▼「アメリカン・フースト」と豪語するトランプ大統領は、世界を驚かす発言が多い。今度は「日米安保条約を破棄する」と、側近との会話で発言したという。今年の流行語大賞は【日米安保破棄】に決定だ!。
▼「G20サミット」で、マスコミ各社はこの発言の真意を大統領に問いただしてほしい。なぜかと言えば、米国による70数年間にわたる占領が終了し、真の主権国家になるからだ!?。
▼という考えは、甘すぎるだろう。なんといっても、相手は世界のペテン師!名前が「トランプ」だからだ。夢にも見なかった、米国からの「安保破棄」。ババを引かれそうなのは、賭け事(外交)の弱いシンゾウだからだ。
▼NATO(北大西洋条約機構)加盟国の防衛負担が少ないと憤慨し、脱退すると脅かしていたトランプだから、「日米安保」も同様に、米軍の駐留負担を全額持てと、シンゾウに話しているのではないか。
▼だが「全額負担」では、さすが、気前のいいシンゾウも命取りになる。そこで私は、あらん限りの「妄想」を屈指し、トランプの真意を探ってみる。
▼辺野古への基地移転問題。いくら日米安保があると言っても、沖縄県民を無視しては、日本国内の世論もいずれ「日米安保」に対し厳しくなるだろう。そうであれば、日本駐留はいずれ困難になる。
▼現在の武器能力では、アジア大陸のすぐ近くに、米軍基地は無くてもいい。むしろ近くにいる方が危険だ。そこでグアムに移動する。移転費用は日本が支払う。米軍も日本にいるよりは心の安らぎを得るだろう。
▼グアムに移っても、日本を守るという名目であれば、グアム駐留の費用は、日本に負担してもらう。「旧・日米安保破棄」から「新・日米安保締結」だ。
▼「日米安保破棄」となれば、日本は軍隊を保持し防衛に努めなければならない。一朝有事には、グアムから馳せ参じた米軍は、その基地を自由に使えるという協定だ。もちろん「地位協定」はそのまま残して置く。
▼つまり【憲法9条の改正】を、米国が認め支援するということだ。米軍全面撤退となれば、日本国民も【憲法改正】に向かうだろうという、トランプの大バクチだ!?。
▼【憲法改正】へ向かうために、日本国民への「ビック・プレゼント」がある。それは【原発廃止】だ。昨年、自動更新した「日米原子力協定」は、一方が中止した場合は、半年以内に解消される。
▼そうなれば、現在日本が保有する「プルトニウム47トン」は、核爆弾の製造ではないかと、世界から危惧される。これを米国が引き取ることになり、核爆弾はいつでも日本に提供できるようにする(超高値で)。
▼9条を改正し、日本が軍隊を保有すれば、武器はすべて米国から輸入するという協定はもちろんだ。これでアベ総理は、歴代総理が誰もなしえなかった偉業を成し遂げ、歴史に燦然と名を残すことになる。
▼こうして、日出る、和を以て貴しとなす国は「トランプとシンゾウの悪党兄弟」!?により、軍隊を持つ「普通(低俗)な国」に成り下がってしまうのだ。これが私の得意な「妄想」なのだ。
▼というのが現実に近ければ、次期参議院選挙で、与党勢力の「3分の2確保」は、絶対阻止しなければならない。再び戦争を繰り返せば、日本は猛烈な攻撃を受け、大海に沈没してしまうに違いないからだ。
▼「日出る国」は、我が国のことだと思っていたが、国民が無能な議員や政党を選べば「日没する国」になるというのを、聖徳太子は予言していたのではないいかと、たった今気が付いたのだ!。
▼「日出る国」とは、国民が選択を間違えれば「日没する国」にもなる。つまり【日本が沈没する】という、太子の予言ではなかったのかと。