ariとchunの楽しい馬生活

馬に乗る事よりもお手入れが好き。こだわりの馬具、こだわりのお手入れ、楽しい馬生活。

今年もいろいろありました

2008年12月31日 | ari
今年を振り返れば本当にいろいろあって一言では語れないけど
また少し強くなった気もして、逆に自分の弱さもわかって不安だったり。

馬に関して言えば、とっても強くなった気がする。
メンタル面が劇的に変わった。
とことんやろうと思ったことが大きい。
騎乗に関しても「やる」という選択が多くなった気がする。
やって間違っていたら先生が教えてくれる。そう思えた。
目標を見失っていた私に、目標を与えてくれた先生の一言。
今年はその目標には到達できませんでしたが、いつかきっと。
馬に乗る楽しみがさらにアップした1年。
単純に馬に乗ることを楽しめるようになった。
難しいことも考えるし、悩み、落ち込むこともあるけど、やっぱり楽しいと
思えるようになった。
そして結局自分は下手なんだからとありのままの自分を受け止めることが
できた。

できないことを馬のせいにはしない。
自分が上手ければそんなことは関係ない。
いろんなことが明確になった、わかりやすく考えることができるようになった。
例えば、馬がどんな状態(動かないとか、逆に元気すぎるとか)であっても
また、イレギュラーな感じ(バランスが悪いとか、口が強いとか)があっても
自分の乗りやすい馬にしようと前向きに考えることができるようになったことで
「あの人の後は乗りにくい」なんていう考えがなくなった。
逆に乗りにくい状態であれば、それが少し乗りやすくなると満足できた。
「うまくいかないときほどチャンスです」
そう教えてくれる先生のおかげで、凹むことも楽しみに変えようという発想が
うかぶ。

笑っていること。
競技とか関係なく、やっぱり馬を共有し、みんなが誰よりもその馬を乗りこなせる
ようになりたいと思っているから、自ずといろんな問題が起きるわけです。
そんな中で、私もいろいろと感じるわけですが、結局は自分の目的は馬に乗ること
だし、その中でまずは楽しく安全に乗りたいわけで。
自分が嫌な考えを起こすと、同じ考えの人が集まってくるし、こういうウィルスは
感染しやすいので、すぐにモヤモヤしたクラブになります。
私は楽しみたいのだから、嫌なことを言われてもとりあえず笑っておこうと。
笑いの壁でブロックです。
誰しも基本的に馬を愛してるのだし。本当はそんなこと言いたくないはず。

snow、
yukiちゃんとの突然の別れの後、やってきたツンデレ系の女の子。
小悪魔系っていってもいいのかな。
とにかくきれいな馬で、繊細でやわらかくスペシャルです。
snowにはまだまだ学ぶことが多くて。
美しいsnowをより美しく見せることができるように精進していきたいです。

さとう君、
この前、初競技で大変なことになって、自分の下手さ加減に嫌気が差しました。
さとう君にもこれからも乗っていきたいと強く思うわけですが、課題は山積み。
どうすればいいのか、それさえもわかりません。
しばらくは人馬の信頼関係をもっと深めることからはじめた方がいいように
思います。
いかんせん、練習馬。私にできることなんてありません。
たくさん褒めることができるように、それを積み重ねていきたい。
体を大切に。
体と心のケアを。
要求度の高い運動を強いられる、我慢の連続、そんな彼にたくさん褒めることで
報いてあげたいし、競技では成績を収めることが私のできることです。
体が心配なら乗るなといわれますが、心配だからこそ乗るのです。
誰かが乗るのなら、私が乗ります。

マチルダ、
可能性を秘めた馬です。
そのダイナミックな動きは人目を引きます。
肢の不安は以前残っています。
いつまでもいいパフォーマンスができるように。
私も彼女からたくさんのことを学びたいと思います。

自分、
なんとなく地に足がついていないような根無し草のような。
風の吹くまま、あっちにゆれ、こっちにゆれ…。
何をやってんだか…って感じだけど。
良い事も悪い事もあったけど、すべてひっくるめて私がある。
こうやって今、お節の準備をし、掃除してないのにパソコン打ってるって
とりあえず幸せ。
変わりない毎日、それが1番幸せ。
家族も馬も変わりなく過ごしていることが幸せです。

