さあ、今後は？

WBCインターナショナル・スーパーフェザー級王座決定戦:
3階級制覇のエリック モラレス（メキシコ）が、3ー0の判定（3ジャッジとも115ー113）で2階級制覇のマニー パッキャオ（比）を下し、世界再制覇へ向け前進。
1）試合後、勝敗に関わらず、両者とも評価を上げたのでは？
2）両雄の今後は4月9日のマルコ アントニオ バレラ（メキシコ）の防衛戦まで待つことになると思います。
3）別けのわからないマイナー王座や地域タイトルを設けるより、インターナショナル・王座が争われた事に好感。


WBAスーパーフライ級王者マーティン カスティーリョ（メキシコ）の今後:
難関、エリック モーレル（プエルトリコ）を退けV2。今後はチャベスさんご指摘の通り、WBO王者イバン エルナンデス対フェルナンド モンティエル（共にメキシコ）戦の勝者（バレラの前座）との統一戦に標準を合わせると思います。そうしたらWBA「レギュラー」王座決定戦か....


フライ級転向に成功したホルヘ アルセ（メキシコ）:
確かなことはこれでフライ級が盛り上がること。しかしアルセ、かつては奇麗なアウト・ボクシングをしていたのに。
敗者フセインx2（豪）も決して評価は落としていないはず。OPBF（東洋太平洋）王者として日本人選手の壁になってほしい。

メイン・イベントを前に

モラレスーパッキャオ戦の前座試合の結果です。

1）WBCフライ級挑戦者決定戦:
前WBCライトフライ級王者ホルヘ アルセ（メキシコ）10ラウンドTKO:2分7秒 フセインx2（豪）。
試合の方は1ラウンドにアルセのストップ・チャンス。フセインはその後打ち合いを迎え撃ち、試合の方は白熱した打激戦に。そして10回、アルセが粘るフセインを仕留める。アルセ、2階級制覇に前進。

2）WBAスーパーフライ級戦:
王者マーティン カスティーリョ（メキシコ）のワン・サイド勝利。実力者前WBAフライ級王者エリック モーレル（プエルトリコ）に3ー0（119ー109x3）の大差判定。初防衛に成功。

3）フリオ セサール チャベス Ｊｒ（メキシコ）がデビュー17連勝（12ＫＯ）を飾る。しぶといライアン マラルドを3ラウンドで仕留める。

予想通りというか....

Spaさんサイトで既にご存知の方が多いと思います。
4月23日、上海で予定されていた中国初の世界戦、WBAスーパーバンタム級マヤル モンシプール（仏）対仲里 繁（沖縄ワールド）戦は同地開催が不可に。この1戦は場所を王者の地元フランスのマルセイユに変え4月29日に開催。
Spaさんのご意見同様、こちら（開催地）の方が興味が多いに沸きます。
前座出場の西岡 利晃（帝拳）は渡仏ではなく、4月16日の2大世界戦の前座に出場か？対戦者は？

ボクシング 週間情報

1）カルザゲーマギー戦が中止なら、WBA「レギュラー」ウェルター級戦は対戦カード変更。
王者ホセ リベラ（米）が地元マサチューセッツ州のリングに4月2日登場。対戦者は12位にランキングされるルイス コローソ（米）。リベラは当初、指名挑戦者のトーマス ダンガート（デンマーク）との防衛戦を予定。しかしダンガートが肺炎にかかったため挑戦者変更に。

2）WBCスーパーウェルター級挑戦者決定戦が5月21日に。対戦カードは元ウェルター級王者のリカルド マヨルガ（ニカラグア）対元WBA同級王者のアレハンドロ ガルシア（メキシコ）。この両者の対戦は王者ハビエル カステジョホ（スペイン）への挑戦より面白そう。

3）WBCヘビー級王者ビタリ クリチコ（ウクライナ）の指名防衛戦、ハシム ラクマン（米）戦は6月18日になるとの情報。

4）元統一ヘビー級王者リディック ボウ（米）の再起第2戦目は当初予定されていた3月25日から、4月7日へ変更の可能性アリ。その場合、場所はユタ州のソルトレイク市からカルフォル二ア州のテメクラへと移行。

5）4団体統一ミドル級王者バーナード ホプキンス（米）は次期防衛戦を7月16日に予定。挑戦者候補にはジャーメイン テーラー（米）、フェリックス シュトルム（独）等の名が挙がっている。

カルザゲvsマギー戦がキャンセル

BBCスポーツのブレーキング・ニュースによりますと、18日に北アイルランドのベルファストで予定されていたＷＢＯ世界スーパーミドル級タイトルマッチ、ジョー・カルザゲ対ブライアン・マギーの一戦が中止になりました。
詳しいニュースにつきましてはまたお知らせします。

