ariとchunの楽しい馬生活

馬に乗る事よりもお手入れが好き。こだわりの馬具、こだわりのお手入れ、楽しい馬生活。

大雨

2005年07月31日 | 新馬とたまに乗る馬君
天気予報は確か曇りだったはずなのに。
西に向かうほど空が暗くなっていった。重い空の色。
クラブに着く頃には大粒の雨が降っていた。
全然やむ気配がなくて馬場は一瞬にして水田状態になった。
所々に大きな池ができた。
本当は許されない事だけど、私の大切なパフォーマだけはずぶ濡れにしたくない。
「先生、皆さん、ごめんなさい。今日は協会の鞍を使わせて下さい。」
ってことで、久々に総合鞍に跨った。
今日は新馬の日。
ガっちゃんと名付けられたこの新馬はとってもいい練習馬。
ただ、この子の調教weblogというのがクラブのHPで公開されており、それが私に
とってとてもプレッシャーになっている。
乗ったその日はそのblogを見るのが怖い。
良いことを書かれているならまだしも、失敗すれば結構はっきり厳しく書かれて
いたりする。
で、「あのaさんってariさんの事?」なんて他の会員さんに聞かれたりする。
「はは、ばれましたか…」て笑ってごまかすしかない。
でも最近ガっちゃんの攻略法がわかった。っていうか、そのblogを書いてる
ガっちゃん担当の先生の望むところがわかった。やった~~!
それからはトラブルなく順調にレッスンをこなしている。
シンプルに、とにかくシンプルに乗る。
『バランスインムーブメント』の著者スザンヌ・フォン・ディッツェ女史の
レッスンを受けた事がある。簡単に言えば正しいバランスで騎乗しようって事。
ガっちゃんに乗るにはこのレッスンのおさらいをすればいいんです。
拳でも脚でもない。すべてはバランス。まっすぐ座れること。
拳や脚がなくても馬はゆったりまっすぐ動く。
それを心がけてシンプルに乗ることで今の段階はOKです。ほっ…。
今日は総合鞍で乗ったけど、その方がなんだか乗りやすかった。
鐙の長さかな…。今日は雨だし、若干短くしてみたのが良かったかも。
レッスン中も雨粒はどんどん大きくなって私もガっちゃんもずぶ濡れでした。

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べ~~~っだ!

2005年07月30日 | sun
なんとも、とほほ…。
おちゃめなのかなんなのか。

今日は私が最初で最後のお仕事。そう、週末なのに1鞍だけです。
先生に聞くと水曜日私が乗り、木曜日は調整のために先生が乗り、昨日は
調馬策だけで背中を休ませてましたって。運動してないじゃん。
でも今日はわたしのパートナーがsunだとは思ってなかったので意外で
うれしかったです。講習会のおさらいもしたかったし。
レッスンは部班なのか個々に動いていいのか先生の指示がなくて中途半端な
感じでsunにとっては良くなかったな。
先生がレッスンごとに違うのでなかなか難しい所もあります。
まぁ、私とsunの課題は基本中の基本だからどのレッスンでもなんとかなるさ。
でもsun、今日はちょっと元気だったね。
拳に感じる力が水曜日とは違った。1鞍目でほぐれていないこと、重心が前に
あって私が起こしてくる努力を怠ったこと、まぁいろいろあります。
でも水曜日に残した課題「移行」はなぜかまったく問題がなかった。
これには私も丁寧にやろうと意識したことと、sunがお勉強してがんばったこと、
それが結果につながったんだと思います。たいへんうれしい!
今日はそれだけで花マルです。
べ~~~ってしててもやる時はやるじゃん。

今日もレッスン終了後はシャンプーしてすっきり。
後肢の治療中のふけかぶれが熱を持っているのが心配ですが、きっちり先生に
ケアしてもらって待望の夕ご飯となりました。





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なんか文句ある?

