子供の頃はあの当用漢字すら多くて大変だと思ってました。ましてや旧の漢字などとてもじゃないが覚えられるとは思わなかったものです。
今になって、当用漢字などで縛られずに多くの字を勉強していればもっと頭も良くなっていたのじゃないかと思ってます。やはり、楽をして得をしたとおもっていても、どこかでしっぺ返しを喰らっているようです。
不思議なのは、その日本語を捨てよと提唱していた人に作家の志賀直哉がいることです。日本語の素晴らしさを認めない人が小説家というのも痛烈な皮肉に思えます。きっと、何かの思いがあったのでしょう。
それでも、何とか日本語がローマ字になるのを止めてくれた人がいるそうです。感謝しなければならないですね。
いずれ、日本語の素晴らしさが世界に知られ共通後になる日が来ると信じています。何と言っても虫の声を聞き分けることが出来る言葉なのですから。
「虎ノ門ニュース」で、櫻井さんがGHQの企みがあって、それを阻止してくれた人がいることを教えてくれています。
その柴田武さんはローマ字の第一人者だったそうです。志賀直哉と反対ですね。おもしろいものです。
GHQの日本愚民化政策の一つに日本語のローマ字化計画がありました。当時の吉田首相は「当用漢字」にして先延ばしにしたのですが、強硬なGHQは文部省に詰め寄り日本人の漢字テストを行わせ、成績が良かったにも拘わらず成績を改竄せよと。それを断った東大の柴田武助教授のおかげで今の日本があるのです pic.twitter.com/UnN9rT9bfY
— take4 (@sumerokiiyasaka) 2019年4月30日
参考:柴田武
もしローマ字になっていたらどうなっていたでしょう。間違い無く日本人はもっと劣化していたことでしょう。