団塊の世代のつぶやき

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ホンダ

2007年11月17日 | 太陽光発電

  第2947回で全国展開を始めたホンダの太陽電池が世界を狙っているそうです。

  日経エコロミーより

 (11/12)ホンダ、太陽電池の販売網拡充・08年度中に200拠点へ

 ホンダは12日、新規参入した太陽電池の事業計画を明らかにした。同事業を手がける全額出資子会社、ホンダソルテック(熊本県大津町)の年間生産能力を2008年春に27.5メガ(メガは100万)ワット(約9000世帯分)に引き上げるとともに、08年度中に200拠点の販売網を確立する。

 ソルテックは同社の熊本製作所内にあり、工場への投資額は約70億円。フル生産時の従業員数は約150人。販売網は工務店などを中心に開拓する。10月中旬から生産を開始し、全国80店舗で販売を始めた。年内に200世帯からの受注獲得を目指す。

 価格は一般世帯向けの3キロワットのシステムで施工費などを含め200万円程度。将来は欧州など海外市場に事業を展開する。ホンダの福井威夫社長は同日の開所式で「化石燃料を使わないエネルギーの開発などで環境負荷低減に取り組んでいく」と強調した。

  ホンダのニュースリリースより

  20071112日 ホンダソルテック、太陽電池工場の開所式を実施

 ~Hondaのエネルギー創出事業を加速~

  ・・・略

さらに今後は、Hondaの太陽電池を熊本から世界に向けて発信する体制も整えていく。

 Hondaは環境負荷低減のために、自ら高い目標を掲げ、四輪車や二輪車、汎用製品などのクリーン化や、CO2低減に積極的に取り組んできた。一方で、化石燃料を使用しない、クリーンなエネルギー技術の開発にも長きにわたって取り組んでいる。セルロースエタノールの開発や、既に日米で販売している燃料電池車や家庭用コージェネレーションユニットなどに加え、今回の次世代型太陽電池の事業化で、地球に優しい持続可能な社会の実現に向けての取り組みを加速させていく。…以下略

 これからどんな展開になっていくのか楽しみでもあります。20年、30年後には主力は太陽電池になっているかもしれませんね。ホンダは昔は車も作っていたらしいなんて言われているかもしれません。その頃トヨタは何を作っているのでしょうか。トヨタも遅ればせながら太陽電池にも進出していたりして。

 それにしても、2キロワットのシステムが何時の間にか170万円から200万円になっています。これじゃあシリコン系との価格と同じですから何の面白味もないですね。果たして、シリコン系を圧倒できるコストダウンを実現できるのでしょうか。そうでなければわざわざ薄膜にした意味はないような気がします。

どうなんでしょう!