山本優美子さんが、8日、第 1611回の「慰安婦プロパガンダの国際性と悪質性」で、取り上げた動画「ユネスコで引き分けた慰安婦問題」の中で報告してくれていたオンタリオ州の隣のマニトバ州でも「南京虐殺記念日」制定の動きについて、産経新聞が取り上げてくれています。
産経ニュースより 2017.11.4
【歴史戦】「南 京大虐殺記念日」カナダの別の州でも法案 事件80年で制定の動き拡大、今度はマニトバ州
カナダ中部マ ニトバ州の州議会で、旧日本軍が1937(昭和12)年に中国・南京を占領した12月13日を「南京大虐殺記念日」 と定める法案を審査する手続きが進んでいることが3日、分かった。記念日制定を目指す動きは、同州に隣接するオンタリオ州議会で も動議が採択されたばかり。今年は南京事件から80年にあたることから、記念日制定を目指す動きが激しくなっている。
中国国営新華社通信によると、マニトバ州議会の法案を提出したフィリピン系の女性議員は「マニトバ州にいる多くの中国系住民の 中には、親族に南京大虐殺の犠牲者がいる人も少なくない。記念日の制定は犠牲者を追悼し、歴史の教訓を学び、悲劇を繰り返さない ためだ」と語っている。
カナダの州議会は、3段階の審議を行う「三読会制」を取り、法案は本会議での一読会と二読会、委員会審査、本会議での三読会の 後、州総督の署名を経て州法として発効する。マニトバ州議会は10月26日に記念日制定の法案について二読会を終えたという。
一方、オンタリオ州では同じ日に同趣旨の記念日制定を定める動議が州議会で採択された。当初は昨年12月に法案として提出さ れ、法案は二読会まで進んだが、委員会で審議されない状況が続いていた。法案を提出した中国系のスー・ウォン議員が業を煮やし、 法案可決の実現に向けた機運づくりとして動議を提出したとされる。
河野太郎外相は「(法的拘束力がない)動議に格下げになった」との認識を示しているが、ウォン議員は「まず動議を可決して、そ の後に法案の可決を勝ち取る」と中国メディアに語っており、法案の可決になお意欲をみせる。
7月にオンタリオ州の状況を視察した自民党国際情報検討委員会の原田義昭委員長は「動議をステップアップの材料にして、法案可 決を目指す動きが激しくなる恐れがある」と述べ、警戒を強めている。
オンタリオ州では、10月28日には州都トロントで、中国系団体などが「南京大虐殺文物資料展」を開催しており、南京陥落80 周年を前に中国と無関係の第三国で日本をおとしめる運動が活発化している。
これは、政府・外務省に、何としても阻止してもらいたいものです。
その政府・林芳正文科相が、ユネスコで演説をしたようです。
産経ニュースより 2017.11.3
【世界の記憶】「南 京」文書の開示促す ユネスコ演説で林芳正文科相、改革は歓迎
【パリ=三井美奈】パリで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)第39回総会で3日、林芳正・文部科学相が一般政策演説を 行い、日本が主導してきた「世界の記憶」(世界記憶遺産)の審査改革が先月決まったことを歓迎した。
審査改革は、2015年に中国申請の南京大虐殺資料が登録されたことを受け、日本が進めてきた。ユネスコ事務局長が諮問機関の 勧告を受けて一方的に登録を決める方式を見直し、関係国の意見表明の機会を設けることを定める内容。先月、ユネスコ執行委員会で 決議された。林文科相は、新たな審査体制で「わが国は責任ある加盟国として役割を果たしていく」と述べた。
また、「世界の記憶」について「重要な記録遺産の保存とアクセスを図ることで、相互理解を進めることが重要だ」と訴えた。ユネ スコは「世界の記憶」について、インターネットなどで広くアクセスを認めるよう奨励しているが、南京大虐殺資料は完全公開され ず、内容の確認ができないまま不透明な状態で登録されたことを踏まえた発言だ。
林文科相はさらに、「わが国は、ユネスコが『人の心の中に平和のとりでを築く』という設立理念に基づいて、本来あるべき道を行 くように、新事務局長と協力していく」と述べ、15日にボコバ事務局長の後継者として就任するオードレ・アズレ新事務局長が、ユネスコ改革を進めることに期待感を示した。
延期を勝ち取っただけで期待感なんて、のんきなことを言ってるんじゃなく、拠出金の停止を前面に打ち出して攻めるべきでしょう。当然、脱退もちらつかせて。
ここは、河野外務相の強い動きを見たいものです。と言うか、ニセ慰安婦問題を解決しない限り総理の芽はないことを覚悟して取り組んでもらいましょう。
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