ariとchunの楽しい馬生活

馬に乗る事よりもお手入れが好き。こだわりの馬具、こだわりのお手入れ、楽しい馬生活。

ホース・スピークという本

2019年02月04日 | いろいろ
先週は忙しくて毎日遅くなってしまい、最終の土曜にはド~~~ンとすごい会合が待っていて…
翌日は馬に乗れるわけなく、夕方まで動けませんでした。
今年はこれで2回目です。
命を削っているような気がします。
昭和な体育会系は付き合いが良すぎるのか。

そんなんで馬にも乗らず、何もせず、考えず、家も片付けず、、と極端なことをしています。

最近登場の女の子のため、インスタでおすすめいただいたので買ってみました。



馬と会話する。

馬を知る。

馬になってみる。

馬にはよくなるんです、乗馬にですけど。
割り箸を加えて、ハミの作用を知るとか、動きの確認とか、、

だけど、コミュニケーションという意味ではまったく考えもしませんでした。
勉強不足でした。
思い込みによる接し方をしていただけです。

まだまだ知らないことだらけ。

反応を楽しみながら、いつか心を開いてくれると信じて接していきたいと思います。





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鞭を使う

2009年03月06日 | いろいろ
この前、鞭について、ちょっと話題に上がった。
友達は鞭を使う事に嫌悪感を抱くと言う。
私も以前はそうだった。
その時は『鞭=叩く=痛い』でしかなかったから。
しかも鞭を使っても馬が反応しない、変わらない状態に疑問は持っても、
『反応してこそ意味がある』と言うようには思ってなかった。
反応しないのは馬が疲れているからだと思っていた。
そこが私の感性なさだった。
反応していないことさえわかってなかった。
だから鞭を使い続ける。無駄だ。
馬はどんどん不快になり、やる気がなくなる。
反抗に出る馬もいれば、耳を伏せて怒る馬もいる。
自分が悪いんじゃないか、そう思ってなかった。
先生に以前鞭の使い方のバリエーションをいくつも持っておくように言われた。
それまでは鞭とは馬の身体を叩く道具という認識しかなかったように思う。
その時はSUNに乗っていて、まだまだ新馬で体力のないSUNに
なんらかの方法で運動を続けるように、また、ある時は集中力のないSUNに、
とにかく前に動けと意思を伝えるわけだけど、敏感なSUNにはすべてが
刺激だった。
だけどどうにかしないといけない。
脚を使いすぎると脚に対して鈍くなるだけで、また、自分も力みお尻が浮く。
拍車はレパートリーがなさすぎる。
上手く使えればいいのだけど、私ではピンポイントの痛みでしかない。
鞭、今までは叩くものでしかなかったこの道具だけど、使い方によって
意思を的確に伝えられるのでは?鞭は自分の手。
内側に入ってくる腰を鞭で押すこともできれば、動きの悪い後肢に
チョンと当てるだけでグンと動いたり。
時にはなでるように触る鞭もある。
頭が重れば肩をチョンと、肩が動かなければ前肢をチョンと触る。
時には気合いの鞭もあるけど、そういう時には必ず『頑張れ!動け!』
そう心の中で叫んでる。
鞭を使うことは悪いことではない。
使い方だと思う。
意思のない扶助は鞭だけでなく、なんであっても無駄でそれは虐待と言える
かもしれない。
だけど「こう動いて欲しい」そう伝える扶助は、伝達ツールの一つであるはず。
伝達する為のものであるならば、それは『痛み』であってはいけない。
『痛み』でないならば嫌悪感なんて抱かないはず。
一つの便利グッズだと思う。
どんなにすばらしい道具でも使い方を間違えれば凶器になる。
そしてそれは人馬の関係を大きく崩してしまう。
信頼関係なくしては乗馬は成り立たない。

鞭の使い方や使う意味を再認識した1日でした。
コメント (4)
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教わる その2

2008年12月16日 | いろいろ
私は自分のベースはセブン先生だと勝手に思っています。
先生のような乗り手になりたいと思っているから。
人のせいにしないで、そのままを受け止めて、現実を認め、考えて、行動する。
やらないことよりもやることを選択する。
何よりも救われたのは

「上手くいかないときこそチャンスなんですよ」

そう言われたこと。
上手くいかなければ、原因を探る、何かやってみる、些細なことを見逃さない。
例えば拍車が当たってるとか、内方の拳がキツイとか。
馬の体が硬いとか、どこか動きの悪い部分があるとか。
上手くいかないときほど、感じることは多い。
そして何より自分が楽になった。
できないで落ち込んでばかりだったのに、その中で1つでもできたことを探す
事ができるようになった。
できないことは悪い事じゃない。
できないから教えてもらうんだし、だから素直にできない自分を受け入れる。
できるようになるにはどうすればいいか考える。

