最近、「虎ノ門ニュース」やTwitterなどで元気な飯山陽さんが専門である中東の本を出してくれたようです。
宮崎さんが書評で取り上げてくれています。宮崎さんも飯山さんの威勢と歯切れのよさに関心しているようです。
飯山・有本コンビの辛口には日本の並の男では太刀打ち出来ないのじゃないでしょうか。
やはり、高市さんといい、日本を救うのは女性じゃないでしょうか。優柔不断総理は高市さんを遠ざけようとしているようですが、やはりその程度の男なのでしょう。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和四年(2022)4月28日(木曜日) 通巻第7314号
書評
日本のメディア、専門家の中東分析は嘘と間違いだらけ
中東の独裁国家やテロ集団は暴走をさらに加速するだろう
飯山 陽『中東問題再考』(扶桑社新書)
とにかく威勢が良いのである。歯切れが良いのである。
中東、アラブ問題の『専門家』といわれる学者、ジャーナリスト、外務官僚、コメンティター、その他大勢の『嘘』と『無 知』を著者の飯山女史が滅多切りする。
どのような「論客」が対象かと言えば、テレビとか大手新聞に意見を述べる人たちで、高橋和夫、宮家邦彦とか。特派員や大 使経験者もいる。ただし評者(宮崎)はテレビを見ないし、朝日新聞を購読していないので、ほとんどの人を知らない。
パレスチナ問題で、嘗て日本政府はテロリストのアラファトを国賓待遇で招くという失態を演じた。アラファトは拳銃を持ち 込めないと言われると空港の空に向けて撃った。これって現行犯逮捕だろっ?
アラファトのスイスの隠し預金は夫人も番号を知らなかった。いまも中東の指導者たちの腐敗は凄いことになっているが、メ ディアは掘り下げて伝えない。
英国の三枚舌外交が諸悪の根源だが、表層しかみない『専門家』たちは、複雑怪奇に舞台裏で絡む実情を、短絡的に善と悪の 二元論で解釈している。
「親日国家」といわれるイラン、トルコは本当に良い国なのか。タリバンという暴力集団がアフガニスタンを乗っ取ったが、 米国の間接統治よりタリバンのほうがマシと言い張る人たちは、どういう了見なのか?
一番の疑問は、ウィグルの無辜の民を弾圧する中国に、イスラム諸国は沈黙しているのは矛盾していないのか等の基本の問い かけである。
日本外交はアブラほしさから、米国とは同盟関係にありながらも独自のイラン、サウジへのアプローチをしてきた、これは国 家安全保障の基軸に抵触している。
何が基本的な誤謬なのか。
日本の中東外交に、「反論も、反省も、見直しも、変化も、進展も、何一つありません。外交も報道も解説もすべてが旧来 の鋳型に固執したまま、事実を歪曲したり隠蔽したりしながらイデオロギー先行型の観念的言説を垂れ流しています。これで は『日本の国益は損なわれるばかりです(16p)。
そうなのである。
中東専門家を名乗る人たちの多くが、じつは国益を度外視した発言を繰り返し、日本の質を貶めているのである。
辛辣な批判に込められた、中東の本質をみる目が重要である。
男共は所詮は金の亡者の小物ばかりじゃないでしょうか。本当に国を愛するのは女性なのかも。
やはり、天照大神の国です!
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