ariとchunの楽しい馬生活

馬に乗る事よりもお手入れが好き。こだわりの馬具、こだわりのお手入れ、楽しい馬生活。

さとう君はご機嫌

2005年11月29日 | さとう君
「ariさん、今日はさとう君です。」
えっ、SUNじゃないの??珍しいなぁ…。
そう思って色々考えた。『昨日、鬣をシャンプーしてお腹痛になったのか』とか
『肢を腫らしたんじゃないだろうな』とか『競技会を控えて調整に入ったの』とか。
結局はSUNはいたって健康で、ただ私のレッスンの先生が今日のレッスン内容に
SUNがトラブったら危ないからはずしたのか、私に繊細で難しい子を当ててみたかったのか。
SUNは馬房で退屈そうにしていました。
SUNの担当の先生は私がSUNに乗りたくないと言ったと思っていたらしく、それは
絶対ないと強く否定しておきました。

さとう君は私の親友の愛馬。今日は親友とトレードです。
この前も感じたけど、さとう君は後肢の動きが少し変です。カクカクした感じ。
さとう君は左の後肢に浮腫ができています。それが影響しているのでしょう。
準備運動が終わる頃にはスムーズに動くことができました。
いつもはさとう君には優しく丁寧に接する事にしています。
だけど、なんとなく今日は私の悪い癖がムクムク。
「うん、どこまで我慢できるのか動かしてみよう。」
たまにしか乗らない子には余計なことをしないようにしようと思っているのに、
さとう君は魅力的な子なんです。すばらしい動きをするので、さとう君と私が
つながる感覚が欲しかったんです。
親友が見守る中、やっちゃった。だけど私は大満足でした。
部班なので思うように運動が続かないで失敗はたくさんしましたが、さとう君と
私をつなぐ糸の先端が見えてきた気がします。
部班ではなくて自分のペースで動けたらもう少し手応えがあったでしょう。
軽く乗ってるのは本当に楽な子です。もともとバランスのいい子なので
私は軽くコンタクトをとって、軽く乗っていけばイレギュラーはでません。
だけど、一つステップアップするにはしっかり乗っていかねばなりません。
軽い状態では細やかな動きはできません。
さとう君が私の下で一緒に運動している状態を作らねばなりません。
さとう君は繊細な馬なので軽いコンタクトでしっかり動けます。
そう思っておそるおそる運動するのではなく私とさとう君のバランスを感じたかったのです。
ずっと継続して運動をするわけではないので(親友が乗ります)、そこまでやる
必要はなかったかもしれません。
ちょっぴりさとう君を追い込んでしまったので親友にはあやまっときました。

さとう君は珍しくご機嫌でした。あんなに一生懸命運動したのに??
耳を伏せることは一切なく、顔を抱きしめても、馬体にもたれても、全然平気。
最近はイライラして常に耳を伏せていたり、噛みつこうとしたりしてましたが
不思議でした。
良い運動して「ちゃんとできたやろ?」って少し誇らし気??
たくさん褒めました、もちろん。
入厩した当時は本当に穏やかで、顔を抱きしめてもじ~~~~っとしていて
うるうるした瞳がとても可愛かったんです。
お仕事が増えてイライラしてきて。私がさとう君に乗ったのは最初の時期に数回。
その時のように今日はとても穏やかでした。
ちょっと昔を思い出しました。いつもそうあってほしいです。
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いい勉強になりました

2005年11月28日 | sun
SUNとの運動を終えた親友が私にそう言いました。

本当に間違いなくSUNはいい馬です。とっても賢いのです。
SUNは体が柔軟で口向きがよくゆがみもない。弾むような動きをし、
「お前、ほんまにサラブレッドか??」って先生が言うほどです。
「おぉ~、アンダルシアンが出てきたぞ」って
SUNを引いて馬場に出るとそう言われます。
アンダルシアンは、スペインの太陽がさんさんと降り注ぐ地域で飼育されていて
闘牛士の伝統的な乗馬として活躍。また、デンマーク・スペイン・イギリスなどの
王室用馬の基礎である高貴な品種。強い脚と柔軟な関節を持ち軽やかな歩き方を
します。そのバランス、従順な性質から高等演技に非常に適した品種です。
アンダルシアンみたいに大きくないけど、ミニチュアアンダルシアンって感じ?
流行のティーカップなんとかみたいに手のひらに乗るSUNがいたら欲しい。

