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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

戦争が身近に感じる世界

2022年03月21日 16時30分19秒 | えいこう語る

▼朝ブログを書き始めていたら、雪が降ってきた。静かに降る雪は心を穏やかにさせてくれる。だがウクライナでは、この雪を溶かして飲料水にしている光景がテレビで映し出されていた。

▼雪が解けると飲料水さえなくなるという、住民の悲痛な声が聞こえている。窓の外に降る雪に、俳句の一つも読もうと思う気持ちにもなれないこの頃だ。

▼私たち夫婦も体調がすぐれない。今まで世界各地の戦争は、限られたニュースで映像も少なかったが、今やテレビは一日中ウクライナ住民の姿を放映している。

▼3:11東日本大震災は、デジタル放送が開始され、大型映像で災害の実態が映し出され、日本中がトラウマになった。ウクライナ戦争は、インターネットがリアルタイムで、世界中を戦争に巻き込んでいる。

▼観る者にウクライナ国民と同じ気持ちを、共有させられているような気になり、日常いただく三度の食事も喉につかえそうな気分だ。

▼我が国もロシアに経済制裁を始めた。経済制裁は戦争につながるのは歴史の教訓だ。そのせいか極東の北海道では、北方領土付近でロシア軍はミサイル訓練をはじめ、ロシア艦隊が頻繁に津軽海峡を通過している。

▼さらに今年に入り、北朝鮮がかなりの頻度でミサイル発射訓練を繰り返している。ロシアのウクライナ侵攻は、かなり前から計画されていたに違いない。

▼北朝鮮はロシアと手を組んで、極東の最強部隊として睨みをきかせる魂胆かもしれない。さらに中国とも同盟を結べば、【北・中・ロ三国同盟】は世界最強の軍事同盟になる。

▼米軍の極東最強基地日本に対抗でき、極東の防御は完璧になるだろう。さらにこの三国は歴史的に共通点がある。日本軍に侵略された過去があるからだ。

▼考えれば、不安が尽きない北海道だ。私の過去のブログを振り返ってみた。2017年8月から12月のブログだ。

▼函館から近い日本海の奥尻島沖に、北朝鮮から2発のミサイルが着弾したという内容のブログがある。

▼さらに私の地域の防災無線が【北朝鮮からミサイルが発射され、上空を通過した】という、なんとものどかな空襲警報?を発令している。

▼その後、陸自函館駐屯地にパトリオットが配備された。これについて函館市議会がどんな対応をしたのかは、まったく記憶にない。ミサイルの上空通過も、自分のブログで驚く始末だ。すでに忘れていたからだ。

▼その年の12月のブログは、来年度の防衛予算が大幅に拡大したということが書かれている。
新型迎撃ミサイル472億円・パトリオット205億円・ステレス型戦闘機881億円・イージスアショア1600億円と。

▼さらに函館港の駅前埠頭の改修で、岸壁360m・水深10m・12万tクラスの大型船の入港可能とも書いてある。(米空母は10万tクラス)だ。

▼インターネットは今や生活の必需品だ。これは米国防省で開発されたシステムだったが、今やこのシステムが戦争を拡大したり、また正しく使用されれば世界平和の利器にもなる。

▼科学技術の進歩は人類の進歩でもあるが、核開発の進歩は人類破滅への道でもある。【核保有は独裁への道】というのを、人類は肝に銘じる時が来たのではないか。

▼シンゾウの「核共有」などというのは【独裁国家への道】に進む自民党の宣言なのだ。戦争を煽り立てるのを防止するために「共謀罪」は、シンゾウに適用して欲しい。

▼戦争は、ある日突然始まるのではない。よく見れば、布石はたくさんばらまかれているのだ
。私は芭蕉のこの句が好きだ。【よくみればなずな花咲く垣根かな】。

▼元自衛官の鍛冶俊樹著「戦争の常識」文藝春秋には【水素爆弾は広島型の50倍だ。そこで水素爆弾の使用は無理ということになり、小型核兵器の時代になる】と予測している。

▼【全面核戦争の危機は去ったものの、核兵器の限定仕様の公算はかえって深まった】とも話している。これは今から17年前に書かれたものだ。

▼もはや第3次世界大戦は始まったのかもしれない。デジタル化がその発端のような気がする。ウクライナの善戦は、若いデジタル大臣が活躍しているからだともいわれている。

▼世界はデジタル化で、フェイクにまみれてしまったような気がする。


  アナログの道は戻りがきかない
               三等下

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