団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

誤字

2008年11月22日 | 無知

  第474話第2632回で書きましたが生来のいい加減な性格が災いして、パルテノン → パノルテン」、「サブマリン → サブリマン」、「羞恥心 → さちしん」等と昔から、言葉を思い込みで覚えていて恥を掻くことの多い私としては、麻生総理の「踏襲をふしゅう」、「頻繁をはんざつ」、「未曾有をみそうゆう」なんて読み間違いなんてかわいいものだと思ってしまいます。

 そんな私が、16日、読売新聞の伊達公子さんの優勝の記事でご主人のクルムさんの言葉に何か違和感を感じてしまいました。。

 ・・・略

 2人は7年前に結婚。知り合った時、既に公子さんが引退していたため、ミハエルさんは現役のプレーをみていない。しかし、遊びでテニスをしても向きになる妻を見て、「本当の勝負をする姿を見たい。コートに戻らないか」と呼びかけた。・・・以下略

 この「向き」が気になりました。ムキになるとのイメージは私の頭ではこんな簡単な字じゃないような気がして調べてみました。

むき 1 【向き】

  (5)ちょっとしたことに本気になること。ささいなことにも本気で腹を立てること。

「さう―に人に反対する事が/虞美人草(漱石)」

――にな・る

(ちょっとしたことに)本気で腹を立てる。

予想に反して正解でした。やはりきちんと調べずにいい加減に覚えていると恥を掻きますね。しかし、「向き」が「向きになる」とはどうしてもしっくり来ないものがありますがこれも勝手なイメージを作り上げてしまった結果のようです。面倒くさがらずにちょっとでも引っかかった語句や漢字は直ぐに辞書を引くようにしたいものです。

 その点、最近のブラウザは右クリックで直ぐに辞書に飛んでくれるので重宝しています。とは言いながらも、それでも横着して読み飛ばしてしまう癖が抜けきらずに困ります。

                  気をつけたいものです!