何ヶ月もSUNと運動をしている私は、他の練習馬と運動をするとすごい違和感を
感じる事があります。
「この子、腰が悪い?」とか「傾いてる?」とか4肢の動きがおかしいとか。
普段、まっすぐしっかり動くSUNに体が慣れているので、そういう事を感じる
ようになったんでしょう。すごいです。
感じようとする事はとても大事ですが、知らないうちにそうして体が覚えてる事って
あるんですね。大切にしたいです。

私は本当に恵まれています。いつもそう思います。 
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食欲モリモリ

2005年11月27日 | sun


SUN、ちょっと太ったんじゃない??
お腹がパンパンです。他の練習馬は急に寒くなったので元気が弾けないように
ご飯が減ってたり、もともと安全第一なのでそんなに太れません。
うっすら肋が浮いている子がほとんどです。
そんな中、そのお腹。背中も若馬なのに盛り上がるほどの筋肉、腰もそうです。
まぁ、私は好きですけど。
どんどん大きくなるんだよって楽しみでしょうがないです。
SUNは冷静で決して私を無視して走ることがないので、元気でも大丈夫です。
いや、そういえば違う…。他の会員さんが言ってた。
「SUNは体が柔軟だから蹴りながら頭を下げて空中で1回2回とくねるのよ
私はまだ経験がないので驚き
あまりおイタをするとご飯が減ってしまいます。
どんどん大きくなって欲しいのに…

私とSUNにはお約束事があります。お手入れ中のオヤツは禁止。オヤツは馬房に
帰ってから。お手入れの途中でオヤツを食べると激しく前掻きをしちゃうのです。
どの子とも私はそのお約束をしています。
SUNは賢くてちゃんとわかってるので、洗蹄場ではグッと我慢をしています。
だけど馬房に帰ればオヤツがもらえるので、お手入れが仕上げに近づくともう
我慢できない!!
「ブブブブ、フガフガ」頭を振って必死です。
ボロボロの馬着もこの時我慢できないSUNがかじっちゃうんですよね。
オヤツの人参はバケツに入れてSUNにあげています。この前まではちゃんと私の
手から食べてたのですが、私の手まで一緒に食べちゃう勢いなので。
私は以前、愛馬に指を一緒に食べられた経験があります。
右中指の先が1㎝ほどありません。同じ事になるのはイヤだから無理はしません。
バケツにはたくさんの人参。1切れずつなんて待てない。
ガツガツ、ムシャムシャ。
SUNはたまにわざと人参を落としてるようです。
今食べる分、後で食べる分ってわけてるように、落とすっていうより置いてるって感じ。
そんな事をする子っているんでしょうか???
私の思い込みだと思いますが、本当に何をしてもおもしろくて愛らしいです

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微妙なとこなんだけど…

2005年11月25日 | sun
って、先生が言う。
もうそれは感覚のみ。私が感性を鋭くSUNを感じなければならない。
大きく伸びやかに動かしているつもりが、どうやらやりすぎて伸びているらしい。
そう言われてまとめようとすると、少し拳が固まりもぐられ気味ならしい。
後駆を活発に、それはできてきている。
力が円を描くように心地良いコンタクトを持続すること。
SUNと私がお互い苦しくなく気持ちよく動ける場所を探すこと。
微妙なとこらしい。これは私が感じるしかない。
全てのバランス。
普段、運動してて特に大きな問題は感じていない。
もぐられないようにしようとするあまり、拳が微妙に固まるのは自分でも気付いてる。
拳が強くなる分、推進していれば問題がないのだけど、そこで力のバランスが崩れる。
わかってるから絶対にできる!

SUNは私のレッスンの後、もう1つお仕事がありました。
だから今日はお手入れなしです。
週末は天気が良さそうなので、鬣をきれいに洗おうと思います。




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届いたぁ!!

