ちょっとびっくりさせてしまいました。
言い訳をすると、前評判が良すぎて、新馬ではあるけど、気を遣わずに乗ってしまったことと、
大きく動くので馬間をとるのが難しくて、引っ張ってしまったこと。
聞いてた感じと全く違ったので、戸惑ったこともあるかな。
馬はびっくりしたと思います。
すごく大人しくて、おっとりしてる、、、
拍車つけて乗った方が、、、
って言われましたが、拍車はなしで、のんびり乗ろうと。
乗ると結構しっかりとした反応でピリッとしていました。
全然違う、、、
足の長さを感じるし、動き過ぎるくらいだ。
馬間が難しい。
どうしても引っ張ってしまう悪循環。
馬がついて行こうとするのを止めるにはそうするしかない。
今思うと、そこで不具合が起こっていたんだろう。
手綱を短く持てば良かった。
引きつけてしまったな、、、
先頭とか一番後ろなら馬間を気にすることなく、伸び伸びと動いた中で
馬をまとめていけるけど、馬は動きたいけど前に壁があるから押さえないといけない。
ベテラン馬なら馬が自分で馬間を調整して動くけど、新馬はそれができない。
どうしても拳で止める。
これ、間違いですね。
先生に細かいビートでと言われて気がつきました。
馬は1鞍目ではないし、細かいビートで動くのもできたんですよね。
細かいビートって拳では作れない。
体幹とバランス。
駈歩に入るとスッポリはまりました。
安定していて力みもなく、丸くなっているので距離の調整もできます。
脚に対しての過剰な反応もなくて乗りやすい。
その後の速歩もはまったまま。
ジッと安定して動いていました。
ここで良い
楽な場所を知っている感じです。
力が抜けることが一番難しくて、足していくことはそれに比べたら容易です。
動きも良く、それは前評判通りでした。
新馬はいろんな面を出してきます。
先生が感じる事、みんなが感じる事、私が感じる事、違って当たり前だと思います。
力もバランスもすべて違うし、馬はそれに左右されます。
ちょっと先入観で乗ってしまって、自分の感覚が乱されたなというのと、
やっぱり新馬の動きをコントロールするのは難しいなって思ったのと。
焦らすわけではないけど、動けるなら動かしてあげたい。
はるちゃんもそこが難しかったんです。
そう思うと、その馬の能力を伸ばしてやるのと、練習馬として安定した運動ができるのとは
違うんだなと思います。
自分はどちらもできませんが、、、
ちなみに、スミ君のファンはどんどん増殖しているくらいの乗りやすさみたいです。
良かったですね。
楽しみな馬がまた増えました。