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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

日本はSDGsを達成できない?

2021年07月19日 08時28分08秒 | えいこう語る

▼憲法で表現の自由が保障されているので、はっきり言いたい。コロナ軍の侵攻がここまで進むのに、五輪開催の大義はない。IOCや日本政府は「安全・安心」を、完全に無視しているからだ。

▼日米安保条約で、米国が仕掛けた無謀な戦争に、集団的自衛権を行使し、無理やり参戦する状況と酷似しているように思うからだ。

▼半世紀以上に渡り、大相撲のフアンだった。「心・技・体」といわれ、国技とされた相撲道を追求する姿に、日本人として共感を覚えたからだ。

▼白鵬VS照ノ富士の全勝同士の優勝争い。まさかの肘鉄や張り手で、照ノ富士を殲滅しようとする横綱白鵬の姿に唖然とする。

▼森友問題で、自殺に追い込まれた財務省職員を見殺しにする政府のやり方と、白鵬の相撲は酷似しているからだ。

▼自分が不利になることは一切無視し、例え犠牲が出てもかまわないという姿勢だ。どうしてこんな倫理観が欠如した日本になったのだろうか。

▼その原因を突き詰めれば、戦後対米従属を続け、日本人としての“潔さ”を捨ててしまったからだ。いまだ米国の占領地として、存在しているからだ。

▼相撲界にしても、人気が落ち込み力士の確保がままならない状態になった時、外国人確保に出た。これが今に至る現象を生んだ。

▼ということは、外国人労働者の排除や米軍基地の撤去が、日本人の資質を取り戻すための必要な政策ではないか。などと考えてしまう。

▼こんな考えが先行すると、愛国精神の涵養になって行くのだろう。“涵養”は“寛容”を忘れてはならない。自国ファーストになりすぎるのが、戦争への第一歩だからだ。

▼地球環境の悪化が待ったなしの状態に来ている。国連が提唱する17の「SDGs=持続可能な開発目標」。こんな我が国では達成不可能のように思う。

▼1960年代以降提唱された「環境倫理学」という学問がある。環境に倫理を取り入れようとする考えだ。倫理観なくして、持続可能な開発などありえないという主張だ。

▼哲学者・加藤尚武著「環境倫理学のすすめ」の中に【資源枯渇も環境破壊も、ともに現在世代による未来世代の生存可能性の破壊である。これは人類の歴史上、奴隷制度とか大量殺人とか、さまざま犯罪が行なわれたなかで、最も悪質な犯罪なのである】と述べている。

▼さらに【自然の生態系を生かした人為的保護のための“倫理”が必要だ】という。さて我が国の政府と角界には「愛と倫理」があるといえるだろうか。

▼今の我が国の状況だと「SDGs」は達成できないだろう。ただ一つその可能性を秘めている考えが、縄文時代にあるように思う。

▼そんな意義が、世界文化遺産に登録されようとしている。函館市と市民は、その意義を充分世界に向けて発信できるだろうか。かつて中核都市の中で「幸せ度」が最低と言われた函館市だからだ。

▼国宝【中空土偶】は3500年の眠りから覚め、世界に持続可能な地球の在り方を伝えようとしている。

▼日本一の真昆布の産地、函館市南茅部地区の縄文文化交流センターに「中空土偶」は、静かに世界中の人たちとの出会いを待っている。

▼五輪とコロナで、我が国は税金を湯水の如く浪費したに違いない。中空土偶と『倫理』について語り合いに来ませんか。直ぐ近くには、私が推奨する縄文露天風呂もありますよ!。


