配馬を聞いてびっくり!!
なんとがっちゃん(笑)
鞍数の多い彼に乗る機会があるとは…。
昔のクラブのやり方は、練習馬の場合
入厩→担当者がチェック(2ヶ月ほど?)→おおよそのクラスや乗る人を決定→レッスンに出る
感じで、レッスンをしながら調教していくパターンでした。
今は何年も新馬といわれて、まったくレッスンに出てこない馬がいて、
がっちゃんの時代は馬も先生もがんばってたんだな~って思います。
競技にいく馬は別として、がっちゃんのような練習馬は働かざる者食うべからずという
方針でしたから、関わる私たちも真剣でした。
今は、ゆとり世代。
できなければできないまま、できるまで何年も出てきません。
無理はさせず、できなくてもいいんだよ~的な空気感です。
レッスンで活躍できないまま、どこかへ行く馬もいれば、
ようやく活躍でき、さらに楽しめそうな馬になるとダノンブリッジのように
三木に行っちゃうパターンです。
いつまでも稼げない馬のご飯代は、snowやがっちゃん、男前君、ナイキなどなどの優秀な馬たちが
稼いでいます。
馬の世界も「ゆとり」ですね。
そんながっちゃんも暑くなると真っ直ぐに立っておれず、いつも斜めに無口によっかかって
います。
目を閉じてジッとしています。
悟った馬のようです。
運動は先週の続き。
がっちゃんの印象は、背中を張る、口が強い、固い。
が、跨がってすぐにそんな印象はなくなりました。
すごく乗りやすいし柔らかいです。
あり得ない…。
口も柔らかくて、テンポがすばらしい。
反応も良いし驚きです。
どの馬も一緒、要求されて応えたら褒めてもらえる、そうしたいような気がする。
snowもそのはずなのになんでできないんだ???
右手前の駈歩はバランスが悪く、大外に円が膨らんでしまいましたが、2週目で
修正できました。
乗りやすくて驚きです。
がっちゃんには手当を…
マッサージは薄い背中には刺激が強いので、手でさすってやります。
お尻が汚れていたので、手でゴシゴシ汚れを落としてやると気持ちよさそうに
ウトウトし始めたのでしばらく触ってやりました。
嫌なことをする人ではない、そう思ってくれたでしょうか?
ホルターが壊れていたので、ちょうど行き先を探していたホルターをあげました。
この前、買ったつもりのないホルターがはいっていたんですが、
まちがいなく注文していました。
がっちゃんにいくように決まっていたかのようなタイミングでした。
色もとっても似合っています。
ずっと元気でいてほしいです。