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団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

ツツジとサツキ

2008年04月27日 | 無知

  第3100回でツバキとサザンカの違いについて書きましたが、今の時期、今度はツツジとサツキの違いが気になります。

  これもツバキとサザンカのように何となく分かるような気がしていますが、どうも本当には分かっていないようです。

 我が家にはサツキが子どもの頃からあります。今も当時と同じように毎年花を咲かせていますが、ここ最近はちょっと元気がなくなっているような気がします。子どもの頃にはその花の蜜を吸ったものです。それだけに、サツキは分かっているような気がしていたのですが、いざとなるとどちらがどちらか分かりません。相変わらずのいい加減な観察力です。

  取り敢えず調べてみました。

 Wikipediaより

 ツツジ:4月から5月の春先にかけて、漏斗型の特徴的な形の花(先端が五裂している)を数個、枝先につける。世界に850種ほどが(日本には40-50種ほど)確認されており、園芸品種も多い。山地に自生し雑種も多いため、花を少し見ただけで「ツツジ」の仲間ということまではすぐ解るが、種まで鑑別することは難しいことが多い。

 サツキ:ツツジ科の植物で、山奥の岩肌などに自生する。盆栽などで親しまれている。サツキツツジ(皐月躑躅)などとも呼ばれており、他のツツジに比べ一ヶ月程度遅い、旧暦の五月(皐月)の頃に一斉に咲き揃うところからその名が付いたと言われる。

 どうもその違いは良く分かりません。サツキの方が花が遅く5月に咲くから皐月(サツキ)と言うのが何となくしっくり来ます。

  盆栽も、サツキは多いようですがツツジは余り聞きませんね。もしかしたら無いのかな。

  Yahoo!知恵袋より

  「つつじ」と「さつき」はどう違うのでしょうか?

  【ツツジ】

花:開花期は、3~5月頃です。

葉:花後に新芽が伸びます。

ツツジは、常緑性種(半落葉性含む)と落葉性種に分かれます。

大雑把に言って、常緑性は暖地に自生が多く、落葉性は寒地に多いようです。

 

【サツキ】

花:開花期は、5~6月頃です。

葉:新芽が伸びきってから花が咲きます。

サツキは、常緑性ツツジの一種です。

  サツキはツツジの一種なんですね。ということは分かり難くて当たり前なんでしょう。

ツバキとサザンカより分かり難そう!


ツバキとサザンカ

2008年03月15日 | 無知

  

日頃、何の意識も無く当たり前だと思っていることでも、いざそれを説明しようとしたり絵にかいたりすることはまずできません。これは漢字は読めても書けないことにも通じるのかもしれません。つまりは、それだけ注意深くその対象物を観察していないだけのことだと思われます。

  そんな一つに、ツバキと山茶花があります。これがツバキでこれが山茶花だと漠然と区別はつくつもりだったのですが、いざその違いを言葉にしようとすると何にも出てきません。つまりは見た目の雰囲気だけで区別していただけのようです。

  そこで、サーチしてみました。沢山ありました。 

  原体験コラム より

  Q12 ツバキとサザンカの違いは?

 A12  サザンカは秋咲きで、花は平開、花びらは一枚ずつ散り、若い枝葉・子房・実などに一面粗毛があります。ツバキ(ヤブツバキ)は春咲き、花は筒状で一緒に散る、全体に無毛などのの特徴があるので区別できます。

 サザンカ、ツバキ、チャなどはみな近縁種なので交雑品種がつくれるほどです。種とは何か?は難しい問題ですが交雑してその子に生殖能力があったら同種とするといった、マイヤーの考え方もありますのでごく近い仲間だといえます。サザンカとツバキの雑種にハルサザンカがあります。サザンカの野生種の花は白色ですが多くの品種があり、花の形も色もいろいろです。若い枝葉、子房、実に多数の粗毛があるのが特徴です。秋咲きで花は平らに開き花びらは一枚一枚ばらばらに散ります。これに対し、ツバキは春咲きで、花は筒状で花弁の基部が癒着しています。このため、散るときは花冠ごと散るので首が落ちることを連想し、武家の屋敷には敬遠されていました。そこで、チリツバキという品種ができたほどです。日本ではサザンカに山茶花という漢字を与えていますが山茶は中国ではツバキをさします。椿は国字で、サザンカの漢名は茶梅です。

    Yahoo!知恵袋より

  山茶花と椿の簡単な見分け方は?

