イスラエルでネタニヤフが返り咲いたようです。イスラエルは宮崎さんの予想通りになったようです。それにしても複雑な国ですね。
宮崎さんが報告してくれています。今後どうなるのでしょうか。中東で又何かが起きるのでしょうか。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和四年(2022)11月4日(金曜日) 通巻第7511号
イスラエル総選挙、ネタニヤフ保守連合が過半を制す
野党野合政権は一年で崩壊、極左メレツは議席を失った
11月1日に行われたイスラエルの総選挙はネタニヤフ政権の復活が確実となり政権基盤も安定的な議席数となった。速報によると、新しく与党となる政党の議席数は、
リクード 32議席
宗教シオニズム 14
シャス 11
トーラユダイズム 8
これで保守系が65議席(イスラエル国会の定員は120)
他方、野党最大のイエシュアテドは24議席を確保できたものの、労働党は4議席、極左のメレツは議席を失った。かつて1992年には労働党が44議席、メルツは12議席だった。大きく左翼勢力が後退したのである。
有権者は680万人。投票率は71・3%、予想を上回ったネタニヤフの勝利はなぜおきたか?
過去三年半で五回の総選挙という異様な政治状況はユダヤ人ならではだ。なにしろ「全員一致ならやめちまえ」を信条として各ミニ政党が孤塁を守り、ユダヤ教の原則を重視し、合意があるのは国家安全保障だけ。
各政党は政策合意を話し合って連立をくむ。
ラピド前政権は単純明快に『ネタニヤフ下野』だけを共通目的として、野党八会派が便宜的に野合しただけだった。このためアラブ女性ひとりの反対で野合が崩壊し、ベネット・ラピド政権にとっては、選挙以外に選択肢がなかった。
それにしても、イスラエルがあの位置にあることはこれからも問題を抱え続けるのでしょう。
やはり、沖縄をイスラエルに提供したら良いのじゃないでしょうか。そして、Chinaを押さえて貰いたいものです。