2005年07月30日 | sun
そんな感じです。
と思ったら…
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フライシートが…

2005年07月30日 | sun
sunが私のお気に入りのフライシートをこんな姿にしてしまいました。
「ariさん、たいへん!」友人の声にsunを見るとなんともおいしそうにモグモグ
しているじゃないですか。
「ダメダメ!!ダメ~~~~!!」やっとのことでフライシートをsunから
もぎとるとヨダレまみれで破けてるし。まだ新しいのにぃ!
しょうがない、修理します!
夕飯時だったから口寂しかったのかしら。
「ごはん!ごはん!」って、厩舎に連れて帰る時もすごい早足でした。
まったくぅ!!
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ひまわり

2005年07月29日 | Thanks☆
なんとも夏らしい名前『ひまわり』。
ひまわりの花のようなきれいな毛色。金色に輝く鬣。
彼女が入厩してきたのは去年。とっても細い3歳馬。
乗馬になれるのかなって心配だった。
思ったより早く跨る機会が巡ってきたのだが、もう乗ってもいいのかなって
思うくらい細く幼い。
私はレッスンでのお仕事は彼女にはまだ無理だと思ったし、今もそう思ってる。
何が何かわかっていないし、理解しろというのも無理な話。とにかく幼いのだ。
体も全然できていないし、このまま会員を乗せるのは絶対反対だ。
私は調教をできるわけでもないし、馬のプロでもない。
でもそんな私にだってわかる。もう少し待ってあげないと…。
彼女がレッスンにデビューしてしばらく新馬の日には跨った。
動きが小さい、肩が、後肢が動かない、背中を使って動かない。
肢が棒のように突っ張っている。3種の歩様に対する扶助を理解してない。
彼女に乗る時は座らずに大きく動かす事だけを考えた。
あの背中に座る勇気はない。楽に前にだすことだけ考えた。
良い部分もあった。適度に固いこと。
第2蹄跡行進(蹄跡の1m内側)や中央線はよれることがなかった。
私レベルが乗るには善し悪しはわからないけど適度に固い方が乗りやすい。
彼女だけの問題ではないこともあった。細すぎて私の足が余ってしまう。
彼女に乗る時は鐙を短くするようにした。
普段、ドレッサージュで足を下に長く長くと言われている私にはすごい違和感。
でもしょうがない、新馬の日だし。
何度か跨ってるうちにやっと頭を低く下げて背中のストレッチができる
状態まで動けるようになった。だんだん良くなってきたこの頃、突然の休馬。
次に跨った時には、1番最初の状態に後退していた。
物見をする、長蹄跡の駆足ではぶっ飛んでいく、駆足発進では止まる、蹴る。
動きも何もかもが後退していたし、人間を拒否していた。
ある雨の日、風も強かったし、正直彼女には乗りたくなかった。
それで彼女には今日は乗りたくないと初めて申告した。
ずっと乗りたくないわけではなかったけどその事で私は彼女に当たらなくなった。
少し寂しい気持ちはあったが、彼女にレッスンでお仕事をさせることに対して
反対だったし、まだまだ心も体のできていない彼女に乗る自信がなかった。
そのまま彼女はいろんなレッスンに顔をだした。主に初級者と上級者の障害。
みんなの感想はあまり良くない。
そんな彼女に水曜日、跨った。何ヶ月ぶり??
彼女の動きはあまり変わってなかった。足が固かった。
でも少しがんばれるようになっていた。
私が何を言ってるのか考え、応えようとしていたように感じた。
私もできた時は思い切り褒めるようにしたし、できなくても怒らずにやり直した。
物見もしたが(セミ採りに来てた子供の網におののいてた)我慢して運動を
続けた。
レッスンの後、先生にも褒められたし、他の会員さんは「良さそうやね。」って
興味を示してくれた。
ひまわり、がんばったね。私も誇らしかったしうれしかった。
まだまだ体ができてない、これは事実。
どうしたらいいんだろう、どうしてあげたらいいんだろう。
彼女に乗るとなぜか悲しくなる。
全身をきれいに洗って厩舎に帰る前にちょっと寄り道して草を食べさせた。
彼女に何をしてあげられるんだろう…、そう思うと胸が痛んだ。
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「馬と会話ができる拳」になる講習会 第4回(最終回)

2005年07月28日 | sun
今日も11時から。でも先週ほどは暑くなかった、乗る前は…。
太陽が雲に隠れて風も吹いてたし「今日はマシだな。」なんてSUNに跨る先生を
見ながら思ってた。

