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★コッホ兄弟、ニッキー・ヘイリー支援から撤退

2024年02月28日 | アメリカ

 

ニッキー・ヘイリーの支援者が撤退したそうです。ヘイリーさん自体はまだ撤退しないそうです。そんなことより副大統領を狙った方が良いのじゃないでしょうか。

  宮崎さんが報告してくれています。トランプさんの共和党指名は間違いないでしょうが大統領が実現するかどうかは分からないだけに不安です。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和六年(2024)2月27日(火曜日)
 通巻第8151号  <前日発行>

 コッホ兄弟、ニッキー・ヘイリー支援から撤退
 「現在の状態では別の結果をもたらさない。上下院選挙に推薦候補支援に集中する」

 共和党大統領予備選。サウス・カロライナ州の結果を受け、「現在の状態では別の結果をもたらさない。上下院選挙での推薦候補支援に集中する」。こう声明を発表したコッホ兄弟がニッキー・ヘイリー支援から撤退した。
 NYタイムズも大手メディアも大きく伝えた。

 コッホ兄弟は全米ビリオネアで22位あたりにランクされている大富豪で政治献金に太っ腹、保守系政治団体やシンクタンクへの寄付でもしられる。リバタリアン党最大の胴元とも言われる。

 拠点ビジネスは「コッホ工業」。従業員が12万人という大企業でアスファルトから化学材料、ファイバーなどのメーカー。チャールズとディビッド・コッホ兄 弟はリバタリアン思想を持ち、ソロスの「オープン・ソサイアティ」などは「自由」の概念をはき違えていると批判的である。

 このコッホ兄弟が2004年に設立し、支援し続ける政治団体が「AFPアクション」というボランティアの政治活動組織だ。
「これは!」と思われる候補者のために電話200万回、家庭訪問550万軒、メール送信が6900万通。サウス・カロライナ州で、ニッキーが40%を獲得した(事前予測は27%だった)『意外な』好成績も、このAFPアクションに拠るところが大きいという。

 ただしサウス・カロライナ州の共和党予備選は、党員登録がなくとも投票が出来るので、無党派層と若者が相当数、投票した。このため浮動票が事前予測に13%の上積みになったと分析する政治評論もある。

 記者団から「コッホ兄弟が去って、まだ予備選を戦うのか?」と問われたニッキー・ヘイリーは、「勿論よ。あらたに百万ドルの寄付があった」と撤退の意思を表さない。つぎは27日のミシガン州である。

 事実上の選挙戦は、七月の共和党大会でトランプが「誰を副大統領」に指名するかに焦点が移っている。
「トランプ一強」となってしまったため、党内の動き、駆け引きもいまやトランプの一存にかかっている状態となった。

  トランプ一強は良いのですが、民主党の動きとアメリカ人の考えが心配です。実際に何が起きるか最後まで油断できない。何とも恐ろしい国です。



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