    倫理不在の東京五輪と白鵬
               三等下

港函館に♪黒いオルフェが流れて

2021年07月18日 20時18分28秒 | えいこう語る

▼昨日(17日)の函館は、気温が一気に上昇した。昼過ぎには30度を超えたようだ。夕方函館山の裾野にある、函館公園近くの公民館での、JAZZ演奏会に出かけてきた。

▼演奏が始まったのが午後5時だ。終了したのは7時だったが、夏の夜の帳はなかなか落ちない。

▼会場の窓から見える外の景色は、夜を拒否するかのような、午後の延長のような明るさに包まれていた。

▼昭和8年に建設されたこの公民館。市民に愛されてきたのだろうという思いを、充分に感じさせる雰囲気を残し、護国神社の広く大きな坂道にたたずんでいる。

▼私が高校生活を過ごしたアパートは、すぐ近くにあった。この周辺は私の青春の散歩道だった。明治の末に函館にやってきた、石川啄木もこの近くに下宿していた。

▼「函館の青柳町こそ悲しけれ友の恋歌矢ぐるまの花」などと言う、妙に感傷的な句を残している場所でもある。

▼ホール内もレトロな雰囲気だ。木製の観客席が古き良き時代の港函館に誘ってくれる。会場自体が実にJAZZぽい雰囲気を醸し出している。

▼コロナ禍で、演奏の中断を余儀なくされていたJAZZメンの気迫が迫ってくる。圧巻は♪Black Orpheusだ。

▼「黒いオルフェ」の映画を観たのは、確か私が20歳の時だと記憶している。なぜ記憶にあるかといえば、たくさん見た映画の中で、内容が全く理解できなかったからだ。

▼だが、リオデジャネイロの高台の貧民街からの眺めと、身体にまとわりつくようなボサノバのリズムが、妙に心地よかったのでその映画は記憶にある。

▼この演奏会場は、坂の途中に位置しているので、函館の町並みと津軽海峡が見渡せる。いつもカーテンがオープンにされているのは、絵画のようだからだろう。

▼演奏中はほとんどその窓から見える景色を眺めていた。20歳の時の東京でのアパート生活
。その少し前のこの地での高校生活。その思い出が走馬灯のように演奏につられて蘇ってきた。

▼そういえば、函館山からの夜景は、リオに似ているような気がしてきた。でもリオと違うのは、かつて北洋漁業の基地として栄えたこの港街には、市民のむせ返るような活気がなくなって久しい。

▼今月27日に【北海道・北東北縄文遺跡群】が、世界文化遺産に登録される。翌日新たな遺跡が初公開される。

▼当日どんな記念イベントが催されるか、私の自宅から車で20分の遺跡会場に出かけようと思っている。

▼かつて縄文土器と対峙した芸術家の岡本太郎は【縄文は爆発だ!】と感嘆し、縄文の優れた芸術性に光を与えた。

▼持続可能な環境を守る【自然との共生】が、縄文のメッセージだ。その優れた精神性を世界に発信する場所に函館市が選ばれる。

▼そこから新たな函館市の再生を期待したい。♪Black Orpheusの軽快なJAZZ演奏に酔いしれ、青春時代の思い出にたっぷり浸った、港函館の夜だった。

▼コンサートの帰りは妻の運転で、冷たいビールに酔いしれた。

表現の自由が妨げられていないか

2021年07月17日 08時09分14秒 | えいこう語る

▼もし私が北海道寿都町の住民だったら、核のゴミ地下埋設場文献調査についての説明会に、参加する。こんな危険な施設を、自分が生まれた土地に建設するなど、賛成してはならないからだ。

▼だが、町内8カ所での説明会には、人口約2800人中108人の参加しかなかったという
。民主主義がこの町では、未成熟ということではないか。

▼江戸時代でもあるまいし、お代官様(町長)の意向に反意を示せないからだ。北海道のお殿様(知事)が「札束で頬を叩くような真似はしないでほしい」と、国の強硬姿勢に対し反対をしている。

▼何も恐れることはない。説明会に参加して反対意見を述べればいいだけだ。少数の意見を大切にするのが民主主義だ。何も恐れることはない。

▼賛成する町長や議員を恐れることはない。「主権在民」だからだ。故郷を守れない者は、住民の代表者ではない。逆に“村八分”にしてやればいい。故郷を守るものが“村八分”にされては本末転倒だ。

