昨日は、VWの不正を利用して儲けようとしな いように思える日本メーカーを、大丈夫かと心配しました。そこには、日本人の傷ついた相手を気遣う優しさがあるのかもと 書きました。
それを、証明するような素晴らしい日本を、何時ものねずさんが書いてくれています。それにしても、この心が世界に通 用するようになるのは何時のことでしょう。尤も、中韓には未来永劫、そんな日は来ないのじゃないでしょうか。
小名木善行 ねずさんの ひとりごとより 2016年03月04日
対 立よりも和
瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の
われても末に 逢はむとぞ思ふ
小倉百人一首の77番にある崇徳院の歌です。
一般には、別れても好きな人、フラレたけれどまた逢いたい人を詠んだ歌など、恋歌として紹介されている歌ですけれど、実 は全然違います。
なぜなら崇徳院は、わざわざ「瀬をはやみ」「滝川」といった激しい表現を用いているからです。
恋する人にまた逢いたいという思慕の歌なら、どうしてそんなに激しい言葉を使わなければならないのでしょうか。
崇徳院は、藤原忠通の謀略にあい、讃岐に流された人です。
これが保元の乱(1156年)で、崇徳院となる前は、崇徳天皇です。
その、元天皇が、なんと武力によって拿捕され、流罪となってしまったのです。
天皇ないし元天皇が流されるというのは、当時にあっても、あるいは現代に至るまで、ありえない驚天動地の出来事です。
そして崇徳院が流されたときの天皇は、弟の後白河天皇でした。…中略
最近、いろいろな方から、「なんだか最近、いままでの日常なら考えられないような、良い人間関係や人脈が急激に開け てきました」というお話をよく聞きます。
おそらく、いまこれをお読みの皆様にも、そのような実感をお持ちの方も多いのではないかと思います。
私はそこに、なんだか「神々の御意思」を感じるのです。
いま日本は、急速に目覚めつつあります。
さまざまな現象が、次々と起きています。
そして、ほんの1~2年前なら考えられなかったような、変化が、いま起きています。
日本は、日本の持つ本来の姿を、急速に取り戻しつつあります。
日本国内にある最大の問題は、右翼と左翼の対立ではありません。
そもそも国旗や国歌、そして国家を大切にしようとするのは、万国共通の、これは「常識」です。
日本では、国旗や国歌、そして国家を大切にしようとする人達が右翼、そうでない人達が左翼とされますが、これは実はとん でもない言いがかりです。
国旗や国歌、そして国家を大切にすることが「常識」であって、そうでない人達は世界ではテロリスト、犯罪集団として 認識されるのです。
あるいはタカ派とハト派の対立というのも大嘘です。
戦争礼賛者など、この世の異常者です。
タカ派と呼ばれていた政治家も民間活動家も、誰一人戦争をしたい人などいません。
そうではなく、これは不当な暴力からちゃんと身を守る算段をつけようとする人達(タカ派)と、不当な暴力を歓迎しようと する人達(ハト派)の対立です。
世界の常識では、そういう人達を「ハト派」とは呼びません。
ただの「卑怯者」です。
他にも、保守派対右翼とか、親米派と反米派とか、とにかく戦後の言論界をみると、これでもかというくらい、何もかも 対立に満ちているかのようです。
昨日も書きましたが、日本文化の根幹は「共感、独創、対等」です。
「対立、模倣、支配」は、ウシハク文化であり、ウシハクしたい人の取る行動原理です。
要するに「対立」をあおるのは、まっとうな考え方をする人達を、ケムに巻きたいウシハク人ということです。
藤原忠通が承久の乱を仕掛けた理由は、単に権力者としての自己の保身でした。
いま、反日活動をしている人達も、その根っこをたどせば、一国の保身であったり、敗戦利得者としての自己保身です。
そして保守の中にあっても、やみくもに敵対を煽るのは、意外と自分の自己保身であったりしているかのようです。
けれど、日本の心は、やはり「和を以って貴しと為し、忤ふること無きを宗と為せ」です。
恨んだり対立したりすること自体が、日本の心に反している。
そしていま、日本のみならず世界中の民衆が望んでいるのが、(これは今も昔もですが)まさに対立のない和と平穏です。
冒頭の崇徳院は、自分が遠島にされ、身近なものが殺害されるというお悲しみがあっても、なお、激流が岩にぶつかって 二つに割れても、それでもなお、いつかはまた一緒になろう。ひとつになろう」とお歌いになられました。
そして讃岐の国にあって、乱でお亡くなりになった人たちの供養を、最期の日までお続けになられました。
日本人ほど平和を愛する民族はありません。
日本人ほど、戦えばこれほど強い民族はありません。
なぜなら日本人は、
どこまでも愛。
どこまでも和。
だからこそ日本人は強いのです。
我が先人は、ここまで凄い国を創りあげていたんですね。今は、その素晴らしい国も、殆ど残っていない状態ではないで しょうか。それでも、世界に比べたら、その民度の高さはずば抜けているのですから何とも、凄い国だったのは間違い無いで しょう。
やはり、その素晴らしい国をもう一度取り戻し、その精神を世界に広めることこそが日本の使命のような気がします。そ れには、いつまでかかるか分かりませんが、再生に一日も早く取り組む必要があります。
それを、確実に早めるには、やはり、中韓との国交断絶こそ必要です。何で、最高と最低の国が隣同士なのでしょう。こ れぞ、神が与えた試練でしょうか。
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