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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
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核のゴミ問題は町会の出番だ!

2021年05月19日 21時29分59秒 | えいこう語る

▼北海道寿都町が「核のゴミ」の地下埋設処分場の文献調査に応じた。住民に知らせず、町長と議会が賛成し受け入れを決めたものだ。

▼町の存続にかかわる問題を、トップが決めるのであれば、民主主義国家とは言えない。寿都町はミャンマーの軍事政権のようなものだ。

▼私も函館市町会連合会の役員をしている。【安全・安心なまちづくり】が町会活動の基本なので、寿都の町会連合会が何らかのアクションを起こすことを期待していた。

▼「対話の場」を推進させようとするのはいいが、その人選を決めたのも町長だ。普通は一般公募枠があるがそれを省き、町長が20名を選出した。初会合は会則などを巡り紛糾した。

▼町会連合会からは2名が選ばれたが、町議3名と町会連合会側枠の2名も参加しなかった。町会側の欠席理由は「会員の中には様々な考えがあり、連合会として意見をまとめることは困難」と判断したからだという。

▼問題は【核のゴミ】だ。ゴミ処理は町会の重要な仕事の一つだ?。こういう場面は、町会連合会が最前線に立ち、戦わなければならない。

▼なぜ消極的になったかと言うと、理由は町長選にある。現在5期目の片岡町長は、近年は連続無競争で当選している。こうなれば狭い田舎では、町長批判は出にくくなる。

▼今年11月の町長選、6期目に挑戦するとすでに公言し、対抗場の出現を暗に阻止しようとしている。片岡の対抗馬は外部からでは勝負にならない。地元から出るより選択はない。

▼そうなれば狭い地域では町が分断され、例え対抗馬が勝ったとしても、行政運営には非常に支障をきたす。そう考えれば、圧倒的に片岡が有利なのだ。

▼誘致派の片岡が国を後ろ盾に当選すれば、埋設場の建設は確実になるだろう。政府も別の補助金を用意し、バックアップするからだ。

▼片岡は「地方自治も大事だが、金もうけも大事だ」と発言する現実主義者だ。片岡がいる限り寿都町はミャンマーのような独裁政治になるだろう。

▼ここはやはり町民の最大組織、町会連合会の出番だ。説明会に参加して、その報告を元に町民が地方自治を考える場を作ればいい。

▼地方自治は民主主義の学校という言葉がある。その学校に寿都町をするという、まちづくりを考えたらいいのではないか。

▼寿都町町会連合会こそ「民主主義の学校」たらんとする気概を持ってほしいものだ。核のゴミの地下埋設がそのことを実践する、絶好の機会ではないか。

▼【寿都町 of the people   by the people   for the people 】。

▼北海道を核の“ウンコ”の捨て場にしてはならない。寿都町には武蔵坊弁慶の銅像が立っている。【片岡町長の泣き所】を探し出してほしいものだ。

   立ち上がれ寿都町町会連合会
               三等下

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