▼だが大殿も、幌延町の高レベル放射性廃棄物の地下処分場研究施設が、現在350メートルに達しているが、さらに500メートルまでの延長を容認した。

▼寿都町の建設は住民の反対で無理なので、幌延は延長し、ここを処分場にしようという魂胆だろう。寿都町は幌延町から目をそらせる場所なのだ。

▼現在40歳の殿は、スガ総理の後ろ盾で知事になった。北海道では大谷翔平選手同様の人気者だ。おばさんたちのアイドルのような存在だ。

▼いずれ国政へ進出だ。その手土産に核のゴミ処分場を決定するという、大きな仕事を成し遂げての出馬に違いない。

▼その頃には、北海道経済の立て直しにIR(カジノ)の誘致も行い【夢溢れる大地・北海道】の礎を築くだろう。


▼今日のテーマは「表現の自由」だ。憲法第21条に「表現の自由は保障されている」とある。
2019年札幌市で前アベ総理の演説会があった。『アベやめろ』といっただけで、警察に排除されたのはテレビで何度も観た。

▼道警は混乱を回避するための行為だったと説明したが、過剰な国家権力の濫用に思えた。その後、愛知県での「表現の不自由展」が中止になった。各地でも開催できないようだ。

▼先日、大阪で開催が始まった。抗議が殺到し会場の貸し出しが一時取り消されたが、司法の判断で開催となった。会場には街宣車が大音量で反対しているという。

▼「アベは許さない」という肉声と、拡声器の大音量とでは、どちらが市民の迷惑になるのだろうか。そんなことも理解できない、市民の安全・安心を守るというはずの警察だ。

▼「表現の不自由展」全国開催を希望したい。「憲法21条」に、何が反するのかこの目で確かめたいからだ。

▼寿都町民にも一言申し上げたい。説明会に参加し、大いに議論してほしい。そうでなければ、寿都町民は江戸時代?の人たちの集まりだと、揶揄されるからだ。そうだ、寿都町こそ「表現の不自由展」を開催してほしいものだ。

▼今月27日にも、私たちの地域の縄文遺跡群が、ユネスコの世界文化遺産に登録される予定だ。世界遺産の地域に住む一人として、縄文人の【自然との共生】を誇りにし、胸を張って生きていこうと思っている。

▼私の自宅から車で20分のところに、縄文文化センターがある。そこに展示されている国宝【中空土偶】と、私はよく会話する。

▼土偶は言う。【核のゴミは捨ててはならない】と。世界遺産登録の翌日、垣ノ島遺跡が公開される。国内最大級の【盛土遺構】だ。

▼単なるゴミの捨て場だと思っていたら、再生を願った祭祀の場所だと言われている。持続可能な開発目標=「SDGs」を考えるには、最適な場所だ。

▼「中空土偶」の発見が、世界文化遺産の登録につながった。後世に【核のゴミ】が発掘されたら、私たちは未来の人々に何と言われるだろうか。

▼私は縄文人に感謝している。そして、日本で初めての縄文語を一つ発見したのだ。・・・【じょうもんありがとうございます】。

   世界遺産の地に住める幸せと興奮
              三等下

新変異株発生!内閣感冒

2021年07月14日 19時47分12秒 | えいこう語る

▼ワクチン接種の防衛対策が進んでも、コロナ軍の進撃は拡大している。そこで作戦本部が酒類の提供停止要請に応じない飲食店に対し、金融機関からの融資の供給を停止しようという作戦に出た。

