデーターのアップデートを行っています。
当然ながら、100%暴走しないデーター入力方法を取り入れると同時に、上記の車はDAYTONA SPORTS ECMへデーターチェンジしてからは、このトラブルは確実に消去しました。

現在DAYTONAでは品質の高いライティングマシン(書き換え機材)を使用しています。 
以前は日本国内でのネットワークでの情報のやり取りが主流でしたが、今では高いスキルと世界中の最高峰かつ最先端チューニング情報を得ることが出来る環境の元 僕はECMチューニングを行っています。
特にオーストラリアやアメリカでは日本国同等 もしくはそれ以上にZ-carは愛され、様々なチューナーの手によりモディファイが行われています。
彼等との日々の情報交換は確実に僕の知識となり財産となっています。 
それら蓄積されたノウハウは全て僕1人が把握して「ハイ終わり」ではなく、DAYTONA SPORTS ECMユーザーへ還元することは当然ながら、DAYTONAに寄せられる国内外のチューナーからの質問や相談も僕の分かる範囲でのサポートを行なっています。
このようなことから、もっともっとDAYTONAは世界基準のトレンドリーダーとしての高い高い山頂を目指す必要が出てくる というのが今の僕の考えです。

話が長くなりましたが、
結論はこれまでDAYTONAで手がけたSPORTS ECMは、ただの1度もトラブルを起こしたことはありません。


いかがだったでしょうか?
ざ~と書き綴ってみましたが、上記のようにある一定の水準以上でチューニングを行なっていると自負していますのでパフォーマンスは当然のことながら、トラブル防止にも細心の注意を払っています。 楽しみ方は人それぞれだし、その判断基準もそれぞれです。
僕はリスクがある楽しみを好みません。 それは良いか、悪いかではなく、僕の考え ポリシーなのです。  
だからといって効果が薄い楽しみも僕は好みません。 だからチューニングって難しいし、最高に楽しいのです! 




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