 サザンカとツバキの簡単な見分け方は、色々言われているのですが、両者の雑種も存在するので、一概に言い切れないのが実情です。

【よく言われている見分け方】

・サザンカは、秋~冬にかけて花を咲かせる。ツバキは、初春に花を咲かせる。

・サザンカは、花びらがばらばらになって散る。ツバキの花は花ごと落ちる。

・サザンカの葉柄や若枝などには毛が生えているが、ツバキには毛が生えていない。

・サザンカの葉にはぎざぎざが目立つ。ツバキの葉にはぎざぎざがない。

    • 葉の違い:太陽に透かすと、葉脈が白いのがツバキで、黒いのがサザンカだそうです。
  • ・・・上記がよく言われる一般的な見分け方ですが、例外が、結構あるようで

  参考:さざんか  薮椿(やぶつばき)

  花びらがばらばらに散ると花ごと落ちるのが分かり易そうです。そういえば、坂出の体育館にも山茶花と私が思っている木があるのですが、花びらはばらばらに落ちています。毎日花びらを掃除しているので間違いなさそうです。

  それにしても、物事を如何にいい加減に見ているかを思い知らされます。晩年絵を描いていた本田宗一郎さんが対象物をよく観察するというようなことを言っていたのを思い出しました。
  観察眼を身につけるためには案外絵を描くのも良いかも知れませんね。その対象物を見ないで正確に描けるものなんて私には一つも無いように思えます。漢字も同じでしょうね。

如何にアバウトで生きていることか!


沈黙は金

2007年07月24日 | 無知

  常識と思い込んでいることが実は全く違っていることがあり驚かされる時がなあります。
  ちょっと古くなりますが、面白い記事がありました。

 6月30日、読売新聞 編集手帳

 沈黙は金、という。西洋伝来の格言は、「雄弁は銀」とつづく。はっきり自分を主張することを美徳とする西洋人が雄弁を低く評価したのはなぜだろう◆「岩波ことわざ辞典」によれば、格言の起こりは19世紀中ごろのドイツで、当時の西欧諸国は銀を基準にした貨幣制度、いわゆる銀本位制が大勢であったという。古人はどうやら現在の意味とは逆、「雄弁の銀」を上位に置いたつもりで格言をこしらえたらしい…以下略

  これはわが人生にも関係してくる話ですが、我々日本人は「沈黙は金」を重視してきたと言っても過言ではないでしょう。古くはテレビコマーシャルにも三船敏郎の「男は黙ってサッポロビール」なんてのがあったくらいです。

 私自身も、口下手なのをこの言葉を言い訳に自分を納得させて努力を怠ってきたつけが今に繋がっています。今頃気が付いても手遅れですが。

 慰安婦問題や南京虐殺などやってもいないことをさも本当にやったかのように非難されるなど日本の外交のまずさにもこんな日本人の意識が現れているのじゃないでしょうか。そして、それは今でも日本の国が世界に誤解される原因になっているようです。

 それが、全く違った意味だったとすれば「沈黙は金」は日本を間違った方向に導いたと言えるかもしれません。一つの言葉の解釈が日本の歴史を変えたとしたら恐ろしいものがあります。とは言いながらも、暗黙の了解や阿吽の呼吸などの言葉を持つ日本人には都合の言い解釈だったのかもしれません。

 それにしても、沈黙と雄弁のどちらを取るか日本の将来が係っているかもしれません。どちらをとるべきか問題です。

やはり、雄弁は金でしょうか!


如雨露

2007年06月13日 | 無知

  

日頃から何気なく使っている言葉に思わぬ語源があったりして驚かされることがあります。
  12日、読売新聞コラム「編集手帳」を読んでいると「つらいとき、しおれた花に水をやるように、心に如雨露(じょうろ)でかける幾つかの言葉がある」とありました。え~っ!「じょうろってこんな字を書くんだ」。
  全く想像したこともありませんでした。我が家には子どもの頃にブリキ製の注ぎ口の長いジョーロがあってそれで朝顔など植木に水をやった思い出がありますが、じょうろは「ジョーロ」であってその意味を考えたこともありませんでした。
  それだけに、今日の記事を読んだ途端、注意力散漫で好奇心不足を思い知らされました。
  如雨露となると「あめつゆのごとし」と言うことでしょうか。しかし、雨、露の如しとは何とも粋な名前ですね。パソコンで試してみたら直ぐに如雨露が出てきました。もしかして、知らなかったのは私だけだったりして。

  そこで、早速調べてみました。

  ウィ木ぺディアより

  如雨露

  じょうろ(「如雨露」とも表記)とは、通常、取っ手と注ぎ口のある持ち運びのできる容器で、植物に水をかけるために用いられる。17世紀にはすでに存在していたとされる。語源は、一説にはポルトガル語で「水の噴出」を意味する「jorro」に由来するともされる。・・・以下略

  ポルトガル語とは意外な語源でした。JORROでサーチしたら演劇関係の記事ばかりで如雨露の語源を見つけることは出来ませんでした。
  ポルトガル語より雨露の如しの方が良さそうですが、後世の人が当てはめたのかもしれません。
  取りあえず、漢字を覚えただけで良しとしましょう。

それにしても、何も知らない!