軽量化こそ電気自動車の目指すべき方向であるはずですが、それを逸早く実現したようなクルマが出そうです。
未来派の3輪電気自動車『2e』、今秋発売へ(WIRED VISION)
未来の自動車が、すぐそこまで来ている。 Tony Borroz
米Aptera Motors社が、電気のみを動力とする2人乗り3輪自動車『2e』の最初の試作車を披露した。燃費効率は、ガソリン車換算で200マイル/ガロン(リッターあたり約85キロメートル)に相当し、1回の充電で100マイル(161キロメートル)を走行できる。
南カリフォルニアに本拠を置く新興企業Aptera社にとって、この試作車の完成は大きな節目と言える。同社は、今年のハロウィーン[10月31日(米国時間)]までに一般道を走行可能なモデルを世に送り出す計画であり、[次世代低燃費車のコンテスト]『Progressive Automotive X Prize』(日本語版記事)の賞金1000万ドルを獲得できる望みも出てきたようだ。・・・中略
2eはリチウムイオン・バッテリーを搭載した電気モーターで駆動し、時速60マイル(約97キロメートル)までの加速時間は10秒を切る。最高スピードは時速約90マイル(145キロメートル)だ。2eが走行性能を売りにする車でないことは明らかだが、200マイル/ガロン相当の燃費が得られるとしたら、そんなことを誰が気にするだろうか?
2eの驚異的なエネルギー効率を実現するためには、ボディを可能な限り滑らかにすることが不可欠になる。Cd値(空気抵抗係数)はおよそ0.15で、2eのエアロダイナミクスは米General Motors(GM)社の『EV1』を凌ぎ、過去の量産車の中で最高を誇る。
これに乗って走るのは目立ちすぎて恥ずかしいような気がしますが、是非乗ってみたいものです。
電動自転車にはかないませんがクルマはこうした省エネの方向に進むべきでしょう。
当然ボディは日本製のカーボンファイバーでしょうし、電池も、そして太陽電池で発電した電気で充電。
何だか、日本の未来はバラ色のように思えます。こんな素晴らしい条件が揃っているのにその機会を逃すために動いているとしか思えない日本の政治家や官僚さんたちは何を考えているのでしょうね。
信じられません!