第8話
『好きになってるじゃん、俺』
光に置いてきぼりくいたくないと就職活動を始める波奈江。
一方、朝日には専門学校の時の友人・山田が訪ねて来る。
山田はカメラマンとして成功を収めていた。
朝日は山田に約束を忘れたのかと言われるが忘れたと。
面接しまくりの波奈江だが、
役員とは名ばかりの職に就いていたため、
雇ってくれるところはあるはずもなく・・・
その頃、段々と店に慣れてきた夏希は
来週からメーンを作らせてもらえることになった。
山田が朝日に聞いた。
「このままでいいのか?」
山田が今まで写真を続けられたのは、
朝日が送ってくれた1枚の写真のお陰だった。
ピンクの扉が写されている写真が今でも山田の支えになっていた。
今回山田が持って来て見せたポスターは、
渋谷の交差点に貼られることが決まったと言う。
山田と朝日は交差点の看板を
自分たちの写真で埋めようと約束していたよう。
「逃げてんじゃねえよ。」
山田は朝日に期待してずっと待っているよう。
朝日は自分は写真の世界から逃げたのだと。
母の看病は言い訳だったと、
亡くなっても東京へ戻らなかったのは逃げていただけだと。
それを聞いた賢二は結論を出すのはまだ早いと。
その夜、夏希に電話した朝日は山田に言われたことを話す。
「厳しいことを言ってくれる人は大切にした方がいいよ。」
未だに期待してくれてることを申し訳ないと言う朝日に、
自分も朝日の写真で人生を変えられたと夏希。
あの結婚式の写真がなかったら、
朝日に連絡を取ろうと思わなかったし『青山』で働くこともなかったと。
それに青山で働いてお客さんの顔が見れたことで、
厨房で料理を作っているだけでないと、
料理を作るという初心に戻れたと言う。
山田を救った写真はどんなのか聞く夏希。
大事な仕事の集合時間を間違えてしまい間に合わず、
もう仕事に行けない、クビだと落ち込んでた山田に
ピンク色のドアの写真を送った朝日。
『どこでもドア』をイメージした写真だった。
馬鹿馬鹿しいと笑う夏希だったが、朝日らしいと。
朝日のオリジナリティはそういうところにあるんじゃないのと励ます。
そして山田が励まされた気持ちが分かると言う夏希の言葉に、
朝日もまた励まされた。
電話を切って暫くした後、夏希から写真つきメールが送られて来た。
小さい人形に懐中電灯を向けている写真に、
朝日が小さくなってるとのメッセージが。
「スモールライトかよ。」
翌朝、朝日は夏希に朝日写真と、
小さくなってないとメッセージを送る。
その後、ドラえもんネタでメールし合う2人。
そんな中、朝日は写真展に出展することを考え始めた。
そんな朝日の姿を見た社長。
勢津子が夏希に電話をかけて来た。
『青山』の営業最終日に閉店パーティーを行うとのこと。
しかし働き始めたばかりの夏希は休みが取れないと・・・
一方、賢二も光に電話をして話をするが、
夏希と同じく休みが取れそうもないとのこと。
夏希は朝日に閉店パーティーに行けないから、
写真を送ってとメールする。
光は波奈江が就職活動を頑張ってると聞き、
就職活動は焦らないこと、自分を責めないことだとメールする。
それを見た波奈江は嬉しそう。
就職活動が上手くいかない波奈江は、
働いている孝至に教えを乞う。
的を絞れと言われるが、自分に何が合うか分からないと波奈江。
そんな波奈江に勢津子がアドバイスをくれる。
将棋、カラオケ、ゴルフなどが出来る波奈江は、
老人相手に役立つだろうと介護の仕事を勧める。
考えたこともなかった職種だと波奈江。
一方、朝日は山田との約束を守るため東京へ出ることも考える。
そのための第一歩として、コンクールに出展しようと決意。
そして社長にフリーになりたいと、自分の実力を試したくなったと、
写真館を辞めようと思ってることを話す。
社長はいつかそう言い出すのではないかと思っていたと言う。
一緒に働けたことは嬉しかったけど、
朝日の写真のファンとしては、成長していく方がもっと嬉しいと。
夏希に朝日からのメールが届く。
ピンクのドアの写真に、これでこられるでしょ?とメッセージが。
夏希の様子に気づいた上司の影山が飲みに誘い、
言いたいことがあるんじゃないのか?と。
朝日にジャイアン発見と波奈江父の写真つきメールが届いた。
夏希が町に来てることを確信した朝日は急いで『港区』に行く。
案の定、夏希は店に来ていた。
「おかえり」
「ただいま」
2人で乾杯する朝日と夏希。
やはり当初の予想通り朝日と夏希がいい雰囲気に。
でも今回のタイトルはちょっと変じゃない?
本編で朝日の気持ちはまだちゃんと分かってないもん。
ま、いいけど。
波奈江も光が気になってる感じだけど、
次回、朝日と夏希を見てまた気持ちが揺らぐのかな?
さてさて、次週の閉店パーティーはどうなりますやら。
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■ リーガエスパニョーラ 第2節 ■
グラナダ
レアル・マドリード
アウェイ、ヌエボ・ロス・カルメネスで対戦。
シャビ・アロンソ、イジャラメンディ、ケディラ 負傷中。
コエントラン 招集外。
【出場選手】
GK : ディエゴ・ロペス
DF : ペペ、セルヒオ・ラモス、マルセロ(61分、ナチョ)、アルベロア
MF : エジル(65分、カシミロ)、モドリッチ、イスコ、
ディ・マリア(88分、カルバハル)、クリスティアーノ・ロナウド
FW : ベンゼマ
【控え選手】
カシージャス(GK)、カルバハル、ナチョ、カカ、カシミロ、
ホセ・ロドリゲス、モラタ
【結果】
グラナダ 0-1 レアル・マドリード
【得点】
0-1 10分 ベンゼマ
ディ・マリアの右クロスがファーサイドのロナウドの足下へ。
ロナウドのコントロールが乱れたが、
右後方にいたベンゼマが目の前に転がってきたボールを
左足ダイレクトでねじ込む。
【順位表】 上位5位まで
1 バルセロナ 勝ち点 6
2 アトレティコ・マドリード 勝ち点 6
3 アスレティック・ビルバオ 勝ち点 6
4 ビジャレアル 勝ち点 6
5 レアル・マドリード 勝ち点 6
【得点ランキング】 上位2人まで
1 ジエゴ・コスタ(アトレティコ・マドリード) 3
1 ロドリゴ・リオス(アルメリア) 3
【次節・第3節】
9/1 アスレティック・ビルバオ(3位/勝ち点6)
ホーム、サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムで対戦。
なかなか厳しい試合だったけど、
初戦に引き続き勝ち点3取れたことが良かった。
まだシーズン2試合目。
これからもっとチームが良くなることを願う。