来年の目標、今日、じっくり考えてみましょう。

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お買い物

2008年12月30日 | ari
年の瀬と言う感じです。
いつも年末は母と買い出しに。
普段は閑散としている市場がこの時期は本当に活気があります。
毎年のお決まり、のしもちと蒲鉾。
のしもちは1本1600円と結構なお値段ですが我が家ではここのお餅
でないとって言う変なこだわりがあります。
代々食べ続けています。明月庵。
私は黒豆入りのお餅が一番好き。
彩りよくヨモギ、海老も買いました。
蒲鉾も同じ、黒田の蒲鉾でないとね。
だて巻きと小桜、板かまを。
この時期はこの時しか食べないものを買うのですが、躊躇なくどんどん
買ってしまうこの雰囲気が怖いです。
でもこうして毎年母とお正月の買い物に行くのは楽しみです。

 

母の友人のおじさんと3人でおうどんを食べに行ったのですが
「ひさしぶりやなぁ~~」って感慨深げに言われても
ごめんなさい、まったく覚えていません。

もうセールをやっているお店があって靴を2足も買いました。
そうしてウロウロしていると、あれも欲しいし、これも欲しいし…。
物欲がわいてきます。
お正月セールにはあえて行かないようにしようと決心!

コタツでゴロゴロしてるとまったく何もできません。
何もしたくなくなります。
結句この追い詰められた感の中まだ何もせず…。
あれもこれもするんだと頭の中では考えるのにまったく体が動きません。
このダルダル感。引きこもりたい…。
ダラダラ最高です!!
そういいながら、まだまだ買い物に行かねばならず。
やっぱり掃除もしないとねってあきらめ感が襲ってくる。
はい、観念しました…。

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激変!

2008年12月29日 | Thanks☆
日曜、さとうくんに乗る気満々で馬場に出かけると久しぶりのマチコさん。
長らく乗ってはいませんが乗りやすくなってると聞いていたのでちょっと楽しみ。
馬房から洗蹄場までトロトロ歩くことはしないようにしようと常日頃思っている
わけですが、マチコさん、1歩が超重くて鼻輪をつけた牛のよう。
これを改善すべく、今、練習中。そのうちスタスタ歩くでしょう。
だって帰りは早く歩けるんだから。
他の方の引き馬は見てないのでわかりません。
さとうくんも今ではsnowばりにスタスタ歩いてついてきます。
引き馬から「楽しいよ~~!」オーラを出して連れ出すのです。
常に元気を心がけています。

さて、レッスンですが、聞いていたとおり、驚くほどの変化ぶりでした。
練習馬レベルの反応をするようになってる。
以前は「ん~~~~~~~~~~ぎぃょっ…」っていう(わかりにくい…)
反応が「ん~~ぎょっ」に変わったって感じ。
しかも前進気勢もあるし。
驚いたのは駈歩に繋がりができていること、何かに反応しようとしていること、
物見がないこと。
斜め手前変換ではさとうくんとは質は違えど、とても大きく動いてくるうえに、
下方移行がもともといいのですぐにまとまります。
私に問題はあれど、馬はとてもレベルアップしていてびっくりです。
今日はマチコさんの成長についていけなかった1鞍でした。

