▼コロナ軍侵略の勢いが収まらない。【コロナ戦争で五輪中止】という、新聞のトップ記事を見たいものだ。
▼我が国で最初に五輪が開催される予定だったのは、1940年(昭和15年)だ。この五輪は日中戦争拡大につき中止となった。
▼しかし、この五輪開催のきっかけが、初代神武天皇即位2600年の、記念行事にしようとしていたというから驚く。五輪で天皇制を強調し、戦争拡大への「国威発揚」を企んだのだろう。
▼前回(1936年)のベルリン大会での、ヒットラー政権の【国威発揚】を真似ようとする意図は十分うかがえる。
▼スガ総理の無観客にまでして開催する、その強い意志の向こうにあるものは何か。米国からの押し付け憲法を改め、新生日本を立ち上げようとする【憲法改正】への執念だろうか。
▼コロナ戦争が拡大し、4度目の「緊急事態宣言」下での五輪は、中止というのが歴史の教訓だろう。
▼それでも無観客での開会式を挙行しようとする。ヒットラーを超える強権力を持とうとする、第99代日本国総理大臣・菅義偉だ。
▼そんな場での天皇陛下の開会宣言など【国民の象徴】の政治利用も甚だしい。さらに、開会式にはIOC関係者は出席するようだ。
▼今気が付いたが、アスリート・ファーストでもなく、IOCファーストの五輪に成り下がったのではないか。
▼さらに気になることがある。我が北海道の札幌市はマラソン会場になっている。知事は無観客を決めたが、サッカーの札幌ドーム開催は、1万人を限度に観客を入れろとの、国の指示が出た。
▼敵のコロナ軍の侵攻に、援軍を送るような行為だ。コロナの拡大は、当初「札幌雪祭り」によるのではないかと、道民なら少なからず考えていたはずだ。
▼だが大イベントの存続や経済効果にかかわることなので、深い追及はなかった。札幌市にとって、雪祭りは五論開催と同様、世界各国からの来場者で、賑わう大イベントだからだ。
▼まして札幌ドームでのサッカーの有観客開催では、コロナ軍の拡大を推奨する、GoToトラベルと同様の無謀な作戦ではないか。失敗は繰り返してはならない。
▼「北海道への押し付け」という言葉が浮かんだ。核のゴミ処分場は、補助金をちらつかせ、北海道に決定しようとしている。
▼小さな報道扱いだが、国は室蘭市に福島第一原発事故の放射能汚染物質の【高濃度ポリ塩化ビフェニール廃棄物】の処理を持ち込むという。
▼処理後の金属くずは「環境省が引き取り環境省の責任で処理する」としているようだ。国はどこに処理しようとしているのだろうか。放射性物質のゴミの捨て場は、すべて広大な未開の大地・北海道と決めているに違いない。
▼いまだに米軍の基地を沖縄に押し付け、今度は北海道に核のゴミの押し付けだ。沖縄と北海道は、スガ政権のイジメの対象ではないか。
▼札幌ドームのサッカー観戦チケットの購入者の2割は道外だという。コロナ戦線の激戦地になる恐れがある。札幌市民は無観客を要求し、この戦いを阻止してほしいものだ。
▼普段、髪の毛と記憶が薄くなっている私だが、こんな難局には記憶が戻る。東京都の職員から財政破綻の夕張市長になり、30代後半にして北海道知事になったのは、鈴木直道だ。
▼その立役者は、鈴木の大学の先輩、スガ総理だ。私はスガ総理が「新・北海道大改造計画」を持っているのではないかと、ブログで書いたことがある。
▼鈴木知事は、若くてハンサムで発言力もある。人気度も抜群だ。やがて国政への参加は間違いない。国と歩調を合わせ実績を示していくのだろう。それは北海道を、沖縄化させる作戦に違いないのではないか。
▼さらに私の記憶が鮮明になる。スガ総理が後ろ盾になる、よそ者の若い知事の誕生を阻止しようとせず、野党は名ばかりの候補を立て、大惨敗した。
▼自民党王国北海道の始まりは、戦いを挑まない野党のせいだ。野党とは常に与党を殲滅する、ゲリラ作戦を企てる集団のことだ。
▼野党の体たらくは、一党独裁国家へ拍車をかける。4度目の「緊急事態宣言」発令は、軍事国家への大躍進を許しているのではないかと、私の妄想は、金メダル獲得の勢いを示してくる?。
▼今夜の私の夢は【コロナ戦争で五輪中止】という、朝刊を見て驚くことから始まる。その翌年に太平洋戦争突入で終戦を迎える。というところまでが夢の予定だ。
▼夢の最後は、天皇陛下の玉音放送だ?。昭和天皇ではない、現天皇陛下が五輪開会宣言で「お言葉を述べる」シーンだ。
▼「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、コロナ五輪は中止としたい」。・・・テレビの前の国民が「天皇陛下万歳」を叫ぶ。私も唱和し、自分の声で目覚めるというのが、今夜の私の夢のシナリオだ。
表現の不自由展の何が不自由か
三等下
▼という間に、札幌ドームが無観客に変更された。こんなでたらめな政権、見たことがない。