団塊の世代のつぶやき

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★テマサク(シンガポール政府ファンド)の損失は240億ドル

2020年03月28日 | 国際

 

アジアで一番成功していると思ってたシンガポールがChina肺炎で一気にピンチのようです。となると、やはり世界は一気に危機に見回れるのかもしれません。

  宮崎さんが詳しく書いてくれています。いよいよグローバリズムの崩壊が来るのかも。今回の恐慌は想像を絶するものがありそうです。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和二年(2020)3月25日(水曜日) 通巻6417号 

 テマサク(シンガポール政府ファンド)の損失は240億ドル
   アリババ株価の失速、シンガポール航空が98%の国際線欠航

 邦貨換算で2兆6000億円。これがシンガポール政府系のファンド「テマサク」が武漢コロナ災禍以後の、保有株式時価総額 のマイナス分である。

 2020年1月2日のテマサク債権時価総額は738億ドルだった。
 それが3月20日には、時価総額で503億ドルに減っていた。時価総額だから、実際の現金ではないけれども、天文学的ロス である。

 持ち株のなかでもアリババの失墜。そしてシンガポール空港の株価下落が原因である。後者は政府の政策でもなく、世界の殆ど の空港へ定期便が欠航。その率は98%にも及ぶから、純粋な民間企業なら回転資金が続かず倒産である。

 なにしろ日本の経済も大打撃、東京五輪延期。聖火リレーは福島でストップ。インバウンド急減で宿泊施設の予約が90%減、 自動車生産が半減、スマホ出荷38%減。近ツリも赤字転落。JALは70%、ANAは80%の国際線欠航。

 米国でもGEが従業員の10%を削減、ボーイング工場休止。トランプ政権は2兆ドルの財政出動、たいして民主党は2兆 5000億ドルの上乗せを要求。

 不気味なのは動静が伝わらないアフリカ諸国である。中国の一帯一路による進出でジブチやエチオピア、スーダン、ナイジェリ ア、ジンバブエあたりには中国人が溢れている筈だが、感染状況がいかなることになっているのか。
 危機はまだまだ続く。

  オリンピックも延期が決まりま下が、来年に必ず開けるとは限らないのじゃないでしょうか。今年は、何が起きてもおかしいとは言えないようです。



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