月曜、土曜先生に初めてマチコさんでご指導いただきました。
土曜先生は馬の品種の話をよくされます。
マチコさんとsnow、さとうくんはまったく違う馬だと思って普段から騎乗して
いますが、マチコさんのような馬に乗るにはどうすればいいのか、中半血馬の
乗り方を教えていただけるチャンス。
さとうくん(アングロアラブ)やsnow(サラ)に乗るときは、馬の動こうとする
力を利用してその馬の動きを殺さないことを心がけています。
まずは馬の自然な動き。
マチコさんは1歩1歩動きを作ってやるような気持ちで、私が動かしている感覚
で乗っています。
今日は昨日にくらべて動きが良かったのでこれまた驚きで。
昨日はベタベタ動いていた速足も、中盤には以前のように足を上げていた気が
します。
それでも推進不足で土曜先生からはもっと動かしてといわれ…。
スピードではなくて動かすことです。
速くしようと思えば、手綱を譲って内方脚で行け!って言うだけで簡単に
走ります。
マチコさんの頭の重さに座りは浮かされ、脚はあらぬ位置にあるし、粘り強い脚、
また脚力のなさ、座りの浅さを痛感するわけです。
運動中、軽いタッチで乗れる瞬間が何度かあり、常にそのタッチで運動できれば
もう少しいろんなことが考えられそう。
駈歩も内方を譲っても、馬が同じ頭頚の位置で動き続けることができるか
チェックします。
いろんな運動の移行で、私的にこういう拳先行してしまう馬に乗ると悪癖が出る
わけですが、今日は土曜先生にそのことでお願いしました。
来年は「外方の壁」を頭でも体でも理解できるようになりたい。
いまさらですが、目で見る「外方の壁」を16年も馬に乗ってきて、この数週間
でやっと「これ??」って思ったところです。
まぁ、えらそうなことを言っててもそんなレベルです。

今日は天気が良かったので全身シャンプーの刑でした。
後肢のケイクンがきれいになっていました。

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忘年会続きで…

2008年12月28日 | ari
かなりハードな毎日です。
馬友との忘年会は早々に済ませて、恒例のおふぐ様をいただいたのですけど
年末ぎりぎりに、高校の同級生とか、学生時代のやんちゃな方々(ペコ)との
忘年会が残っていました。
ペコはいつも大阪集合。
この日もかなりのハチャメチャ感。
いい年した大人ですがみんなで集まると一気に時間は引き戻されて。
変わらんな~~~って言う感じです。
でもそれが好き。
今回はちょっとした手違いで「飲む」会のようになってしまい、帰りに
あやあずさんとラーメンでも…と思いましたが、今話題のマクドナルド、
クォーターパウンダーをいただきました。



悪魔です…。こんな夜遅くに…。
肉厚でジューシーで、牛を食べてますって感じ。
かなりのボリューム。
まぁ、年末のこの時期だからってことに。

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力みがない

2008年12月27日 | snow
以前は迎えに行くと自分から行くよ!って出てきたsnowですが、ここ最近は
なんか出て行く気しないんだよね…ってのっそり出てきます。
一旦、馬房から出るとスタスタ歩いてますが。
彼女は頭絡をつけるとき歯を食いしばったり、洗蹄場を出るときも足を
踏ん張って拒否したりすることはないです。
そういう部分、とっても真面目でよくしつけがされていたんだと思います。

今日、最初の常歩からとても力が抜けていてなんだかとてもいい気分でした。
公園側の馬場に移動して、なんだかピリピリし始めて…。
でも大変なことにはなりませんでした。
今日はいつもに比べれば安定していたと思います。
姿勢のチェンジも無理を感じませんでした。
もう少し脚の使い方が器用にできれば…、私は雑です。
最近、駈歩に違和感を感じています。
両手前とも違う違和感があります。
左はバランスがとれなくて前に崩れていく感じがします。
真っ直ぐ自分に近づけてみようとすると、一瞬動きが悪くなって、
今度は左右に崩れます。
柔らかさからか、すべてがバラバラに動いている気さえする瞬間があります。
テンポも歩幅も一定でなくて。
もっと待つこと、観察することをしないといけません。
右はテンポ、歩幅はある程度一定で一見まとまりがあるように見えますが、
要所、要所で瞬間、ハミをはずされて動きが止まることがあります。
駈歩は続けているのですが、急にバランスが後ろに乗るっていうか、そのときは
ハミをはずされているんですけど。
常に前に力を出すことができていないのだろうと思います。
もう少し丁寧に乗らないと。
とにかく丁寧に。
今日良かったのは駈歩の後の速歩。
スムーズに安定していたときがありました。
常歩から速歩への移行はきっと私の扶助と固さから馬も一瞬力みます。
駈歩から速歩への移行では常歩からよりも自然についていけていた気がします。
snowの状態を作っているのは私です。
もっと繊細な乗り手にならねばなりません。