SUNは今日10時のレッスンでちょっと弾けたそうだ。
私は見てなかったのだけど、乗ってた会員さんが首をかしげながら帰ってきた。
それで先生が私のレッスンの前に乗ったってわけ。
難しい事を要求された事とがんばってたんだけど「もっと」って言われて
ちょっとわからなくなっちゃったんだ。たぶん…。
先生が乗ってくれるという事は、乗り変わった私は何もしないでたくさんの
事を感じるだけでいいって事。楽チンだ。
輪乗りで前回までの確認をし、蹄跡運動中の半巻き、斜め手前変換などを
どんどんやっていった。移行も何度もやった。
私は下方移行が本当に下手。どうしても座りきれずに拳に頼ってしまう。
拳を必要以上の力で握り、座ってるつもりのお尻で「GO」のサインを
だしてる。それでは会話はできません。
1回目の課題『推進』はなんとかクリアし、2回~3回目の『外方の壁』も
なかなかしっかりしてきた。そして4回目は『移行』という課題が残った。
どうすればいいのか言葉ではわかってるけどその通りに動けない。
これも私がSUNを信じていないから。余計なことをたくさんしてしまう。
「GO」か「STOP」かSUNもわからなくなる。
SUNに助けてもらってなんとなくごまかしごまかしできるようにはなった。
でも私はSUNを混乱させただけ。ごめんって思った。
視界良好、拳の高さ、脚位置、脱力。傾かずまっすぐまっすぐ。
どれもこれもまだまだ安定してるとは言えない。
でもちょっとづつしっかりしてきたらいい。
先生には1回目と比べるとすごく良くなったと言われました!
だってこの4回が毎回楽しみで楽しみでしょうがなかったのですから。
1鞍1鞍を本当に大切に乗りたかったのですから。
SUNは優秀なのでこれからは競技で使っていきたいという思惑があるらしいし
もうそう簡単には乗れなくなりそう。
この4鞍は私にとってとてもいい勉強になったしいい思い出になった。
そうそう乗れなくなるかもしれないけどSUNはこれからも私の先生だし、私は
SUNを見守っていきたいと思ってる。

レッスンは大満足のうちに無事終了。
SUNはグッタリです。
だって乗ってるうちに太陽を隠してた雲がどっかに行っちゃって、ギラギラの
太陽が私とSUNに容赦なく降り注いだのですから。
私もびっしょり汗をかきました。
丸洗いした後のSUNは眠たそうに揺れていました。



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フライシート(網馬着)

2005年07月27日 | お手入れ&馬具
ハエ…。この時期これには本当に悩まされる。
厩舎でも洗蹄場でも運動中も本当にイヤだ。
馬場にいるこのハエは私をも噛む。洗蹄場でも運動中も。
チクッとすると思ったらハエがとまっていたりする。
運動中なんて噛まれても我慢するしかない。本当にいらつく。
一カ所でもこの始末。それが5匹も6匹も全身を噛んでくるんだ。
SUNは特にいやがる。運動中も首をブンブン振って、または蹴ったり。
私がSUNなら我慢できない。
だけどSUNのすごいところはそれを我慢できるところ。
首を振ったり、蹴ったりするんだけどずっとじゃない。
やらなきゃならない時はがんばれる。本当にすごい子だ。
でもその苦痛を少しでもなくしてあげようと運動前にはハエよけをスプレー、
運動後は早く馬体を冷やしてあげてこのSUNが着ているフライシートを着せる。
このフライシートは3着目。1着目、2着目ともしっかりしすぎて重く、また
なんだか暑そうだったり、逆に編み目が大きくてハエも止まっちゃうぞぉ~
てな感じだったり。
今、私が愛用してるこのシートは言うことなし。超軽くてしっかりしている。
色もきれいだし、お値段もリーズナブル。
フランスのNORTON社製のもの。
NORTONの商品はみんなさすが『おフランス』って感じで色がきれい。
今、注目のブランドの1つ。
このシートを着せるとSUNもようやくホッとできるんです。