2005年11月24日 | ari
ariは大忙しでございます
オランダ国より数ヶ月の時を経てや~っとこさ荷物がやってまいりました
だけど頼んだものが何一つ入っていないのでありました
NORTONのプロテクターを発注したのにやってきたのはBR。
う~~~ん、まっ、同じだけどね。
色がとってもきれいでなんだかとっても新鮮です
ゼッケンも数枚入っていてこれまたとてもきれいなお色です。
これだけたくさんあるのにSUNに似合う色がわかりません。
私はこの秋冬は渋く決めようと思っているので、茶系???
そうすると合うゼッケンがないなぁ…なんて。
昨日は親友にSUNの秋冬のプロテクターを選んでもらうために、この大量の
プロテクター&ゼッケンを馬場に持っていったのでした。
が、結局決まらずに迷ってます
まぁ、それも楽しい

そんで、今日は横浜の税関で長~~い間足止めを食っていた、おフランスからの
荷物が届いたのです
今から検品&価格の計算に大忙しなのです
がんばる
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一つ学習しました

2005年11月20日 | sun
完璧です
お仕事が終わって頭らくから無口ホルターへの付け替え。
この前から、我慢はしてましたがちょっと怪しかったんです。
だけど、やっぱり何回やってもジッとしてます。完璧
とてもうれしいです。
一つ一つクリアしていくことでSUNとの距離が近づき、細かった私たちをつなぐ糸も
少しずつ太くなってきたような気がします。
今度はちょっとしたことで噛んでしまう、やっかいな癖をなおさねばなりません。
「遊ぼうよ~~」ではすまなくなってるので、それを知らない会員さんは簡単に
怪我をしてしまうでしょう。
叱ると「シュン」としてしばらくは我慢しています。
賢い子なのできっと我慢できるようになるでしょう。
いい子になってくれるようにしっかりお勉強をしないと。
運動では技術不足であわわな私ですから、SUNに教える事は
できません。でもできることはやっていきたいと思います。
人を信頼し、好きであってくれるように。素直で可愛い子であってくれるように。

今日はいつもの日曜の先生ではありませんでした。
今日の先生もすごくいい先生です。ちょっと厳しく、でも的確で緊張感をもって
レッスンができます。いい加減な事は許さず、必ずチェックがはいります。
もっと教えて欲しい、そんな気分になります。
今日はすごく基本的な「内方姿勢」を常に要求されたのだけど、いかにいままで
だましだましやってきたのかがよくわかりました。
内方姿勢を常に意識して乗っていなかったので、いざ要求されるとすべての扶助が
ばらばらになる気がしました。
う~~ん、甘いなぁ。基本からまたやり直しですね。
そういう積み重ねが大切だろうと思うし、またあこがれの先生のマンツーマンを
とらねばなりません。
わけあって時間ができたので今がチャンス!
しっかり今年の総決算。どこまでできるようになったのか、来年はどこを修正して
いくのかを見てもらいます。
ワクワクしてきました。
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今日ももぐる

2005年11月19日 | sun
SUNは今日は働き者でした。
私は4つ目のお仕事。普通です。
今日は2鞍目で我慢できずに走ってしまったようです。
私の前のレッスンでも右手前は怪しかったし
昨日は3周、思い切り走ってしまったようだし。
寒くなったんでちょっと弾けた??
私の運動中もその片鱗が少し。
SUNの苦手な右手前輪乗りの駆足、私が回そうと思いすぎて拍車が入り、飛び出す
SUNについていけずに遅れた私は更にお尻でSUNを刺激、あわわで今度は
内方の拳でSUNのお口を刺激。なんということでしょう。
1回目にそれをやっちゃったおかげでそのポイントにくると「んがぁ
内方の手綱を思い切ってフリーにして外方と拳をジッとして下半身で姿勢を維持しようと
努力し、その結果、数周でなんとか普通に動けました。
良いところでさっさと右輪乗りはやめて蹄跡運動に切り替えました。