今日は最後までお手入れ。
手入れ前半で鼻を鳴らして帰りたそうでした。
が…、なんだかノリで全身マッサージまでフルコースで。
マッサージをはじめると鼻を伸ばして気持ちよさ気でした。
お疲れ様です。
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メリークリスマス

2008年12月25日 | ari
クリスマスだというのにとっても仕事が忙しい…。
昨日もそう、クリスマスイヴだというのに、とってもとっても忙しい…。
どうなってるんだろう。
普段、さぼりすぎてるから??
というので、まったくクリスマスな気分でもなく、あまりにも寂しいので
美味しい物でも作ろうと思ってはいたんだけどパワー切れ。
で、簡単料理にすることししました。
簡単、いや、手抜き。
手抜き料理はある意味贅沢ですもの。

まず、

オイルサーデンの缶を缶ごとオーブントースターに。
グツグツいてきたらできあがり。
レモンをしぼっていただきます!

粗挽きウインナーのちょっと良いのを買って、まずはレンジで軽くチン。
その後、オーブントースターで皮がはじけたらできあがり。
マスタードでどうぞ。

残り物のきのこ達とベーコンを使ってクリームパスタ。
ベーコンをカリカリにじっくり炒めて、きのこを入れて白ワインで蒸します。
で、生クリームを入れて塩で味を調えればできあがり。
食べるときにレモンをしぼれば美味です!

さてさて、大好きなサラダも冷蔵庫にある野菜達をざくざく切って。
今日は贅沢に牛タンのスモークをのせました。
あとは最近大好きなセロリ。
そのままガジガジかじっています。
セロリは大嫌いな野菜だったのに今では大好き!
どの野菜も臭いや味が薄くなったと感じるのですが、セロリもそう。
すっかり大好きになりました。



あと、今日の贅沢は新しいお野菜で『バラフ』というのを買ってみました。
海ぶどうを初めて食べたときのような驚きがありました。
葉の表面の水晶のようにキラキラ光っているのは、水滴ではなくプラッター細胞
と呼ばれるミネラル分を多く含む葉の一部です。
食感はシャッキリ、プチプチ。そして味はほんのり塩味。
とっても不思議な感じです。
最近デパ地下の食材売り場なんかでよく見かける新しい野菜達ですが、どんな味
なのか想像がつきません。
『バラフ』はなかなかおもしろいって感じの野菜です。
クセはまったくありません。



今年のクラブのクリスマスパーティーでいただいたライディングジャケットと
グローブ。
今年1年がんばって乗った賞です。
紺色に黒のラインがなかなか格好いい!
メモはクラブオリジナル。
メモって結構うれしいんですよね。

  
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楽しい!!

2008年12月23日 | snow
先生のマンツーマンがとれて、これで今年は悔いなしって感じで馬場に。
土曜、snowはとても落ち着いていたのですが、やっぱり先生のレッスンは
緊張です。
最初の常歩、上手くいくかな…、そんなところから緊張。
準備ですよ、はは…。

馬場が良かったからかsnowはとっても乗りやすい。
いつものような抵抗がないです。
いつもは口を突っ張ろうとする力を感じるのですが、今日はそれがなく。
力は感じていますが、引かれる力ではなくて、出て行く力っていうんでしょうか、
とっても微妙なんですが、とにかくいつもとは違う。
で、私も同じ力を感じながら大人しく乗ろうと。
今日はsnowに助けられて、それも難しいことではなかったです。
最近気をつけている移行ですが、私は常歩から速歩の時に同じ雰囲気で
同じ体勢でと思って乗ってきました。
先生、今日はその進化形です。
常歩から速歩はやっぱり少し乱れるのですが大きく頭位置が変わったりすること
が減ってきたので、修正もできやすくなったと思います。
常歩は動きがすごく小さくなるので焦ってしまうのですが、先生は一番馬が
落ち着いた状態でまずは運動するようにと。
大きく動かそうとすることが、逆に馬の動きを悪くすることにつながっていたの
かもしれないです。
最近の怒りん坊snowを余計に怒らせていたのは私かも。
snowが何に対して怒っているのか、耳の動き、背中、首の力み、肢の動き。
扶助の力や脚位置やタイミング。
先生は
「snowがきっとどこかで乗り手に何か言ってるはずですから見逃さないで」と。
普段は前に馬に気を取られてそんな余裕がなかったことを反省。
心で馬に乗るなんてえらそうに言ってたのに、今ではいっぱいいっぱい。
今日はどれだけ小さな力で馬を反応させることができるのか挑戦っといった
感じでしたが、普段の1/3も力をつかわなかった気がします。
乗り続けることでそういう繊細な部分を感じてやれなかったことを反省。
練習馬は日々変わるから、「どうせこうやろう」とか「いつもこうだから」的な
考えは捨てないと。
先生のレッスンではいつも意識改革が起こります。
忘れていたものを思い出します。
snowに乗ることがもっともっと楽しくなった1鞍でした。
いつもありがとうございます。



