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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

日本は停滞、世界は新秩序へ

2018年03月28日 12時57分10秒 | えいこう語る

▼佐川さんの証人喚問が終了した。与党幹部は、総理や財務相や総理夫人の関与がなかったという佐川さんの発言で、政局を乗り超えれると勘違いしているようだ。

▼事なかれ主義を重んじる官僚の本分は『国益より省益を守る』といわれている。佐川さんはその中で、一人財務省のブラックホールに突き落とされてしまったのではないか。

▼財務大臣も昭恵夫人も総理も関係なかったというなら、部下の責任だとすればまた自殺者を出しかねない。佐川さん一人が責任を負わされるとなれば、なんで私だけがということになる。

▼昨夜は「自分一人に罪をなすり付けられてたまるもんか」というのが、自宅での佐川さんの心境ではなかったか。まさに、ロッキード事件で、子分も去ってしまった『角栄親分』の心境を味わったに違い。

▼以前ある自治体のNO2にいた方から頂いた本を、昨夜「寝床文庫」から取り出して読んだ。『官僚の正体がズバリわかる本』というタイトルだ。

▼その方とは、何度か飲んだことがある。政治に話になると「諸悪の根源はすべて官僚にある」というのが持論だった。半世紀近くも公務員だった方なので、そうなんだろうなと納得させられた。

▼霞が関官僚の仕事の仕組みだ。どこかの省のある課が新しい政策や法律を作成しようとするときは、それによって影響を受けるすべての省、局、課の同意を得なければならないという不文律がある。

▼さらに総務課や官房にも通す。ある政策に関する関連部署が10課あったとすると、総務課や官房が加わるため、
最終的に調整しなければならない部署が30以上に及ぶという。縄張り争いもあり、簡単には物事は進まない。

▼そんな中で、森友問題の国有地の巨額な値引きが、いとも簡単に行われたというのは、どういうことか。【総理夫人昭恵案件】と呼ばれる、付箋が付かなければ速やかに決済が下りるはずがない。これが霞が関の常識だ。

▼証人喚問での自民党丸川珠代議員の質問だ。「アベ総理やアソウ大臣、昭恵夫人の関与はなかったですよね」という質問の、私の解釈だ。

▼「関与があったといえば、あんたに毒を飲んでもらうよ」という意味に聞こえた。珠代さんは、アナウンサー時代に、ビートたけしの番組に出ていて、東大卒ながらユニークなキャラクターで、人気があった。

▼自民党で選挙に出た時には、違和感を覚えたが、いずれは女性初の総理大臣と、エールを送ったこともある。今
では自民党という悪党の女忍者として、佐川邸に忍び込み、闇に紛れて毒殺を敢行する役に、ぴったりのようだ。

▼政治に素人のだれが考えても「昭恵夫人の関与」は否定できない事実だ。【総理夫人昭恵案件】なる印籠が、忖度の始まりなのだ。

▼籠池さんと昭恵夫人。公金詐欺事件での「共謀罪」を適用すると、裁判所が判決を言い渡し、これにて一件落着と言ったところで、夢から覚めたのだ。

▼午前5時、目覚めてしまったので、布団から出る前に、昨夜読んだ「官僚の正体」を開いてみた。

▼民主党政権は、幹部人事を内閣で一元化する方針を示している。平成22年の通常国会には、事務次官、局長級、部長級の約600人の幹部職員を同格とし、通常の配置転換で抜擢や格下げをできるようにする国家公務員法の改正案を国会に提出したが、廃棄。その後、菅総理は“緊急措置”として各大臣に局長以上の人事は官房長官に相談することを指示している。

▼民主党案が廃棄されたが、アベ内閣はそれを実施して、600人の上級官僚の人事権は、内閣人事局が握った。それがアベ一強のなせる業で『忖度や文書改ざん』につながっているのではないか。

▼夢って、現実の直近の出来事が影響する。最近、面白くもない茶番劇のような政治の夢を見るのが多くなったのは、
今の政治が面白くないからだ。

▼だが、面白そうな役者はそろっている。籠池理事長と名誉校長の昭恵夫人。さらに、幼稚園児役は佐川さんのトリオで、【忖度・森友学園】などという、コントをやっているのを、今夜の夢で見たいものだ。

▼この漫才トリオの最後に、籠池理事長が園児代表の佐川君に「教育勅語」を唱えろという。名誉校長は涙を流し、寄席は拍手の中で終了するというものだ。

▼今日のブログのテーマは「日本は停滞、世界は新秩序へ」というものだった。北朝鮮の若大将が、中国訪問という急激な動きを見せたからだ。

▼だが、私の頭の中も停滞し、そのテーマまで今日は追いつけませんでした。ごめんなさい。

  第85回自民党党大会終了時。
   
     ジミントウ漫才ときこえた   三等下 

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