▼最前線で戦っている飲食業部隊や、酒類販売部隊に対し、弾丸の補給を絶つ作戦だ。これには戦場からの猛反対が起きる。

▼すかさず撤回したが、この出自は「内閣官房室」から発出されたものだという。コロナ軍の猛威に、次々作戦の失敗が重なる作戦本部。

▼ついに内部から発熱、倦怠感に襲われ【内閣感冒】という、コロナ以上の新型変異株インフルエンザが発生したのだろう。

▼しかし高熱に冒されても、官僚たちの仕事ぶりは見事だ。作成文書は破棄したようだ。もはや【公文書破棄】は、官僚の特許事項だ。

▼一つや二つの失言で、大将(大臣)の椅子を捨てるのは、難局にあって真の大将とは言えない。西村大将も「自分の責任」とは言うものの、辞任は否定している。

▼アソウ大将におかれては失言をし過ぎて、それが当たり前となり、今に至っている。「失言大魔王」と呼ばれるようでなければ、大将としては一人前ではない。

▼最前線で戦っている自軍を見放すような作戦では、もはやコロナ軍に大敗するのは見えている。先の戦争で大敗した原因は【大日本帝国憲法】の下で行われたからだ。

▼そこで新憲法が制定された。ということはコロナ戦争に負けると、その対応の不備は国防に弱い「日本国憲法」にありという結論に達しそうだ。

▼国家防衛を基本とした、新憲法設立を声高に叫ぶに違いない。その前に私たちはこのコロナ戦争の“A級戦犯”の名前を確認しておこう。絞首刑を執行してから「憲法改正」の国民討論を深めようではないか。

▼そんな妄想も最大化する、国民主権をないがしろのスガ政権だ。「五輪中止」の45万人署名が東京都に提出されたという。

▼さらにコロナ戦争拡大の最中、原発運転を【60年超】に検討するという。作戦本部の陽動作戦も巧みだ。

▼私の記憶が薄いが、原発の60歳は人間で言えば、とっくに“仏様”になっている年齢のはずだが!?。

   アスリート命かけるコロナ五輪
               三等下

原爆投下まで行く我が国の体質

2021年07月14日 19時47分12秒 | えいこう語る
▼フランスの世論調査会社が、世界28カ国を対象に「東京五輪」に関する世論調査を行った。全体では反対が「57%」だという。(6月4日時点)

▼我が国は【78%】が反対だという。国民主権国家を名乗るなら、五輪は中止だろう。さらに「五輪は自国を団結させる」という問いに同意するとしたのが、中国が最高の「92%」だ。

▼肝心の我が国といえば【36%】で、最も少なかった。「コロナ五輪」は国民の戦意喪失で、戦線から撤退しなければならない。

▼ここには出ていないが、肝心の我が国の医療部隊でさえ【五輪中止】を叫んでいる。コロナ軍の侵略での傷病者は拡大の様相を呈しているからだ。

▼戦いまで後9日しかない。“御前会議”は開かれないのか?。なぜ国民の意志を無視してまで、開催しようとしているのか。もはや「大義」の欠片さえない。

▼我が国の選手に与えられた使命は、前進あるのみだ。大和魂を以て神風を吹かし、コロナ軍を殲滅させる気概を、国民に植え付けてくれというようなものだ。

▼米国では大リーグで大谷翔平が大和魂を発揮し?世界に日本の大谷ありを見せつけている。国内でも五輪出場選手に、大谷効果同様の発揮を期待しているのだろうか。

▼もはや、スガ独裁政権の様相を呈してきた我が国だ。大将たちのどんな失言も容認されている。【こんな意固地な国家だから?原爆投下で戦争が終わるということではしょうがなかった】という、元防衛大臣久間章生の言葉も理解できる。

▼コロナ戦争で、原爆投下に匹敵するものは何か?。【憲法改正】ではないだろうか。今までの「国家の基本秩序」を、破壊させるからだ。

▼「五輪」といえば、剣豪・宮本武蔵の【五輪の書】からとったものだという。オリンピックが字数が多いので、読売新聞の川本信正記者が、普及させたという。

▼「地の巻」に、※判断力や洞察力を養うこと※無駄なこと非合理なことをしない、とある。ここだけ読んでも、スガ政権は戦いに勝てる人材がいないということがわかる。

▼と考えていたら、刀を二本下げている宮本武蔵が、菅義偉と似ているような気がしてきた。そして、西村康稔経済再生大臣が佐々木小次郎に見えてきた。

▼スガ一座は、主役より目立つ役者が多い一座だ。そんな一座の芝居など、面白くもおかしくもない。

▼「引っ込め、大根!」と掛け声をかけ、本日のブログの幕を下ろしたい。