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競技会で思ったこと

2008年12月22日 | さとう君
21日、10年ぶりくらいに外の競技会に参戦しました。
近隣の3~4クラブが集まる小さな競技会です。
小さいと言っても私にとっては大変なことで、いろんな不安と緊張でいっぱい。

さとう君とは部内競技の流れで、コンスタントに週1回乗れればなんとか
なる気がしたし、配馬されているうちに経験しておこうと思いました。
「なんで突然に??」とたくさんの会員さんに不思議がられたわけですが、
そういうことです。
本来ならば今回のような決定はしないし、実際に競技に出てみて思うところも
たくさんありました。
これは参加を決めた時点で一番不安に思ったことなのですが、同行してくださる
先生が、私の先生ではないということ。
土曜先生は一緒でしたが障害担当で、話すことはできますが、実際の騎乗を
見てもらうことはできません。
どこにいるのかもわからない状態で、きっとどこかで見てるのだろうけど。
依存心の強い私は、このたった一人アウェイ状態が不安でたまらなかったです。
次に馬の状態がわかりません。
先生が一緒なら、馬がどんな状態でも、通常に近い状態にしてくれるという
絶対の信頼感があったと思います。
さとう君を配馬してもらいだして、この繊細であわてん坊の力持ち君をレッスンの
最後には自分の乗りやすい馬にしようと心がけてきました。
今回の参加を決意したのも不安ながら、最低、ここまでは自分の馬にできる
というラインができていたからです。
が、それは大きな間違いで私の力なんて、柔道の石井風に言うと
『屁のつっぱりにもならない』って。
まだまだ乗りのレパートリーがなさすぎて、また、自分の幅がせまいと言うことが
明らかになりました。
不安は的中し、私の知らないさとう君に乗ることになりました。
さとう君はまず担当先生が騎乗し、次に3番、私は5番。
準備時間は12分くらいかな。その間に鞍を変えて…。
時間をかけて自分の馬にする練習はしてきましたが、そんな時間で馬の状態を
感じ、その状態にあった乗り方をする技術がないうえに、頭も働かず。
感性、技術、頭脳…、持ち合わせていませんでした。

いつもよりも強くて乗り切れない。
力のない私はさらに繊細な扶助で乗らなければイレギュラーがでます。
考える間もなく入場となるのですが、とにかく経路を踏み最後まで戻れるのか…
という状態でした。
それでもちっぽけではありますが一生懸命練習してきたという自信と、絶対に
必死な顔をしないで笑おうって決めたこと、どんな状態でもさとう君のために
自分のできる事をするんだと、絶対に大丈夫だと何度も繰り返し念じたこと、
失敗しても笑顔で敬礼をしようと思ったこと、そんなメンタル面が今回は
自分を救ってくれたと思います。
これは意外です…。
で、バタバタでイレギュラーだらけの想像もしなかったような演技?でしたが
幸運にも黄色いリボンをいただきました。
入賞できたのは素直にうれしいし、万全でなかったさとう君をこのために
連れてきたのだから、さとう君に対する罪悪感が少し軽くなりました。



競技後、何時間もさとう君と一緒に過ごしました。
自分の出番は9時で終わりだったし、さとう君が不安がるといけないから(私の
思いこみですけど)。
腰を痛めているさとう君のマッサージをしたり、写真を撮ったり。
そうこうしているうちにどんなひどい経路もすっかり忘れていましたよ。





