殆どテレビを見なくなった私で すが、その数少ない中で時々見るのがNHK 鑑賞マニュアル美の壺です。と言っても、最近は日曜の朝4時半からの再放送を時間が合えば食事をしながら見るくらい です。
今回もたまたまその時間に起きたのでぼんやりと見ていましたが気になる言葉がありました。
京焼鑑賞 三のツボ、「伊達道具で風流を楽しむ」
画面に「風流(ふりゅう)」と出ているのです。何、「ふりゅう」。「ふうりゅう」だろうと見ているとやはり 「ふりゅう」と言っています。どうやらそんな言葉があるようです。
早速サーチして見ました。
ウィキペディアより
風流(ふりゅう)とは、中世以 後の日本において高揚した美意識の1つ。人目を驚かすために華美な趣向を凝らした 意匠を指し、婆娑羅や数寄とともに侘び・寂びと対峙する存在として認識された。後にはこうした意匠に沿った芸能や美 術・建築などにも用いられた。なお、室町時代の漢和辞典である『下学集』には「風流の義也。日本の俗、拍子物を呼び て風流と曰ふ」とある。
現代の日本語で日常的に用いられる「風流(ふうりゅう)」の言葉の指す美意識とは若干異なるものである。
やっぱりあるんですね。もう一つ理解できかねますが何となく分かるような気もします。
それにしても、64年間全く知りませんでした。是ほどものを知らないのでは、何時、知ったかぶりをして恥をかく ことになるかもしれません。と言うか、知らないうちに一杯恥をかいてきているのは間違いなさそうです。
やはり戦後教育の手抜きが影響しているのでしょうか。子供のときに目一杯詰め込むことは必要なのかもしれませ ん。ゆとりは恥につながりそうです。
今更取り返しはつかない!