上手く乗れない(満足いかない)のは気持ちの問題が大きいと思う。
いろんな感情からくる焦りだったり、どうせ…なんていうあきらめ、
上手く乗りたいと思いすぎたり、失敗することを恐れたり。
そして何か必死になってる。
馬と自分の関係が崩れていて、自分、自分、自分になってる。
少しでも大きく息を吸う余裕があれば、空を見上げる余裕があれば、
きっともっと楽に乗れるはずなのに。
こうしてダメならああしてみようって発想の転換もできるだろうに。

私も先生の前ではもちろん他の先生の時よりも大きなプレッシャーがあります。
だけどその分集中できます。
他のレッスンでは自分の感覚を確かめながら乗っているような気がしますが
先生のレッスンではとにかく先生に集中している気がします。
言われている事をやりたい気持ちが大きい。
できないからしょうがないとは思えず、とにかくできるようにどうにかしようと
思って乗ってる。
今はなかなか先生のレッスンに入れなくて、他の会員さんが先生のレッスンで
乗っているのをただジッと見ています。
何を言われているのか、どんな事をしてるのか。
その中でいろんな感情がわいてきます。
焦る気持ち、取り残されているようで不安になります。
おもしろいですね、他の先生にいくらOKをもらっても本当かなって不安なのに
先生にOKをもらうと本当にうれしい。
そんな生徒、ちょっと気持ち悪い…。

まだまだ教えて欲しいことが山ほどある。
上級会員さんと話していても感覚的にわからないことがたくさんあって
それが本当に基本的な事だからやっかいです。
今さら???そんなことすらわかってなくて乗ってたん??
そんな事ばかり。
言葉と実際の動き、反応がまだまだつながらないし、本当に丸馬場から
やり直したい。
今、そのチャンスかもしれません。

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教わる

2008年12月08日 | いろいろ
私は今4人の先生に教わっています。馬は3頭。
水曜先生、土曜先生、日曜先生、そして今はなかなかレッスンに
入れないのですが、セブン先生。
どの先生もそれぞれ個性があります。
いろんな先生に教わるのは一貫性がなくて良くないのではないか、そう思った時も
ありました。
そして先生方もそう思われていると思います。

私は土曜先生がどういう乗り方を良しとするか(できるできないではなく)
をある程度理解しているつもりです。
そしてそれに対して、そう乗れればいいな…とも思っています。
土曜先生は馬をどう作るかというところに重点を置いています。
どういう動きがいいのか、その動きに持って行くにはどうすればいいのか。
とても地道な作業です。
人馬が同調していること。それがテーマです。深い…。

土曜先生が以前あまりに上手くいかない私を見かねて

「いろんな事言われると迷うかもしれないけど…」

って言われたことがあります。

そう言われると昔は迷いの連続でした。

「あの先生はこういうのにこの先生はこういう。」

例えば、脚位置一つとっても前過ぎるとか後ろ過ぎるとか。
バランスももっと後ろにとか、いや、お尻で推しすぎてるから前に乗ってとか。
できないことを先生のせいにして逃げていた時期がありました。

「だってあの先生がダメだって言うから…」

その時、教わっている先生の言うとおりにできなくて、できない理由を探す。
鞍数が少ないからとか、馬ができないからだとか。
とにかく逃げ道を探す。
「○○だからしょうがない」そう思おうとする。
でもそれでは上手くなれない。
やること、失敗すれば先生が教えてくれる。
やってはいけないこともやってみないとわからない。

結局、4人の先生が言っていることは同じだとわかった。
方法は違えども…と言われるけど、いや、方法さえも個性なだけであって
作用は同じです。
そしていろんな先生に教わる事で、自分の幅も広がるのではないかと思います。
土曜先生の方法もありだけど、上手くいかないから日曜先生の方法を試そう
そんな風に。

最近は馬にも恵まれていて3頭がお互いの良い部分を、悪い部分をうまく
補い合ってる。
マチルダに乗ることで劇的に変わった私の駈歩。
さとう君にはダイナミックな動きを教えてもらってる。
snowには繊細な扶助、正確な動き、同調、丁寧に乗ると言うことを教えてもらう。
先生も同じです。
みんながいろんな方法で私にアドバイスしてくれることが、全部私の力に
なっています。
レッスン、録音したいくらい。

とにかく前向きに、その姿勢がないと教わることはできません。
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