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配馬はヒカルでした。
前回は自分的には気持ちよく乗れたので楽しみな気分で馬房に迎えにいきました。
ヒカルも元気すぎる?感じで意気揚々と出てきて、さささっと馬装をし馬場に。
クラブに着いたのが遅かったのでギリギリ。
唯一の不安はななちゃんレッスンの私の緊張度上昇。
前回、速歩では手綱が長くてもなんとかハミを外されることなく動けましたが、
駈歩ではその遊びが反抗につながったので、速歩からもう少し手綱をつめたいなと。
ななちゃん先生のアドバイスもそうで、自分でも同じように思っていたのですんなりと
やっているつもりでしたが、それは「つもり」であって全然短くなってなかったようです。
下方に顎を譲らせることが良いことだと、そういう形にしたいと思って乗り続けてきて
無意識のうちにそうしようとする。
そしてそうなれば正解だと自分で決めている。
ヒカルは口も体も異様にやわらかく、自分が馬に柔軟に動くことを要求する必要がないのに
ジッと乗っていればいいのに、なんやかやとチェックをしすぎて、ヒカルも不信感を抱くよう。
もともと文句の多い馬だけど、だからこそ勉強になる。
ヒカルが怒っていない状態とは、私がジッとしているとき。
そしてヒカルは柔らかいのでなんなくついていける。
ジッとできない理由がないのです。
なのにジッとできないのは、私の心の問題。
上手く乗ろうと思わなくて良いから、トラブルなく馬が怒らない状態をキープしたい。
そもそも上手く乗るとは?って。
ヒカルは元気で、7割怒りながらグングン動いていました。
反応も良くて、まさか駈歩であんなトラブルが起こるとはその時は思ってもおらず。
まぁ、7割怒っている時点でアウトですけど。
馬が人間を受け入れている状態ではないですよね。
口がうるさいので自分では他の馬よりも拳はジッと乗ろうとしているつもりなんですが、
どうしてもゴソゴソしているようです。
イメージはいつも一緒にレッスンしてるPちゃんママさんなんですけど、まったくそうは
なってないんだよね。
左手前の駈歩発進では、私の悪癖に馬が発狂しました。
どうしても右手が強くなってしまって内方に出て行こうとする馬の口に外方の右拳が大きく
じゃまをします。
乗ってるときはそれがわからず、あとで気づくんです。
で、しばらくは意識して乗るんですが、また忘れるんです。
それを許さない馬に定期的に乗るべき。
snowの左姿勢が苦しいのも私のせいだと思います。
乗ってるうちに、馬と波長が合えばどんどん動いてくる感覚がこの日の収穫。
動かそうとしなくてもどんどん動いてくる。
動いてくる感覚がとてもよくわかる。
これは本当に大きな収穫でした。
「ジッとしていれば動いてくる」
体感しなければ言われて頭でわかっていても不安。
だけどそれでいいんだ、そう思えたことが大きい。
動いてくればジッと乗れる。
その「動いてくる」までが待てない。
悪いことも良いこともあった1鞍でした。
ヒカル君、ありがとう。
みなさん、ごめんなさい。