団塊の世代のつぶやき

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★安倍首相、イラン訪問の成果は?

2019年06月19日 | 国際

  安倍さんが何故この次期にイランを訪問するのか疑問でしたが、もしかしたらトランプさんの依頼があったのかもしれないとも考えましたが、物事はそれ程単純じゃなさそうです。

  宮崎さんが取材旅行の前に考察してくれています。ところが、その後にタンカー攻撃があったようで、益々、どんな思惑が渦巻いているのか分からなくなりました。

  そてにしても神道の日本が一神教のイランを説得出来るのでしょうか。本来は、神道の下に世界の一神教があるという日本の素晴らしさこそがイランを説得出来るかも知れませんが、余りにも時間が無いだけにそれは今は無理でしょう。とは言え、いずれ一神教の人達も分かる日が来るのじゃないでしょうか。甘いかな。

  宮崎正弘 の国際 ニュー ス・ 早読みより  令和元年(2019)6月14日(金曜日) 通巻第6110号 

 安倍 首相、イラン訪問の成果は?
  イランの呻き、一日40萬バーレルしか輸出できないのは死活問題

 米国のイラン制裁以後、イランは一日40萬バーレルの原油積み出ししかできなくなって、100億ドルの収入が蒸発し た。経済は停滞から極度の落ち込み、庶民の生活苦、そのうめき声が聞こえる。

 2019年6月12日、安倍首相はテヘランでロウハニ大統領と会見した。
 此の状況に安倍首相はおそらくなにがしかの勝算があって、テヘランに乗り込んだのだろう。イラン高層部の意見を聞くだ けなら「トランプのパシリ」とからかわれても仕方がない。そんな損な役割のために特別機を飛ばしたのか?

 何か密約が存在するのではないか。
 この疑問を率直に呈して報じたのは、イスラエルのメディアだ。米国のメディアは安倍イラン訪問をほとんど無視してい る。アジアで、安倍外交を報じているのはインド紙くらい。しかしカタールの『アルジャジーラ』はさすがに大きく報じてい る。

 米国は2017年にオバマ政権が結んだ「イラン核合意」から離脱し、19年五月にはイラン原油輸出を事実上阻止する制 裁を課した。日本はイランから相当量を輸入してきたので代替地捜しに懸命だった。

 安倍・ロウハニ共同会見では、「前向きに話し合いがあった」としたが具体的な内容には触れなかった。

 イランは「緊張激化の原因は米国であり、われわれは戦争を望まないし、もし米国が制裁を解除すれば中東に劇的で前向き な変化が起こるだろう」と、冷え込んだ米国との関係改善をひたすら禁輸解除が突破口だとした。

 現地『テヘランタイムズ』によれば、安倍首相は「平和と安定はこの地域のみならず世界平和に貢献するものであり、日本 は最大限の努力を惜しまない」とし、緊張緩和を力説したこと、また日本の首相訪問は41年ぶりだが、安倍首相自身は個人 的に36年前に父晋太郎が外相時代に随行員としてテヘラン訪問の経験があること、日本とイランの文化的つながりは長い歴 史があることなどを報じた。

  それにしても、このタンカー攻撃は安倍さんに対する嫌がらせでしょうか。世界は、平和を望まない奴等が跋扈している証拠でしょうか。

  イランも核兵器なんかに力を入れずに石油だけを売ってれば良さそうなものですが、それを許さない状況があるのでしょう。

世界は腹黒いし鬱陶しい!


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