後半は部班運動。ほとんど問題なく、いつもよりも良い感じでした。
ただみんなでやった右手前の駆足ではすごくもぐられてしまいました。
ため息…
今日は新しい事もやりました!並足で肩内。
2蹄跡運動は私、恥ずかしながらほとんど経験無し。
だもんで、SUNに教えることができません
バラバラでした。うつむいてしまうんですよね。
4回中、1回だけ良い感じでできました。
今日は私が???だったのに1回でもできたって優秀!
SUNのために勉強しないとね。って言ってもSUN以外に乗ってないよ。

SUNは鬣が剛毛君。寒くなって洗えないから細かいフケが出てきてます。
気になるぅ!
明日天気で暖かかったら思い切って洗おうと決意し、本日は軽めのお手入れ。
SUNも今日はちょっと疲れた様子でした。
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もぐりもぐられて…

2005年11月17日 | sun
今日は私の前に、お仕事が1つありました。
こんな機会はないので見せていただきました。と言っても、sunのボロボロ馬着に
ネームを縫いつけながらですが。ネームを付けなくてもこんな馬着の子いないよ。
sunは良い調子で動いてました。三湾曲、中央線上でシンプルチェンジなんて
3課目LV2006年版じゃん!!
私とsunはまだまだ2課目止まりです。っていうか、経路を踏む前の段階??
もぐってしまうんで…。
これをクリアしない限り上には進めませんよね。
1週間ぶりのsunは良い調子でした。結構元気でパワーを感じました。
ので、拳が固まり気味??と言うことはもぐります。
私が思ってるほど見た目にはひどくはないらしいんだけど、乗ってる私ががんばってる
ってことはやっぱり良くない。今は常に拳は軽くないといけないんです。
でも悪循環で、もぐらせないようと思いすぎるあまり拳がきつくなるんですよね。
良くないです。
1週間前がすごく良かったので、その状態に近づけようと少し焦ったな。
待つこと、それを忘れていました。
そんなsunと私ですが、本日もなんやかんや言っても満足

sunは私が最終のお仕事だったんでお昼ご飯を我慢させてお手入れ。
sunは頭ラクからホルターに変える時に、いつもわがままをしてたんです。
そこだけでも直そうと決意した私は毎回努力を積み重ね、その成果かsunはすごい
いい子になってじっと我慢してスムーズに付け替えができました
ん、でもちょっと待って。こんなにおとなしいのはおかしい。
私の努力の成果では絶対ない!先生が教えたんだわ。素直すぎる。
ま、でも誰が教えたんでもいいのです。ちゃんとできるようになったんだし。

実はsunのお手入れは私がやる機会が多いのです。ほとんどそうかも。
でも先週は私が週末お休みしたので別の会員さんがお手入れをしました。
sunはお子ちゃまなのでお手入れもコツがいります。
けど、私もずっとsunのお手入れをしてわかったことなのです。
その会員さんにsunはおイタをしたらしい。
前肢を上げて乗っかろうとしたんだって
信じられません。なんてこと…
せっかくかっこいい我がクラブ唯一の男の子だったのに、これで完全に決定!
sunはセン馬になるでしょう。しょうがないけど。
なんとかこのままって思ってたのにな


