先月末31日、名古屋国際会議場で行われた試合結果です。
WBCミニマム級戦:
挑戦者メルビン ジェルサレム(比)判定2対1(114-112x2、113-114)王者重岡 優大(ワタナベ)
*昨年1月に、大阪のリングでWBO王座を獲得しているジェルサレム。その王座は5月に、米国のリングで手放しています。好打が売りの比国人は、そのパンチ力をこの試合でも存分に見せつける形になりました。
初回から優大をばたつかせたジェルサレムは、3回、6回にダウンを奪うことに成功。後半戦は王者の追い上げもありましたが、何とか試合終了のゴングに漕ぎつけていました。
日本人キラーぶりを発揮し始めたジェルサレムは、日本の地で再び世界のベルトを獲得。優大は2度目の防衛に失敗しています。
IBFミニマム級戦:
王者重岡 銀次郎(ワタナベ)KO2回1分15秒 挑戦者ジェイク アンパロ(比)
*お互いの出方を確認するように終始した最初の3分間。続く2回、エンジンをかけた銀次郎が左ボディーでアンパロをKO。昨年春に獲得した王座の2度目の防衛に成功しています。
下記は2024年4月11日現在の、最軽量級の王者たちとなります。
WBA(スーパー):ノックアウト CP フレッシュマート(タイ/防衛回数15)
WBC:メルビン ジェルサレム(比/0)
IBF:重岡 銀次郎(ワタナベ/2)
WBO:オスカル コラーゾ(プエルトリコ/2)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:小林 豪己(真正/0)
日本:高田 勇仁(ライオンズ/2)