なぜ日本国内で、北朝鮮国内の問題が毎日報道されなければならいのか、最近不思議に思う。
我が国にとって情報が必要なのは、むしろ、米国・中国・ロシアではないのか。
朝鮮半島は軍事衝突の可能性はあるが、それは日本ばかりが影響を及ぼすわけではなく、一朝有事には近隣諸国が協力体制をとるので、そう心配するものではないように思う。
今の北朝鮮の体力では、吠えるだけで噛み付きはしない、老犬であろう。
私たち国民にとって、この国の後継者問題などは、どうでもよいことなのである。
それによって、拉致問題が解決するという何の保証もみえてこないからだ。
しかし、まるで隣の家の家庭問題を覗き込むように、毎日仮定的報道がされている。・・・何か意図があるのだろうか。
それより我が国が抱えている問題こそ重要である。
※イムジン川ではありません、とどほっけ村の矢尻川です。

革命的とも称された政権交代がなされたが、国民の期待を打ち砕くような、若輩政権のもろさが露呈されている。
デフレ経済の泥沼化、沖縄の基地問題、中国との領土問題、さらには検察の証拠改ざん問題など、国家基盤を揺るがす状況が噴出し始めている。
そんな中で過剰ともいえる北朝鮮報道。我が国の国内事情から国民の目をそらす戦略ではないかと、疑いを抱いてしまう。
国家とマスメディアによる情報操作ではないのか?
昨夜、中秋の名月から徐々に欠け始める月を眺めながら、ふと妄想に駆られた。
北朝鮮の後継者とみなされる三男が、軍の大将に抜擢され、その補佐役に金主席の妹も大将になった。それらのことをテレビ各局が、まことしやかに勝手な憶測で時間を費やしている。
北朝鮮の国民の生活事情は、あまりにも過酷である。その貧困を繰り返し報道することにより、我が国民に、うちはまだまだ余裕があるという心理を植えつけさせ、国内問題の深刻さから目をそらせているのではないだろうか。
もしそうであれば、今のマスコミは政府の片棒を担ぎ大本営発表をしているのではないか、とあらぬことまで想像してしまうのだ。
南に尖閣列島問題が勃発したら、今度は北の北方領土問題である。
ロシアの大統領が、北海道に一番近い国後島を急遽視察するという。
そして太平洋側からは、米国が中国・ロシア両国の脅威を煽り、普天間問題解決に向け水面下の作戦行動を展開するに違いない。
まるで四面楚歌の島国ではないか。
以前、我が国を不沈空母にたとえた首相がいた。
沈没させられないうちにエンジン全開し、太平洋に逃げ出さなければならない。しかし、いつまでも大海を彷徨うような国家にはなりたくないものだ。
井上ひさしさんの「ひょっこりひょうたん島」を思い出した。
井上さん晩年こう話していた。
実はあの物語、火山が噴火し全滅した島民の、亡霊の話だそうだ。
我が国にとって情報が必要なのは、むしろ、米国・中国・ロシアではないのか。
朝鮮半島は軍事衝突の可能性はあるが、それは日本ばかりが影響を及ぼすわけではなく、一朝有事には近隣諸国が協力体制をとるので、そう心配するものではないように思う。
今の北朝鮮の体力では、吠えるだけで噛み付きはしない、老犬であろう。
私たち国民にとって、この国の後継者問題などは、どうでもよいことなのである。
それによって、拉致問題が解決するという何の保証もみえてこないからだ。
しかし、まるで隣の家の家庭問題を覗き込むように、毎日仮定的報道がされている。・・・何か意図があるのだろうか。
それより我が国が抱えている問題こそ重要である。
※イムジン川ではありません、とどほっけ村の矢尻川です。

革命的とも称された政権交代がなされたが、国民の期待を打ち砕くような、若輩政権のもろさが露呈されている。
デフレ経済の泥沼化、沖縄の基地問題、中国との領土問題、さらには検察の証拠改ざん問題など、国家基盤を揺るがす状況が噴出し始めている。
そんな中で過剰ともいえる北朝鮮報道。我が国の国内事情から国民の目をそらす戦略ではないかと、疑いを抱いてしまう。
国家とマスメディアによる情報操作ではないのか?
昨夜、中秋の名月から徐々に欠け始める月を眺めながら、ふと妄想に駆られた。
北朝鮮の後継者とみなされる三男が、軍の大将に抜擢され、その補佐役に金主席の妹も大将になった。それらのことをテレビ各局が、まことしやかに勝手な憶測で時間を費やしている。
北朝鮮の国民の生活事情は、あまりにも過酷である。その貧困を繰り返し報道することにより、我が国民に、うちはまだまだ余裕があるという心理を植えつけさせ、国内問題の深刻さから目をそらせているのではないだろうか。
もしそうであれば、今のマスコミは政府の片棒を担ぎ大本営発表をしているのではないか、とあらぬことまで想像してしまうのだ。
南に尖閣列島問題が勃発したら、今度は北の北方領土問題である。
ロシアの大統領が、北海道に一番近い国後島を急遽視察するという。
そして太平洋側からは、米国が中国・ロシア両国の脅威を煽り、普天間問題解決に向け水面下の作戦行動を展開するに違いない。
まるで四面楚歌の島国ではないか。
以前、我が国を不沈空母にたとえた首相がいた。
沈没させられないうちにエンジン全開し、太平洋に逃げ出さなければならない。しかし、いつまでも大海を彷徨うような国家にはなりたくないものだ。
井上ひさしさんの「ひょっこりひょうたん島」を思い出した。
井上さん晩年こう話していた。
実はあの物語、火山が噴火し全滅した島民の、亡霊の話だそうだ。
尖閣の紛争も、軍備増強、日米同盟深化に利用したい誘導が感じられます。日本列島を漂流させず、現在の位置にどっしり根づかせるリーダーがほしいものです。
おふた方のように考えていらっしゃるのは少数派ですが、ゼロではありません。
かなりの方々が一部分だけで結論づけず、大局に立って考えようとしているのだと思います。
以前から朝鮮や中国を敵視する世論はありましたが、最近は巷での主婦たちの噂ですら「もっとしっかり防衛しなくてはね。怖いよね」等々あり、もどかしい思いを抱えながら、反論らしい反論もせずに黙している自分が厭になります。
空気はやぶにらみ的になり、次第に朝鮮や中国の欠点ばかりが喧伝されています。
なお、日本政府の軸のぶれ方は正視にたえません。
アメリカの僕のようになり下がり、莫大な思いやり予算を計上したり、未だ政党助成金を廃止もしません。
国民が第一などと言われますと、ムカムカします。