いろいろ思うところはありました。
私が考える乗馬、私がやりたい乗馬はこれじゃない。

それについてはまた後日です。
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賢い子

2008年12月19日 | さとう君
寒いからでしょうか、さとう君は硬いです。
ラブリー先生に騎乗したとき、パンをこねる機械に入れてもう1回、成形しなおし
たいと思ったことがありますが、最近のさとう君もそんな感じ。
ラブリー君とは硬さの質が違いますが、可動域がせまくて…。

私はよく自分の普段の動きと馬の動きを照らし合わせてみるんですが、実に
おもしろいです。
寒いとき、私は体に力が入ってガチガチ。なるだけ動かないように歩きます。
首をすぼめて、肩に力を入れて、踏み出す1歩は小さくて速い。
手を大きく前後に振って歩くと熱が逃げそうです。
さとう君やsnowもそんな状態なんだろうって思います。
寒いのとは関係ないでしょうけど。
だって馬は寒い方が元気らしいし。
冬の運動は早く体温を上げてあげる方がいいのかなって気がします。

他にも前のめりで歩いてみると小股で早くなるとか、ベタベタ足の裏をつけて
歩いてみたり、地面を蹴るように歩いてみたり。
重く歩く、軽く歩く。
馬と同じです。
四つん這いになってみて、背中に座られてることを想像すると、これまたおもしろく
平らな背中を下に押すと頭が上がります。
ですが背中を丸めて頂点にジッとしていてくれたら一体化する気がします。
脚の扶助、土曜先生に、
「脇腹を手のひらで押されるのと、指先で押されるのとどう感じる?」
と言われた事があります。確かに、指先で押されると
「キャッ!」ってなりますよね。
そんなんでいろんな事を自分で想像してみるんですよね。

話はそれましたが、
今日はレッスンの中ですご~~~~~く歩度をつめた常歩をしました。
初体験!そこからごくごく小さな半巻きをします。
後肢旋回の練習です。
さとう君は最初、「行くの?止まるの??」とわからないようで、私もバランス
だけではなく拳も使ってしまったので、グッと強くなりましたが、
とても繊細なタッチで持つ、譲るをすると同じ重さで動くようになりました。
前進気勢があることと求めすぎないこと、大切です。
今日も後半は良く動いてきたし、その運動のおかげで駈歩の伸展運動もためのある
感じに思えたのは気のせいでしょうか?
レッスンは私なりにとても良い感じで終わりました。

最後に経路を見てもらいましたが、これが今まででは悪い部類に入るもの。
なめらかに大きく動かすことができず、中途半端でした。
しょうがないです。
いつも失敗する右手前半巻きも練習では上手くいくのに…。
半巻きが大きくなりましたがいつもよりはマシ。
とりあえずなんとかなればいいけど。



がんばるさとう君は3鞍目のお仕事がありました。
天気が良くって大汗かいたのでシャンプーしたかったけど断念!





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毒をはいてみる

2008年12月18日 | ari
人のことをとやかく書くのは良くないけど、
この前、クラブでため息をついてる会員さんがいました。
いつも元気いっぱいなのに??どしたんだろう…と。
なんだかいろいろ言われたそうな。
「あなたが乗ると馬が悪くなる」とかなんとか。
直接言われたんではなくて間接的に馬鹿丁寧にお知らせした方がいらしたそうで。
立ち直りが早い方だから、心配はしていないけど、それが少しの時間であったと
してもその人はきっとすごく悲しかったはず。

「自分の目的は何?」

馬に関して何か言われることがあれば、私は自分に問います。
もちろん友人は大切です。
大好きだし。
だけど大好きな人からそう言われることもあって、そう言うとき、私は自分に
問うのです。

「あなたは誰のために馬に乗ってるの?」



トエルのblogでもそんな記事を目にすることがありますが、本当に人間関係って
しんどいですよね。
私もそう。本当に頭がおかしくなりそうなくらいクヨクヨすることがある。
攻撃的な人やマイナスオーラ全開の人って、きっととってもしんどいんだろうと
思う。
自分が上手くいってるとき、不満のないときってとっても前向きになれるはず。
自分が凹むのはいいけど、人にそれを押しつけるのはやめた方がいい。
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