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本日のchun

2005年07月24日 | chun
昨日はchunに跨る日なのにchunったらお出かけしていた。
彼は障害競技に出る会員のための競技馬。昨日は競技会ではなかったんだけど
会員向けの講習会で近くの馬事公苑に行っていた。
厩舎をのぞくと新しいオガがこんもりしてるだけ。
chunの姿はなかった。なんだか寂しかった。
chunは競技に連れて行ける貴重な存在。今は障害競技でがんばっている。
でも私にはそれを引退したら馬場で乗っていきたいという希望がある。
新馬で入厩してきて、厳しくしつけをされてたくさん勉強してなんでもできる子になった。
だけどイマイチ勇気がなくて高い障害を飛ぶのは難しいって判断されたらしい。
気が小さいのかな(体と顔はでかいのに)。
chun、昨日はちゃんとお仕事できたんだろう、今日は少し眠そうにしていた。
「昨日、跨れなかったから今日はchunでお願いします」って朝からずっと念じていたの
だけど受付で違う名前を言われた。
そうだった…、今日は日曜、新馬の日だ。

別の会員さんがchunを引いてきたのでしばらくchunと遊んだ。
まぁ、今日跨れなくてもまた来週。楽しみが2倍になるからいいや…。

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my performa ①

2005年07月24日 | お手入れ&馬具
私の鞍は2背目である。
1背目はクリフバンズビーの総合鞍。この鞍は乗りやすかった。総合鞍なのだが
馬場より。鞍骨は比較的フラットでそれがまた良かった。
でもこの鞍は何もわからない時期に先生に勧められるがままに、すべてお任せして
(何も自分では決めず、見ることもなく)買ったもの。
ある日、クラブに行くと鞍が届いていて28万位だったと思うけど請求書が
ついていた。よくわからないまま、先生がセッティングもしてくれたし不満も
感じずに乗っていた。乗っていると馴染んでくるとはいうけど、本当にそうだった。
でもその時は鞍が人馬にどんな影響を与えるのかなんて考えた事もなかった。
ただ鐙の長さを調節しなくていいし…程度のものでしかなかった。
そのうち上手くなりたいと思うようになり、今度は馬場鞍が欲しくなった。
みんなの乗ってる鞍にはあまり興味がなかった。
だって私は馬場鞍が欲しかったのではなくて実はパフォーマが欲しかった。
パフォーマに決めていた。
ネットでパフォーマを見るたび、その説明を読むたびどんどん欲しくなった。
パフォーマに乗ると違う世界が広がってくような、すごく上手くなれるような
そんな気分になった。パフォーマは試乗ができた。思い切って試乗をしてみた。
だけど、思ったような感触はなかった。ショックだった。
先生は「馬の肩の動きが全く違う」と大絶賛していた。だけど私にはわからなかった。
試乗2鞍目、1鞍目よりは良かった。特に駆足では今までに味わったことがないほど
しっくり動けた。そして横運動、脚の動かし易さは今までにないものだった。
結局あまりわからなかった。でも発注していた。
これでいいのかわからなかったけどどうしてもパフォーマが欲しかった。
ここから私とパフォーマのお付合いが始まった。
ただの鞍じゃない、私だけのパフォーマになっていく。

http://www2.neweb.ne.jp/wc/equi-page/comfort.html
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涙がでちゃうんです

2005年07月21日 | sun
SUNはいつも泣いてるみたいに涙を流してる。
彼の目は黒目が小さくて白目が他の馬にないくらい大きい。
目自体は大きくて、ギョロっとしている。眼光するどい、そんな感じ。
私はこの目がとっても好き。惹きつけられてる。
でも、彼の目からはいつも涙が流れてる。
悲しいわけではないけど。そう思ってるけど。

彼はクラブでもその個性的な顔立ちと美しい毛色、綺麗な動きから大注目されてる。
跨りたいという人はたくさんいる。
とはいえ、まだまだ若馬。体ができていない。
過酷な乗馬クラブでのお仕事に耐えられるだけの力をつけていかねばならない。
幸い担当の先生は馬の様子を良く観察し、また担当馬にはよく跨る。
先手先手で馬のケアができる。

みんなSUNを愛している。
だから怪我や病気はしないで、ずっと一緒にがんばって行こうね。
見た目だけでなくて、跨ってもみんなを虜にする馬になろうね。
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