ariとchunの楽しい馬生活

馬に乗る事よりもお手入れが好き。こだわりの馬具、こだわりのお手入れ、楽しい馬生活。

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2021年03月11日 | 新馬とたまに乗る馬君
ヨウシュウは大きい方の馬です。
若いし、まだまだ前に動いていくことを大切にしている段階なので
部班はとてもとても難しいです。
本来ならば先頭で運動するのがいいように思うし、次から先頭にしてもらおうかと
思います。
で、上手くいかなかったら順番を変えてもらえばいい。

先頭を避けていたのは自分がしんどいからです。
マオ君もそうですが、前の馬に引っ張られて動いてくれるので力まず乗れるのです。
先頭や1頭になるとモジモジし始めて重りがついたような動きになります。
それでも先生が乗ると動くんだから私もがんばればできるはずです。

特にヨウシュウは仕事が少ないのでパワーが満タン。
動けるし,動きが大きいし。
マオ君も動きが大きいので、本来ならば先頭でドンドン動くべきです。

この2頭、間に入ると前の馬よりも断然動きが大きいのでどうしても前に壁ができてしまって
苦しい。
駈歩では特に問題が起きやすいです。
で、止まる。
だって行きたいけど、前の馬に進路を塞がれている。
少々馬間があいていても視界に入っている時点でブレーキがかかっています。
止まるから人間も止まらせないように何かしらしないといけない。
拍車、鞭、脚、
ってことで、無駄に力む。
馬のタイミングをはかるのも難しい。
速歩からなら馬のタイミングで移行することができやすいので、今は速歩からの移行が
うまくいけばいいと思います。
速歩の質にもよりますが、馬任せで伸びていてはでませんから、速歩のコントロールは最低限
できないといけないなと思います。

今日は反抗的でもなくて、左はただ前の壁によってうまくいかなくて
右は前に壁があろうと体こそ使えていない苦しそうな動きではありましたが、
駈歩を継続できたので、右手前に関しては花マルだったと思います。
乗っている私が

「ヨウシュウ、苦しくないんか、、、すごいな。」

って感心。
止まってもおかしくないくらい苦しい位置取りでしたよ。

乗るたびに良い馬だと思うし、賢いから起こっているいろんな問題が
後々、良い方向に向かっていくと良いのになって思います。
人馬の関係性の構築は、練習馬として仕事を始めた新馬に乗るたびに
本当に難しいと思うし、だけどきっといつか心がつながる時がくると
信じています。



洗い場で噛む、威嚇して飛び出す、なんて素行の悪さと、耳がないくらい怒っているって
ことが全くなくなりました。



気持ち悪いくらいに大人しいです。



なんなら抱きつくこともできます(笑)
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