大切なのは『中身』です。



DAYTONA Sports ECM PackBで入庫してきた21年式のZ34フェアレディZです。
この日新車3年目で迎える初回車検が完了し、その足で福岡まで来てくれたということでしたが、まだ若いオーナーが書いた受付票をみて驚いてしましました。
年齢・・・22歳!!
『ってことは19歳の時からフェアレディZに乗ってるの?』と聞いたら
「はい 僕は16歳の時から仕事をしています。 3年間ガムシャラに働いて19歳になった時 頭金300万円を持って新車を買いに行きました」と言うんですね。
「でもZ33を買おうか Z34を買おうか 当時はまだ悩んでいました。 ある日 地元の日産ディーラーにデビューしたばかりのZ34が展示してあってそれを見に行ったんです。
店長と思われるような方が接客してくれたのですが・・・
“こがんなクルマは医者か弁護士しか買えんバイ”って、全く相手にしてもらえなくて・・・。 くそっ悔しい! 絶対にこのクルマを買ってやる!って思ったんです」

結果として、その後新車のZ34を手に入れ今に至るわけで、その販売店では2台目となる新型フェアレディZの納車には19歳の若者が現れたという。 
その「医者か弁護士しか買えない」って言っていた店長さんは逆立ちしただろうなって笑いながらお話ししました。


次はDFV OHLINSを検討しているというオーナーさん。
額面上の数字は確かに「高」ではありますが、金額以上の楽しみがギュウギュウに詰まっているってこと それこそ今乗ってるフェアレディZと同じじゃないかな?
支払った金額以上の楽しみや喜びが必ずあったはずです。
車やパーツ 難しいメカ的スペックも確かに重要ですが、感性こそが最大の力なり    表向きの数字では表すことが不可能な楽しみが待っていますよ。


DAYTONA Sports ECM for 370Z


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