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さとう君はお疲れ

2005年11月16日 | さとう君
最後に跨ったのは9月20日?
とっても乗りやすくてびっくりした記憶があります。さとう君は元競走馬。
「月曜まで走ってたんですよ。」って言った週の水曜日くらいにやってきた。
先生は最初「会員さんに乗れるかなぁ…。」って思ったらしい。
繊細で力があり動きも大きいしバランスもいい。まっすぐ丁寧に乗れる人なら
とっても良い動きができるし、ダイナミックでとても美しい馬。
だけど、技術向上にがんばっている人には逆に難しい。
繊細で柔らかな拳、柔軟な腰、しっかりはさめる脚が必要だから。
あわてん坊の力持ちであるさとう君、扶助にあわてて焦って動いてしまう。
その動きが大きいので騎乗者は固まる。止めようと拳を引っ張る。
更に力を出すさとう君。
私も最初はそうで、あわわわってことになっていた。
指導する先生が苦笑していたのをよく憶えている。
さとう君の大きな動きについていけず、遅れてしまうのだ。
そして遅れる分、お尻でさとう君を刺激し、拳を固める。
鐙に乗れずに脚はシーソー状態で前に後ろに
それで、私はさとう君に跨る自信をなくしたし、それからはほとんど跨る機会が
なかった。
だけど、今では許容範囲の広がったさとう君は初心者から上級者までひっぱりだこ。
ちょっと忙しすぎて働きすぎ。まださとう君は発展途上なので今のお仕事の内容には
ちょっと疑問を感じる。
いろんな馬が乗馬になるべくクラブにやってくるんだけど、馬それぞれ、性格や
動き方など持っている物は違う。
さとう君は他の馬にないバランスの良さや動きのダイナミックさ、肢のはらいの
良さを持ち、更に毛色もとてもきれいで見た目に華がある。
だからもっと上を目指してできる馬にして欲しいし、彼なら私たちが楽しむには
最適なパートナーになれると思う。
だけど、現実は違う。
クラブでいい馬とされるのは安全でたくさんの会員さんを楽しませてくれる馬。
さとう君も今はその道を突き進んでいる。
確かにそういう意味ではいい馬に成長した。だけどたくさん良い部分を持っている
のに、もったいない気がしてならない。
たくさんお仕事をする分、穏やかだった性格も怒りん坊に変わってしまった。
しんどいんだ。
今日も運動の最初の軽速足では腰がガタガタするような感じだった。
sunが柔らかいから余計にそう感じたのかもしれない。
ほぐれてくるとマシにはなったけど、ちょっと疲れてる。
急に寒くなったのも原因かもしれないな。
運動自体は9月よりは良くなかったけど、悪くはない。
扶助にもしっかり反応してたし。いい子です。
だからやっぱりもったいない。じっくり育てて欲しい。
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IMPULSの拍車

2005年11月15日 | お手入れ&馬具
「うわぁ~~、拍車傷がある」なんて言われたくない。
でも細かい運動をするときにはどうしても必要になってくるんだもんね。
だいたい、痛みで馬をどうこうしようというのはおかしい。
拍車もより強い合図という意味でつけているのだから、使い続けるのではなく
ここ1番使う物です。
だけど正しい拍車の使い方が未だにできません。

拍車を使うのが恐い時期がありました。普段は10㎜ほどの1番小さな先丸を
使っているのですが、yukiとの運動中にあろう事か傷を作ってしまったのです。
下馬して腹帯を緩めようとしたとき、目の前に薄皮がめくれたお腹。
ガ~~~~ン…。ごめん…。
yukiはちょっと鈍いとこがあったり、輪乗りではどうしても後肢が止まってしまって
焦った騎乗者は必死になるんです。
今ではそういうこともなくなりましたが、コンビを組みだした頃は必死でした。
想像しただけでも痛い。皮がめくれるまでゴリゴリやられてさらにやり続けられて。
先生は「拍車を使えているということですから気にしないで。」って言ってくれましたが
やっぱり私は辛いし恥ずかしいし、yukiは痛くてかわいそうだし。
それで拍車をつけなくなったんですが、それではやっぱり具合が悪い。
拍車の使い方を習得しなければならないけれど、拍車傷を作るのは絶対にいや。
迷いながら拍車は使えないし。
そんな時に出会いましたIMPULS。
見た目はごついけど、先が球体になっていてクルクル回るんです。
効き目は絶大ですが傷はいきにくい。
拍車はワンポイントで使わねばなりませんが、下手な私は脚をずらしながら
使ってしまう。だけどこの拍車は先っぽの球体がクルクル回ってくれるので傷が
つかないというわけ。
デメリットも勿論あります。拍車の使い方が間違っていても、傷がつかないので
わかりません。
でも思い切って拍車を使えるようになったし、今では他の拍車でも傷をつけることが
なくなりました。
練習馬に乗っている私は、馬によって拍車も変えます。
sunやchunには10㎜の先丸だし、yukiにはこのIMPULS。
道具に頼るのも無駄な力を使わないために必要だと、今はそう思ってます。
道具を上手に選択して有効に使う事も大切なんじゃないかな。

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