日本語は言う人の意味と聞く人の受け取り方で、随分意味が違うことがある。
野田さんが谷垣さんにいった「近いうちに解散」という言葉など、そのいい例だ。
私でも今の政局の混迷振りをみていれば、早期の解散と受け止める。
しかし、野田さんは圧倒的勝利をし、谷垣さんは戦わずして敗北すれば、状況は変わってくる。
「近いうちに」はある程度の時間を持つ内容になる。
それはどの程度と聞いても「近いうちに」となる。
政府の新エネルギー環境戦略は「原発の新増設は認めない」との方針を出したが、経産省の枝野さんは大間原発について「建設途上のものは原則の外にある」という。それを聞いた電源開発は、建設再開OKと判断した。
一応、私たちが期待する原子力規制庁だが「工事再開を待ちなさいということはない」と発表する。
誰が聞いたって、GOサインが出たということになる。
青森県東通村に建設中の東京電力東通1号機については「東電は原子力にどう対応するか、議論できる段階ではない」と、枝野さんはいう。
東京電力って原子力の専門会社なのに、今は「無能の会社」だと、枝野さんはいっているようだ。
※今朝の「とどほっけ村日の出美術館」の展示は「不安な海の彼方」だ。

さて我が函館市長である。
大間原発建設再開について「とんでもない、差し止め訴訟の準備をする」と、怒りをあらわにした。米軍の基地問題で政府と戦う、沖縄県知事を彷彿させる。
沖縄の知事は、経営者上がりでしたたかだ。政府に反発しながら、予算の獲得は巧みだ。
函館市長は生粋の役人だ。剛と柔を兼ね備えていればいいが、その点が心配だ。
以前岩国基地に、沖縄の米軍機を移す計画が起きた時、岩国市長は反対した。
当時市では、新庁舎の建設を国に陳情していたが、防衛庁長官が予算を付けないよう財務省に働きかけた。同時期に市長選があり、米軍機受け入れ賛成を掲げた市長が当選すると、予算を付けたという経緯がある。
その当時の防衛庁長官が、自民党の石破さんだ。石破さんの日本語には権力と圧力が含まれる。
今度は自民党幹事長のようだが、会話の中に潜む危険性を、国民は見抜く必要がありそうだ。
国はあの手この手で、函館市長に圧力をかけてくるだろう。
大将は戦いの後方で、采配を振るほうがいい。大将が最前線を突っ走ると、落とし穴が待っている気がするからだ。
ここは市民の各団体に呼びかけ「共闘部隊」を編成し、前線に立たせるべきだ。
昨年4月に施行された函館市自治基本条例の「住民参加」を実現させるため、たまには「市民が主役」の役割を果たせていただきたいものだ。
それにちょっぴり気になることがある。
市長は「大間原発建設再開全面“凍結”」と言うが、「凍結」というのは、何かの条件が整えば「凍結は溶解する」かも知れないと、私は危惧するのだ。
10月1日、電源開発が函館市に説明に来るという。
その時に「凍結なんてものじゃない“解体だ”」といってほしいものだけど。
野田さんが谷垣さんにいった「近いうちに解散」という言葉など、そのいい例だ。
私でも今の政局の混迷振りをみていれば、早期の解散と受け止める。
しかし、野田さんは圧倒的勝利をし、谷垣さんは戦わずして敗北すれば、状況は変わってくる。
「近いうちに」はある程度の時間を持つ内容になる。
それはどの程度と聞いても「近いうちに」となる。
政府の新エネルギー環境戦略は「原発の新増設は認めない」との方針を出したが、経産省の枝野さんは大間原発について「建設途上のものは原則の外にある」という。それを聞いた電源開発は、建設再開OKと判断した。
一応、私たちが期待する原子力規制庁だが「工事再開を待ちなさいということはない」と発表する。
誰が聞いたって、GOサインが出たということになる。
青森県東通村に建設中の東京電力東通1号機については「東電は原子力にどう対応するか、議論できる段階ではない」と、枝野さんはいう。
東京電力って原子力の専門会社なのに、今は「無能の会社」だと、枝野さんはいっているようだ。
※今朝の「とどほっけ村日の出美術館」の展示は「不安な海の彼方」だ。

さて我が函館市長である。
大間原発建設再開について「とんでもない、差し止め訴訟の準備をする」と、怒りをあらわにした。米軍の基地問題で政府と戦う、沖縄県知事を彷彿させる。
沖縄の知事は、経営者上がりでしたたかだ。政府に反発しながら、予算の獲得は巧みだ。
函館市長は生粋の役人だ。剛と柔を兼ね備えていればいいが、その点が心配だ。
以前岩国基地に、沖縄の米軍機を移す計画が起きた時、岩国市長は反対した。
当時市では、新庁舎の建設を国に陳情していたが、防衛庁長官が予算を付けないよう財務省に働きかけた。同時期に市長選があり、米軍機受け入れ賛成を掲げた市長が当選すると、予算を付けたという経緯がある。
その当時の防衛庁長官が、自民党の石破さんだ。石破さんの日本語には権力と圧力が含まれる。
今度は自民党幹事長のようだが、会話の中に潜む危険性を、国民は見抜く必要がありそうだ。
国はあの手この手で、函館市長に圧力をかけてくるだろう。
大将は戦いの後方で、采配を振るほうがいい。大将が最前線を突っ走ると、落とし穴が待っている気がするからだ。
ここは市民の各団体に呼びかけ「共闘部隊」を編成し、前線に立たせるべきだ。
昨年4月に施行された函館市自治基本条例の「住民参加」を実現させるため、たまには「市民が主役」の役割を果たせていただきたいものだ。
それにちょっぴり気になることがある。
市長は「大間原発建設再開全面“凍結”」と言うが、「凍結」というのは、何かの条件が整えば「凍結は溶解する」かも知れないと、私は危惧するのだ。
10月1日、電源開発が函館市に説明に来るという。
その時に「凍結なんてものじゃない“解体だ”」といってほしいものだけど。
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