注目カードが多い今週末

今週末に注目カードが同時開催されます。

18日金曜日:北アイルランド・ベルフェスト
WBOスーパーミドル級戦:
ジョー カルザゲ（ウェールズ）対ブライアン マギー（イングランド）


19日土曜日:アメリカ・ラスベガス:
WBCインターナショナル・スーパーフェザー級王座決定戦
3冠王 エリック モラレス（メキシコ）対 2冠王 マニー パッキャオ（比）

WBAスーパーフライ級:
王者 マーティン カステェリョ（メキシコ）対 前WBAフライ級王者 エリック モーレル（プエルトリコ）

WBCフライ級挑戦者決定戦:
OPBF（東洋太平洋）フライ級王者 フセインx2（豪）対 前WBCライトフライ級王者 ホルヘ アルセ（メキシコ）


東京後楽園ホール:
日本ミニマム級戦:
王者小熊坂 諭（新日本木村）対 WBC11位三澤 照夫（帝拳）

再び暫定王者？

一部の情報では、今週末に行われるOPBF（東洋太平洋）王者のフセインｘ2対前WBCライトフライ級王者 ホルへ アルセ（メキシコ）戦がWBCフライ級暫定王者決定戦になるとの報道。
まあ、WBCもそこまで馬鹿ではないと思いますが。

そのフライ級で現在、世界王座にもっとも近い選手の1人、WBA・WBO1位で欧州王者のブライム アスルム（仏）が同王座の防衛に成功。元WBO王者のホセ ロペス ブエノ（スペイン）に対し、勢いの差を見せつけ3ラウンドTKOで勝利。王子様の世界初挑戦近し？標的は？

下の2つ

最近、1つになればいいと思って止まない日が続く、最軽量級とその1つ上のクラスです。
ミニマム級（47.61キロ・105ポンド）、ライトフライ級（48.97キロ・108ポンド）

意外や意外。近い将来にこの2階級での世界戦が数多く予定されています。

ミニマム級:
4月3日:インドネシア
IBF 王者 モハメド ラクマン（インドネシア）対 挑戦者・元王者ファーラン サククリン（タイ）

4月4日:大阪
WBC 王者 イサック ブストン（メキシコ）対 挑戦者 高山 勝成（グリーンツダ）

4月16日:東京
WBA 王者 新井田 豊（横浜光）対 挑戦者 金 在原（韓国）

4月30日:プエルトリコ バヤモン
WBO 王者イバン カルデロン（プエルトリコ）対 挑戦者ノエル ツニャカオ（比）


ライトフライ級:
WBCは先週金曜、エリック オルティス（メキシコ）が同国人で元ミニマム級王者ホセ アントニオ アギーレを見事に下し初戴冠。

4月15日:パナマ シティー
WBA決定戦 ベイビス メンドサ（コロンビア）対 ロベルト バスケス（パナマ）

4月30日:WBOミニマム級と同一興行
WBO 王者ネルソン ディエッパ（プエルトリコ）対 指名挑戦者ウーゴ カサレス（メキシコ）

5月14日:トリニダードーライト戦の前座
IBF 王者ホセ ブルゴス（メキシコ）対挑戦者 ウェンディル ハニオラ（比）


こうして並べてみると凄いな。国際色も豊富。

永住権でも持っているのかな？

中々正式発表までたどり着かないクリチコ兄弟（ウクライナ）の次戦。
まずは弟のウラジミール。4月23日、ドイツのドルトムントでIBFヘビー級王者クリス バード（米）への挑戦が実現しそう。
そして兄のビタリ。4月30日やら5月30日やら日程ははっきりしていません。ただし指名試合だけにビタリの次戦はハシム ラクマン（米）戦に変わりはないでしょう。ただしビタリ、怪我との噂も。

ピーター コール プロモーターとの契約破棄を訴えるクリチコ兄弟。本場アメリカに本格進出の構え（K２プロモーション設立）。それでもドイツ在住とはやはり同国の永住権でも獲得したのかな（羨ましい）？

うーん....

複雑な思いです。
WBCスーパーミドル級王座統一戦、正規王者マルクス バイエル（独）が2ー0（114ー113、115ー112、114ー114）の判定で暫定王者ダニー グリーン（豪）を下し王座統一に成功と共に同王座の2度目の防衛に成功。
グリーン勝利を期待していただけに残念。ただしこれでWBCからは暫定王者は一応消滅。結果オーライとしておきましょう。

バイエルーグリーン戦の前座でIBFインターコンチネンタルヘビー級王座決定戦が行われています。
ティム ホフマン（独）が3ー0の判定で王座獲得。ただし敗者ボブ ミロビック（米）を支持する声多数。
タイソン戦が噂される敗者。もし試合実現の場合、大丈夫かなタイソン？