このくらいどうしたらいいのかと思う馬に乗ったのは初めてかもしれません。
アングロアラブの2番手君。
15年3月生まれですから7才。
えっ、7才!!
もっと若く見えます。
父 ケイエスヨシゼン
母 ヤマフジヒカリ
競走馬名 ヤマフジホマレ
入厩して半年くらいになるんでしょうか。
所長コメント:かなり安定してきました。課題は駈歩からの減脚で少しつっかかるところです。
これも時間の問題だと思います。
上手に落ち着いて走るようになりましたので、10月頃にデビューできそうです。
乞うご期待。
乗る前の情報はこれだけです。
所長が私の顔を見るたびに乗るようにとおっしゃるので。
月曜は先輩会員さんがsnowに乗るので私は乗れないし、まっ、いいかって思って。
まずは所長が跨ります。
なんだか嫌な雰囲気を醸しています。
状況変わらず…。
そして、はいって…。
えっ、これでOK?
どうやら時間切れ?
跨るとどうにもこうにも。
重いんだか軽いんだか。
常歩すら変な感じです。
ドンドン前に出て止まらないのが新馬って思っていますが、2番手君はなんか変。
とらえどころもなく、どうなるんだろう…って思いながら動いていましたが、部班が始まってもひどくなり
コントロールできない。
動く、動かないという面ではなんとかなるのですが、蹄跡を進むというコントロールが難しい。
隅角になるとハミに重って内側に切れ込み、元のラインに戻れないのでその時点で退場。
隣の馬場で一人で乗ることに。
常歩でリラックスしてハミに乗っかってくることをやろうとしました。
輪乗り、輪乗りを変え。輪乗りを小さくしたり。
満足がいく状態ではなかったですが、同じ事を繰り返してるのもどうかと思い、ほどよいところで
軽速歩にうつりました。
前に出てこない、ハミに乗らない、重いのか軽いのか…。
乗っていてヴィーノ君を思い出します。
まったく同じ現象が起こってる。
前と後ろが別の馬のような動きをします。
自分の顎で動きを止めている。
かといって、頭が潜っているわけではなく、ハミに出ているわけでもなく。
どうしたらいいのやら…。
所長が言うには駈歩の持続が難しいと…。
確かに力がス~~~っと前に流れていないので止まろうとするのと、左手前は右姿勢で出ようとする気がする。
手前は間違わないけど。
思い切って走らせてみると少し動きが良くなって、ハミを追う素振りも見せてきました。
安定にはほど遠いですけど。
運動しながら必死になってる自分を恥ずかしいと思い、セブン先生の「大らかに」という言葉が心に浮かびつつも
どうにもこうにもならないし、やめるわけにもいかないし。
褒めることができた??
はい、それは要所要所で。
最初は常歩だけで1時間でもいいかもしれないとも思いました。
馬場鞍でいいと言うので付けたけど、私が乗るならツーポイントでどんどんひたすら動かす方が良さそう。
何を強いるでもなく、とりあえずは力が滞ることなく前に動くことが大切。
そうすればハミに出てくるはずだと思う。
今日は動く中で余計なこともしたと思います。
馬も口が痛かったと言っておりました…、反省。
あとで、セブン先生がヨウカンちゃんに乗ってた姿を思い出したんだよね。
突っ張ったり、はじいたり、もぐったりしても、セブン先生はジッと同じ場所で乗ってました。
2000年君の調教の時も、矢印になってもジッと乗ってて、数日後には馬が丸まってきた。
後で思い出してもダメですね。
良い勉強になりました。
今後醜態をさらさないよう、謙虚にお勉強いたします。
所長のコメント、10月デビュー。
私の技量では無理です。
洗い場では本当に可愛さ爆発でした。
みんなに愛される馬になると思います。